「カッコよかったから全てオッケー」JAWAN ジャワーン コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
カッコよかったから全てオッケー
汚職に塗れた政治家と企業によって善良な人が消され、息子がその復讐を……というここ10年のインドアクション作品の黄金パターンを踏襲。
『バーフバリ』+『カッティ 刃物と水道管』+『タイガー』シリーズ&『PATHAAN パターン』の、いいとこどりっぽい内容。
やりたかったことは、「キング・カーン」ことシャー・ルク・カーンをいかにカッコよく見せるかに思えた。
カッコよかったから、全てオッケーでは?
自分としては、この映画単体でまとまっていたのが好印象(配給が、part1.、前編なことを隠して公開という作品が、『SALAAR サラール』『ハヌマン』など最近2〜3本あったのに比べて、誠意があるなと)。
音楽や効果音が良いので、音のしっかりした小屋がおすすめ。
それにしても、「インドは海外企業に環境を壊されてる」とか、「宣伝に流されないでちゃんと自分の考えで選挙に投票しよう」みたいなメッセージ性をインド映画に感じることが多いが、流行りになるくらい汚職や汚染が多いのかしらん?
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