サイレントラブのレビュー・感想・評価
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バイオレンス度が高目な純愛映画。 本年度ベスト級。
予告編からは想像出来たかった程、過激なシーンが満載。
思ったのと違ったストーリーだったけど楽しめた作品だった印象。
浜辺美波さん目当て。
彼女が演じる美夏。
音大でピアノを学んでいる中、ある理由で目が見えなくなってしまう。
ある理由で喋れなくなった山田涼介さん演じる蒼。
大学で清掃員として働く中、ある事で美夏と知り合い、それから蒼が美夏を影で支えて行くストーリー。
蒼がかなり仕事をサボって美夏を助ける姿は少し違和感あり(笑)
蒼の仲間やカジノのシーンが意味不明。後からそれらが繋がると予想は出来たけど、それが繋がったシーンには納得。
野村周平さん演じる北村。
カジノで負けが込んで北村と蒼の考えの利害が合致して思わぬ展開に。
蒼が何故そうしたかったのかは理解出来なかった。
本作は「鈴」がポイント。
あらゆるシーンで鳴る鈴が印象的。
ラストの鈴の音に涙が流れる。
北村がクソだと思っていたけど良い人で安心する。
予告編で蒼と美夏のキスシーン。
目が見えない美夏が蒼と同じタイミングで首を傾けるシーンが謎だったけど、納得しました( ´∀`)
ラストシーンは良かったけど…
とにかく浜辺美波ちゃんと言う事で期待感たっぷりでした。この作品に原作があるのかどうかは知らないですが、少しストーリーに無理があるような気がします。ハンデのある二人の出会いから始まるラブストーリーだとは思うのですが、途中の暴力シーンは必要あったのでしょうか?蒼の過去の出来事を振り返るシーンでの描写は分かりますが、途中の展開からの残酷な暴力シーンには何故?と思うばかりです。違う展開の描写でも伝える事は出来たと思うのです。北村くんも少し分かりづらいキャラだなと思いました。ラストシーンに向けては良かったと思ったのですが、二人が再会する場面でのあのダンプカーはどうなんでしょうか?何故止まらないの?少し現実的では無かったかな。でもラストシーン感動したので見て良かったと思いました。
珍妙な展開になるのが低評価になるところの大半の理由。
今年44本目(合計1,136本目/今月(2024年1月度)44本目)。
(ひとつ前の作品は「コット、はじまりの夏」、次の作品は「カムイのうた」)
※ 当方は行政書士の資格持ちかつ、一方で重度身障という立場でもあるので、どちらの観点でも見に行きました。少し辛口のレビューになるかもしれません。
こういった事情がありますので、ストーリーの感想は少な目にして上記の観点(特に重度身障者と刑法とのクロス論点ほか)で見ていきましたので、そのあたりを中心に。
他の方も触れられていた通り、この映画の予告編ほかをみれば、聴覚・視覚に障害を持っている方の恋愛の部分にスポットがあたっているように普通は考えるでしょうし、普通はそう思ってみるのですが、いざ映画館にいってシアターに入ってストーリーが始まると、飛び降りるだの何だのといった不穏当な話が始まったり…という「珍妙な展開」というより、「何を述べたいか一見して理解しがたい」という部分があります。
そして「白杖を振りかざすことによるけがを負わせるトラブル」の描写についても、映画のストーリーのようにしたいのは理解するものの(ストーリー重視というかお話の展開重視というか…)、ここが何とも…と言ったところで(後述)、この映画は「重度身障者などの社会進出」「重度身障者とて何も罰せられないわけではない」(旧刑法等と事情が異なる)という現在の「厳しい意味でのノーマライゼーション」を考えると、うーんきついなぁ…といったところです。
ただ趣旨は理解できるし、上記のように「重度身障者も健常者と同じように民事・刑事上も責任をおうべき」という重いテーマにしたくはなかったのだろうということは推知もできるし、減点幅がやや特殊です。
採点に関しては以下を考慮したものです。
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(減点0.3/映画の予告編からこうしたストーリーになることの予想が難しい)
・ 普通は多少の暴行シーン(ここでいう「暴行」は普通の意味)等はあっても、映画の趣旨からして、重度身障者の社会進出等の論点がメインなのだろうと思いきや、それはあるとしてもヘンテコな展開に飛びまくるのが厳しく、うーんこれどうなんんだろう…といったところです。
とはいっても、1月4週全体をみてもガンダムに極端に吸われる現象は考えにくいし(正直「本命馬」ならぬ「本命映画」が見当たらない)、この映画も「本命」に来そうなところ、ちょっと残念なところです。
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(減点なし/参考/重度身障者と民事・刑事の責任の負い方(白杖関係))
・ 刑法上、現在でも有効なのが「心神耗弱などのケース」です。逆にこれら以外の規定は重度身障者等も社会に進出することが当たり前になった今日(こんにち)においては「保護的に」(換言すれば、おせっかいかもしれないが、当事者を守るという観点から)置かれていたものは削除されています(昔は聴覚・視覚障害をお持ちの方の減免規定があった)。
ところでこの映画のトラブルシーンとなる「白杖に関すること」でいえば、民法上は不法行為を構成するとしても、当然民事にしろ刑事にしろ全体を考慮して判断されますから、映画のような状況では民事上責任を負わない(あるいは負うとしてもきわめて少額になる)か、刑事上も考慮される(不起訴処分は一切の事情を考慮してなされるもの)です。そしてそれでも起訴されれば、新聞・ニュース報道等をみて「誰それさんを守る会」等が結成されるということになります(これは重度身障に限らない話。加害者の責任が形式的にあっても、被害者側の責任が強く非難されるなら加害者だけを罰するというのは社会通念上妥当ではない)。
そうであればそのように争えばよいだけで、最終最後は裁判官が決めることではありますが、重度身障等であること「のみ」をもってかなり考慮されるわけではなく(多少は考慮されましょうが)、どちらも「全体として本人がどの程度の責任を負うべき事案なのか」ということにになります。換言すれば、「重度身障だからといって守られる時代」ではもうないのです(こうした保護規定は心神耗弱等の一部の政策的なものに残っているだけ)。
こうした点からのアプローチがないので、「かばいあいをしても仕方がない」し、「重度身障であっても民事・刑事上の責任は等しく負うべき(裁判には応じるべき)」という観点ぬけぬけになっているのが、何だかなぁ…といったところです。
令和版ウエスト・サイド・ストーリー
人の愛おしさ、愚かさが音楽と融合し良く描かれていたように思う。
心を閉ざしている様を表現したかったのかもしれないけど美夏のセリフがずっと単調で蒼が喋らない分視聴側としてはちょっときつい。監督の注文のようだけどやや過剰。
あとグロめのシーンが唐突に感じるのも厳しい…あれは必要なのかな?
ところどころ展開の雑さは否めないが心にずっしりくる映画を観たという満足感で星3.5
いい意味で裏切られる映画
公開前に山田さんが「静と動の差が激しくて驚くと思う。人の美しさと醜さを内田監督が素晴らしい形で表現してくれた。」と言うような内容をおっしゃっていましたが、本当に驚きました。静のシーンは、蒼の真っ直ぐに静かに美夏を愛して支える姿に胸を打たれて、動の部分は思わず目を背けたくなるような醜いけど切ないシーンでした。ラストシーンもとても美しく大満足です。また観に行きます。
最初3分程の不味さが、その後の120分を物語っていて残念に思う。
今日はね、久しぶりにロビ-にメッチャ20代~30代位の若い子が多かったんよ。
これ この映画の客なんかな~と期待してたが、同時刻上映の機動戦士ガンダムSEED FREEDOMへ ド-んとご入場でしたわ。ハハハ。
残りの方々が 「サイレントラブ」へ・・・笑うしかない。
入場プレゼントでカレンダカ-ド?貰ったわ。
最初の3分の場面観て勝負あったなと思ったな。この映画。
演出の不味さ、脚本のボロが見えたね。
あとずっと最後まで引きずっていく感じしたな。
(MC)
沢田蒼 役:山田涼介サン(主男 声が出ない、清掃員)
甚内美夏 役:浜辺美波サン(主女 見えない ピアニストの卵 金持ち)
北村優真 役:野村周平サン(ギャンブル 上手いピアニスト)
出だし、音大の清掃員の沢田が屋上設置の看板をペンキ塗ってる。その屋上へ甚内が急にドア開けて出てきて、手探りで屋上柵を伝わり乗り越えて飛び降りしようとするのだ。
それを見つけ制止しようとして引き戻す沢田。
ココの展開。なんか変。
声出ない沢田が必死に彼女を制止し引き下ろすのだが、早い。初対面なのにその制止ぶりが自殺を見極めすぎている。それに甚内だが交通事故で目が見えない事を苦に自殺??
全然悩んでいるようには見えないな。
飛び降りすると言う一点の行動のみを起こそうとしていて、また誰かに引き留めて貰おうとばかりの演技に見える。
そして直後に母親、付き人等がやって来て彼女を介抱。ありえん。
バカバカしい物語の始まりを予期させてしまって要るのを感じた。
その後 案の定、大馬鹿野郎の恋愛事に ネコまっしぐらwじゃないかぁ。
コレじゃあ ガンダムに負けてもなんも言えねぇぞ。
折角のヒロイン美波ちゃんなのに。なんやねんの思い。
途中、お金払って北村ピアニストに自分の代わりでピアノ弾かせたり、
車で3人デ-トしたり、絶対男ふたりの見分け付いてるやろ~をヒタ隠す美波ちゃん。
汗臭い貧乏男と、金持ちピアニスト。匂いと手とガタイの大きさで分かるはず。
分からなきゃ、甚内はきっと蓄膿症決定だよ!
そもそも何で彼女には指先でyes/no合図会話で、彼にはスマホ音声会話なんだよ。最初からスマホ音声会話できるじゃないか。時代がスマホ無い時で筆談のみなら理解できるけども。
書いてる内容をスクリ-ンにテロップ入れる表現で行けるでしょ?違うかな。
そんなこんなで、変な勘違いで暴力事件に巻き込まれ、見えない甚内が思いっきり振り下ろした杖(⇒知らない間に何故か鉄パイプに)が北村の脳天を直撃で不運な事故に。コレはヤヴァイと沢田が身代わり犯人に。
なんか 可笑しな展開が続きやがて 北村も元気になり、甚内も目が見えて、沢田は刑務所へ。そして人知れず出所。
2年ほどの時間を経て、最後は甚内が工事現場で働く沢田を探し見つけてメデタシゴ-ルイン。 ラストは 泥の水たまり上にて二人ブチュッとキス。
ハイ 終わりで~すのエンディング。誰がこんなん観たいのよ。
工事現場の場面 おかしくない??ダンプもさ- 変に出てきすぎだよ。
ラスト展開が小走りになっててコミカル感出ちゃってるよ。それでキスされてもね~。
イケてる雰囲気が出てないなと思うんだよな~。そこが残念かな。
でも美波ちゃんだけ可愛かったな。次作も応援してるよ。頑張ってチョ~だい!
気になる方は 劇場へ!
美しい愛
ハンデあるラブストーリーってちょっと苦手なんですが、この作品は変ないやらしさが感じずすんなり入ってきました。また三角関係も面白くした。なんだか野村周平役が切なくて彼にも幸せを祈りながら観てました。
ラストは美しかったけど、もう少し観たかったな。
えぐいシーンいらない
お互いハンディーを抱えながらも乗り越えて愛し合う純粋なラブストーリーかと思ってキュンキュンしたくて、観にいきましたが、大変残念です。ストーリーがイマイチ。えぐいシーンがあり気持ち悪い。ああいう展開にする必要があるのでしょうか?疑問湧きます。イケメンで爽やかな山田涼介さんには、もっとキラキラした作品を演じてもらいたいです。可愛らしい浜辺美波さんもそうです。終始冴えない表情の役柄でもったいない。キラキラ系が似合ううちは躊躇わないで選んでほしいです。
あっという間に見れました。
浜辺美波はひたすら可愛いし山田くんもひたすらかっこいいし、もうそれだけで作品として成り立ってるのではないかって感じですがw
それじゃ、映画レビューにはならないのでちゃんと見て感じたことを書きますね!
予告編からのイメージにあったいわゆる純愛もので、たしかに純愛ものだけどそれぞれが繋がっていく途中の過程というかその辺には純愛だけではない要素も詰まっていて、なんとなく裏テーマに金持ちと貧乏ってとこにも何か伝えたいテーマとかあんのかな?と思ったり。
あとは終盤の展開へ繋げるため必要だったのでしょうが急なヤンキー映画的な半グレバトル展開にはびっくりしましたw(余談ですが、拉致に来た半グレの動きに不自然さというかなんか動き下手くそだなと思いましたが)
しかも拉致られてある程度やられて普通はトドメをやられる寸前でヒーロー参上なのがベタですがしっかりがっつりやられるグロシーンもあり、その後の物語の結末に大いにつながる展開も、あ!そうきたかと思わせるもので、いろんな要素が詰まると昨年の隣人Xみたいに「結局何がやりたいの?」ってなりがちですが
この作品はそういう感じもなく、あくまでベタな部分はベタに、よくありがちな感じに仕上げながらもしっかり合間合間に捻りを入れていたので最後まで飽きずにあっという間に見れました。
浜辺美波は正直、浜辺美波にしか見えませんでしたが可愛いので全然いいです!w
山田くんは難しい役どころをしっかり演じていましたし、野村周平はいつものクズ役かと思いきやただのクズではないなんだか憎めない、とても良かったと思います。隣人Xも作品自体はクソでしたが野村周平のなんだか憎めない感じの良いやつ風がキャラがよかった。
でもやはり野村周平はクズ役が好きですね!触んな、汚れるだろ!って「あーこれこれ!」って彼のイメージそのままの登場シーンは良かった。その後、実はなかなか良いやつなんだと思いきやいきなりキスしたのはだんだん好きになってたのか?まああんだけ可愛いんだからそりゃキスしたくなるのも無理ありませんが。
あとは吉村界人さんも良かったです。
彼はもう少し若い頃にドラマで演技を見てた際に、最近よく見かける俳優だけどなんだか演技が上手くないなって思ってましたが、最近は良い演技をする俳優になってきましたね。昨年のGメンのクズヤンキー役とは違った、熱い男を演じていました。
あと、古田新太の予告編ではいいセリフに聞こえた感じのシーンは全然そういう感じじゃなかったのがなんか少し笑えました。
とにかく切ない純愛ものだけど、そこにいろんな要素が詰まってて、楽しめた作品だったと思います。
キャラクターの魅力が薄い
残念ながら都合の良い不自然な展開が目立つのが気になり、脚本のバランスの悪さを感じてしまいました。なんか邦画の悪いところが出ちゃったかな、という感じ。
主人公の前半の行動にも共感できませんでした。自分で練習して上手くなるほうが良いと思いました。
繊細さと暴力の2面性
ヒロインは事故で目が見えなくなる。ピアニストを目指す音大生だったが、自暴自棄になり飛び降り自殺を図るが、声が出せない清掃員の男性に助けられる。彼には夢がない。だから、彼女に夢を諦めてほしくない。その一心で不器用にサポートし、徐々に近づいていく二人は良かった。
しかし、後半のピアノ講師が違法カジノ業者に受ける残酷な暴力描写がエグくて、直視出来なかった。そのほか、清掃員とピアノ講師が入れ替わっても、汗の匂いやゴミの匂いで目が見えなくても、彼女にはすぐ分かるのではないかと思う。
全体的に嗅覚の表現がないところが不自然だった。
心を癒す純愛映画だよ
心が疲れた人に最後まで観て欲しい。
そんな純愛映画だよ。
赤い糸で繋がってるような、
目は見えなくても、お互いの心は惹かれ
あってる。まるで一枚の美しい絵のよう。
それにしてもお澄まししてる美波ちゃんは
マジで綺麗だよね。ため息が出ちゃう。
BE QUIET
えぇ、、なんで「君と世界が終わる日に」より遥かに評価低いの...。自分が感性終わってる...?世間と意見合わなさすぎてビックリなんですけど。内田英治監督の作品って、結構当たりハズレ激しめで、脚本の完成度にバラつきがあるんだけど、今回はかなり丁寧に練られていていい映画だったと...そう思った。
まぁ、確かにツッコミどころはあった。日本のこの手の映画ではありがちだが、警官の動きが非常に都合がよく、リアリティが無い。「おまえの罪を自白しろ」より全然マシだけど。鍵の管理は酷いし、老朽化とはいえ思いっきり引いたら開くドアもヤバい。闇社会のシステムや親友なんかも色々と粗がある。だけど、そんなツッコミどころがそれほど気にならないくらい、演出が優れていた。うん、間違ってないはず。
内田英治監督の作品はどれもこれも、映像と音楽のマッチが完璧で、「いい映画を見てるな、今」とすごく思える。しかも本作の音楽を手がけたのは久石譲。予告の段階で内田英治×久石譲は間違いないでしょと期待していたんだけど、その読みはバッチリ。情報量の少ない作品の中で響く、美しい音色が胸にグッと刺さった。サイレントラブというタイトルなのに、ピアノを用いる脚本を考えた監督は流石だし、どこか寂しさが感じられる作風にピッタリの楽曲を作り上げた久石譲には頭が上がらない。
浜辺美波と山田涼介の演技力は言うまでもない。今にも崩れ落ちそうな表情が抜群に上手い浜辺美波。劇中、過去パート以外口を開くことは無いのに、恋をすること生きることの葛藤がひと目でわかる、恐ろしいほどの顔の演技を見せてくれた山田涼介。やっぱり最高だった。個人的には野村周平の役回りがすごく好きだった。「帝一の國」ぶりにいい役に巡り会えた気がする。あと、古田新太も超いい。おっさん、かっけぇぞ。日本映画特有のお涙頂戴的な展開でもなく、優しく静かに幕を閉じる。こういう、恋愛し過ぎていない恋愛映画、愛おしいな。評価はかなり良くないけど誰でも楽しめる、人間ドラマとして映像作品として上品な作品でした。
しかしながら、サイレントラブなのに、ノンサイレントな劇場。後ろに座る、女子大学生と思われる2人組は劇中永遠とひそひそ喋り続ける。喋るのは映画が終わったあとでいいんじゃない?その上、飲食物持ち込みしてるし、携帯のバイブは鳴り止まない。まだ映画館は早かったかな。そんなにマナーフル無視するようなら、Netflixの配信を待って家で見てください。家ならいくらでも喋ってください。あんたらなんか、映画館側から願い下げじゃ。
声が聞きたいんじゃ〜
声帯が潰れても「あっ」とか「うっ」とか息づかいはせめて聞こえるよね?
しかもバタフライナイフ腹にひと刺しですぐに警官駆けつけてるのに死ぬか?
逆に喉に深々刺さったら出血で息吸えないわ!
って突っ込むのは置いといて…
山田くん頑張ってるのはよくわかる作品です。
当たり外れの大きい?彼にしては当たり寄りかな(笑)
野村くんは良い人なんだけどゲスい感出すのホント上手いよね。
美波ちゃんは残念ながらイキイキした浜辺美波が全く消されてるのが残念。
イキイキしてる感のカケラもありません。
これじゃ浜辺美波でなくても良かった。
逆に何故彼女の良いところを消してまで持って来たのか?
どっかからのブッシュ?
キャスティングって大事だよねー。
切なく美しいラブストーリー
北村(野村周平)が蒼(山田涼介)と美夏(浜辺美波)との関わりの中、変化していく姿に蒼と美夏の純愛をより感じることが出来た。北村の役がストーリーの中でいい味を出していた。アイドルである山田涼介が初のラブストーリーの映画でアイドルらしからぬ浅黒い顔、衣装、での体当たりの演技は素晴らしかった。逃れられない過去を持ちながら釣り合うことの無い美夏への思いを セリフ無しで演じていただけに山田涼介の演技力の高さを知った。浜辺美波の美しさ、二人の間に流れていくピアノの調べ。とても美しく切ない映画であった。
暴力やアクションは必要だったのか?
中盤までの、成りすましによって生じる三角関係の展開は、「シラノ・ド・ベルジュラック」のような切なさも感じられて、それなりに引き込まれる。
だが、物語が、拉致やらリンチやらの血生臭いトーンに転調するに至り、こうした暴力やアクションは本当に必要だったのか?という疑問が生じてくる。
しかも、わざわざ主人公が罪を被らなくても、過失とか、緊急避難とかで、ヒロインが大きな罪に問われることはないのではないか?という、より大きな疑問も湧き上がってくるのである。
恋人たちに大きな試練を科すためなのかもしれないが、こうした納得のいかない展開には、どうしても「あざとさ」を感じざるを得ない。
気が強くて性格の悪そうなヒロインにしても、悪い奴なのか良い人なのかよく分からない恋敵にしても、やたらと卑屈すぎる主人公にしても、どのキャラクターにも魅力が感じられず、感情移入ができないのは残念としか言いようがない。
「ビアノを弾く人はみんな裕福」といったステレオタイプなイメージにも辟易させられる。
何よりも、主人公とヒロインが、相手に対して抱く「同情(夢を叶えてやりたい)」とか「感謝(いつも助けてくれた)」といった気持ちが、どのようにして「恋愛」に発展したのかが実感できないのは、ラブストーリーとして致命的ではないだろうか?
すれ違う2人の悲恋が、まったく胸に響いてこないのも、ラストの美しいキスシーンが、あまりにも唐突で空虚に感じられるのも、そのためだろう。
いつも傍にいるから。
過去に負った傷で話せない蒼(山田涼介)と不慮の事故で視力を失った美夏(浜辺美波)の話。
校舎の屋上でペンキ塗りをしてた蒼、そこへおぼつかない歩きで屋上へやってきた美夏、屋上の手すりから身投げしようとする美夏を止めた蒼、そこで出会った二人のストーリー…その場に美夏が落としていった鈴…。
屋上からの出会い…街中でみかけた美夏、校舎内にある使われてないピアノが置いてある教室でピアノを弾く、歩く先を塞ぐ人の誘導など、優しく見守る蒼の優しさに涙。二人で一緒にいる描写を観てるだけで何か涙出てきた。
「LOVE」、愛の形は色々あるけれど、一緒にデートや体を重ねる事だけが愛ではなく、彼女の為に少し離れた処から見守る蒼の「Silent Love」、ちょっと不器用で喋れない蒼だったけど素敵なストーリーでした。
本作の世界観、雰囲気よかった。
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