「日持ちする虫」サイレントラブ ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
日持ちする虫
2024年劇場鑑賞21本目。
上映前舞台挨拶中継付。やっぱりネタバレできないのでふわふわしたトークで、最終的にタイでの舞台挨拶に行くときお留守番組が日持ちする虫買ってきてというどうでもいい話に。トークとしては面白かったけど映画の話しなさいよ。上映前にしか舞台挨拶中継しない映画、センスないので微妙説。でも浜辺美波が出ていて、この設定でしょ?この映画は例外になりそうだけど・・・。
だめでした。事故で見えなくなったけどそのうち見えるようになるらしい美人ピアニストと、のどに傷があるので、多分それが原因で喋れない清掃員が出会う、という話なのですが、相手が目が見えないので筆談ができない、それは分かるのですが、今の時代スマホの音声読み上げソフトがあるじゃないですか。実際スマホを取り出すのですが、彼女から手の甲を一回叩いたらはい、二回でいいえ、という提案を受けてそのままずっとそれでいくのがよく分からないし、後半の展開でヒロインが困るばかりでちょっと行動すれば全部ひっくり返るのにそれをしないのも意味不明でした。多分後半の展開を最初に思いついて、そこから逆算して話を作った感じで、そのそもそもに説得力がないので微妙な感じに仕上がってしまいました。
男性二人がヒロインを好きになる理由も「顔が浜辺美波だから」以外に見当たらず、そこもイマイチでしたね。
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