劇場公開日 2024年10月11日

「【前半の救いのない展開が、観ていて辛いです。後半の展開にやや救われた気がするが、気になるシーンも幾つかあるし、心理的にキツカッタ作品です。】」若き見知らぬ者たち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5【前半の救いのない展開が、観ていて辛いです。後半の展開にやや救われた気がするが、気になるシーンも幾つかあるし、心理的にキツカッタ作品です。】

2024年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

■死んだ父(豊原功補)の300万の借金を抱え、脳の病気のために行動がオカシイ母(霧島レイカ)の面倒を見るアヤト(磯村勇斗)。
 一方、弟のソウヘイ(福山翔太)は、総合格闘技の世界チャンピオンを狙う日々。
 アヤトは睡眠一時間で工場勤めをしながら、父の遺したスナックを守ろうとし、恋人(岸井ゆきの)や親友(染谷将太)が手助けするも、警察の杜撰すぎる職務質問により、命を落とす。

◆感想

・今作の前半が、観ていて心理的に辛すぎる。又、夢想なのだろうが、前半と後半に一回づつ描かれる拳銃発砲シーンの意図も分かるようで、分かりにくい。

・今作は内山拓也監督のオリジナル脚本のようだ。それは尊重するが、余りにも息苦しい展開が続くと、観ていて疲弊する。

<所謂、兄弟の間の悲惨さと栄光を描こうとしたのだろうが、ソウヘイの栄光も短カットで終わるし、その後の希望ある展開が見えない、と言うか無理がある気がする。
 私は、映画製作者の方々の大変さを想い、出来るだけ見た映画の良い点にフォーカスし、レビューするように心掛けているが、今作は上手く書けなかった。
 何だか、申し訳ない。>

NOBU
トミーさんのコメント
2024年10月29日

共感ありがとうございます。
作り手には何か有るんでしょうが、嫌だな、酷い話・・という気分がほとんどでした。

トミー
グレシャムの法則さんのコメント
2024年10月14日

こんにちは!
うむむ、NOBUさんをもってしても長所が見つからないとは…次回作に期待しましょう!
今日はMLB見てから映画館ですかね。

グレシャムの法則
bionさんのコメント
2024年10月14日

全く同感です。
希望の光があるようで、恋人に介護を押し付けるような都合のいい話になっていて、不快に感じました。

bion