DAUGHTER

劇場公開日:

DAUGHTER

解説

映画、ドラマ、アニメやゲーム音楽など多ジャンルで音楽制作を行う作曲家・菅野祐悟の初監督作。妻を亡くした父と母を亡くした娘の物語を、物理学の概念や荘厳な音楽と映像を交えて描いた。

幼くして母親を亡くした美宙と、死んだ妻の幻影を追い求める物理学者の晴人。交錯する愛情に翻弄される父娘に、さらなる悲劇が突き付けられる。生きること、死ぬこと、愛すること。そんな人生の問いに対してさまよう晴人は、ある答えにたどり着く。

映画「アマルフィ 女神の報酬」容疑者Xの献身」「踊る大捜査THE FINAL」、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」など多くの話題作で音楽を手がけてきた菅野が初めてメガホンをとり、音楽は自らが担当。また、オープニング曲に「SUPERNOVA(超新星)」のKIM SUNGJE(ソンジェ)、エンディング曲をシンガーのKANATSU、挿入曲のチェロに宮田大、クラシックギターに朴葵姫など、一流のミュージシャン、音楽家が参加している。主演は竹中直人と関川ゆか。

2023年製作/53分/G/日本
配給:SAIGATE
劇場公開日:2023年12月15日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
宇咲海里
企画
酒井伸泰
プロデュース
酒井伸泰
エグゼクティブプロデューサー
染谷めぐみ
チーフプロデューサー
吉岡純平
ラインプロデューサー
土屋江里奈
監督補
UBUNA
撮影
Ussiy
ドローン撮影
Ussiy
照明
中島浩一
録音
横田彰文
ヘアメイク
安藤メイ
テクニカルディレクター
曽根真弘
カラーグレーディング
Ussiy
仁宮裕
整音
中島浩一
音響効果
中島浩一
MA
中島浩一
サウンドアドバイザー
岩浪美和
編集
Ussiy
仁宮裕
増本竜馬
音楽
菅野祐悟
レコーディング&ミキシングエンジニア
葛島洋一
オープニング曲
KIM SUNGJE
エンディング曲
KANATSU
挿入曲「ACT」チェロ
宮田大
挿入曲「ACT」ピアノ
ジュリアン・ジェルネ
「Daughter」クラシックギター
朴葵姫
モーションタイポグラフィー
仁宮裕
Bカメラ
福田陽平
助監督
木下遊貴
全てのスタッフ・キャストを見る

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(C)Megu Entertainment

映画レビュー

4.0この60分の映画で何を言いたいのかが微妙。

2024年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年1本目(合計1,093本目/今月(2024年1月度)1本目)。

 さて、今年もよろしくお願いします。

 この作品、なぜかしらここでは大阪市でのみ放映のようですが、特段大阪枠(地元ローカルネタ枠)というわけではなく、ただ単に子が就職で大阪に行くという趣旨の発言が出るだけで大阪の描写が描かれるシーンはありません。

 そうすると60分ほどの映画で(正しくは53分。60分を切る映画は一般に特別料金になることがあるが、そうなってもいないのも厳しい…。大阪ステーションシネマのバグ?)、問題提起自体は一応感じられる(いわゆるひとり親家庭の子の発達と就職進学、親から見たそうした子の見かた等)ものの、短い時間でありながら極端にマニアックな話(量子力学がどうだのという数学物理ネタ)をするのが極端に厳しく、かといって物理映画という解釈も無理で(出てくるのは単語だけで物理的な考察は一切存在せず)、またこの映画は「趣旨的に」考えれば「ギリギリ」高校生の子が見ることが想定できますが(高校2年以上)、その場合、「高校数学ではギリギリ扱うかどうか」という点についての説明が不足しているため大混乱に陥り、何がなんだかわからないまま終わる(かつ、物理がどうだの数学がどうだのといったネタ(ただし、「法律ワード」ならぬ「物理ワード」は出るだけでストーリーには大半関係しない。極論、化学の学者であろうが何だろうが成立しうる)のが極端に厳しいといったところです。

 正直、この映画は短すぎて「解釈自体は容易ではあるが、出てくるワードが極端に変な方向に割り振っていて趣旨を理解しがたい」のではないか…と思えるほどの映画で、こりゃどうなんだろうといったところです。

 採点は以下のようにしています。

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 (減点0.7/量子力学と数学(広義積分)の話が雑に過ぎる)

 高校物理では量子力学はその初歩だけを扱うだけで、数学と表立って関連付けて学習しません(そもそも力学にせよ熱学にせよ数学と結び付けをしない立場。そのため、大学で微積分を学習すると一気にわかるようになるという変わった科目でもある)。

 また、「よくわからない数式」がずらずらっと登場しますが、積分(定積分)において、積分区間に無限大が入るような変わった積分を「広義積分」といいます。
∫ (x^2)dx [x-> 0...+∞] のようなものがそれにあたります。

 しかし、「無限大を代入する」ということはできませんから、上記の例は、以下のように解釈するもので、「その限りにおいて」ギリギリ高校数学の範囲です。つまり、
lim ∫(x^2)dx [x->0...a] as. [a→∞] というように極限の形をとることで「ギリギリ高校数学の範囲」ということは可能なように思えます。

 ですが、このような広義積分は積分の範囲に制限があり、形式的に極限の形に置き換えて形式的に極限操作をした場合と結果が異なったり、理論がそもそも異なる場合があります(または、値が複数存在したり、回答不能という状況も発生する)。

 このような事情があるので高校数学では広義積分は扱いが微妙です(国公立の数学科の2次試験などでは避けられるほか(出題ミスが続出する)、マークシート式など「回答過程を問わない」私立入試ではときどきみますが、その場合、形式的に極限操作で回答が得られるようになっている)。

 なお、これらのことはさらに「積分区間内で定義されない点が存在する」といったパターンも含めて「広義の広義積分」として深く大学で学習する事項です(少なくとも高校数学では扱いが微妙です(大学数学の入り口、程度の扱いでは扱いうるが、扱い如何によりおかしい操作が続出する))。

 (減点0.3/事務管理と無権代理) ※ この論点は0.3固定幅

 緊急事務管理においても(698条)、管理人にあらゆる代理権が与えられているのではなく、管理人が本人の名で何らかの行為を行ってもそれは(本人の追認が得られないなら)構成上無権代理にしかなりません(判例)。

 ※ 救急車を呼ぶシーン。

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yukispica

3.0テーマやストーリー

2023年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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WELOVEMOVIES

0.5とほほ…

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

名優・竹中直人よ、頼むから仕事選んでくれ。

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ひろちゃんのカレシ