「妄想と現実の区別が・・・」若き見知らぬ者たち りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想と現実の区別が・・・
風間彩人は、亡くなった父の借金を返済するため、認知症の母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いていた。そして、恋人の日向と結婚を望んでいた。総合格闘技の選手となった弟の壮平も、借金返済と介護を担いながら、練習に明け暮れる日々を送っていた。しかし、彩人の親友の大和の結婚祝いのパーティの日、3人の酔っ払いがカラオケ店に来て、閉店だと告げると暴力をふるってきて・・・さてどうなる、という話。
現実と妄想の区別が付きにくく、やたら拳銃で撃ち殺されるシーンが出てくるが、あれは何なんだ?
それと、カラオケ店に彩人の血が残ってたのに誰も気にしないのはおかしくないか?
警官もあんなに無茶苦茶な事するか?
負の連鎖のようなストーリーで光が無いのが悲しかった。
磯村勇斗や岸井ゆきの、染谷将太、霧島れいか、滝藤賢一、など、役者は素晴らしかったのに、脚本?演出?がイマイチだった。
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