「全編暗さMax、方向性誤っててちょいホラ-感ずるわ。BGMが良くないかな。」君の忘れ方 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
全編暗さMax、方向性誤っててちょいホラ-感ずるわ。BGMが良くないかな。
今、噂の坂東龍汰さんをチェックしに劇場へ。
今日は「君の忘れ方」を観ましたよ。
原案:一条真也氏『愛する人を亡くした人へ』
監督:作道雄氏
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森下昴(恋人・美紀を事故で亡くす):坂東龍汰さん
柏原美紀(昴の恋人、交通事故死):西野七瀬さん
森下洋子(昴の母、不慮の事故で夫を亡くす):南果歩さん
牛丸清太郎(心のケア団体):津田寛治さん
池内武彦(ケア団体で出会う):岡田義徳さん
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展開流れは、主人公の昴が 恋人の美紀と出会い、事故死で亡くす。
開始早々で恋人葬儀。説明浅すぎて分けわかんねぇ。
写真切り取ったら そのまま遺影に。何じゃそら。
そこはまぁいい。
そして傷心で岐阜の実家に戻る昴。
実家は母が一人暮らし・・・
実は父も不慮の事故で亡くしてた。
母も自分と同じ思いに?なってる? と思いたいが、実は違った。
夫を死なせ 逃げた犯人を追っていたのである。20年も。
一度 別人を犯人と思い込み追い詰めて周囲に迷惑をかけた経緯が。
そして 今度も・・・
一人ぐらしの母の実家に 同居人カップル二人が居て。
何かがオカシイ。
時々現れる 恋人の幻影??
幻影って言うより 影あるしそのままの存在で出て来る。
台所に現れる姿が 微妙にコワイww
そしてBGMが また嫌な感じで。 ホラ-を感じる。
一度思うと 頭からホラ-が離れない! ツボにハマってしまった。
次は 池内武彦の言動と仕草だ。見えない亡くした彼女が見えるって設定。
岡田さんの絶妙なキモさが際立って キャラが浮きまくる。
色んな面で 怖さしか 感じられん。 ヒぇ~ (;´・ω・)
母役の南果歩さんが 一番シッカリしてて真面に思えたのだが。
実は 同居させた男が夫を死なせた犯人だと思い込んでる。
つまり 家に置いて男の素性を洗おうとした訳ですね。
一番 コワイっす。
しかも 看護婦? 男の体調を救うために注射打ったが
容態が変に・・・悪化。 実は打って無かった。
息子の昴が 必死に母に言う
”母さん、それは父さんが望む事なの?”
咄嗟に我に返る母は正気に戻り、同居の男に正しく注射し病院へ。
ここの場面だけ 良かった所でしょうかね。
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多分、失くした恋人や夫への想いを癒す流れ展開を
組みたかった様なのですが、出来てませんね。
ホラ-感出ちゃってて BGM入れた人に もうちょっとセンスを
求めたい所ですかね。
恋人役の西野さんが 全然活かしきれてないし、
昴役の坂東さんの 顔だけで、良さがもっと引き出さないと
勿体ないかなと 思った作品でした。
観た事を忘れたいかもですw
場内は坂東さん目当ての女子がチラホラ、多かったでしょうか。
気になる方は
劇場へGO。