「見る観客のカタルシス」若き見知らぬ者たち tomクルーさんの映画レビュー(感想・評価)
見る観客のカタルシス
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色んな意味ですごい作品でした。いつもながら磯村さんの作品にハズレなしです。ただネタバレにはなりますが海外作品ならだいたい最後に犯人捕まってスカッと終わるシナリオだと思いますが本作は最後だけはモヤモヤで不完全燃焼です。死んだ後な友達が店に行ってカウンターで「我が良き友よ」をカラオケで歌うのですが頭良さそうなのに犯行現場に気付かない。弟もまさに頭を投打されて血がポタポタ流れたのにその後にも気付かず掃除してる、指紋とか吸い殻とかいろいろ証拠あるのに。悪徳警官の悪行が明らかにもならずに終わる。あの二つのシーンはモヤモヤするだけで何の意味が?全てが不完全燃焼すぎました。
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