11×14

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11×14

解説

1970年代初頭から個人制作による唯一無二のスタイルで映画作品やインスタレーションなどを手がけるアメリカの実験映画作家ジェームズ・ベニングが1976年に発表した長編第1作。

タイトルの「11×14」は印画紙の寸法で、ベニング監督が本作の前に手がけた短編「8 1/2×11」(タイプ用紙の寸法)の発展形として制作。ベニング監督が生まれ育ったウィスコンシン州ミルウォーキーや、イリノイ州シカゴの町とその郊外、高架鉄道や高速道路といった66の風景を固定撮影で映し出していく。同じ人物が別の場面に数度にわたって登場することから、そこにある種の物語を読み取ることもできる。

挿入曲としてボブ・ディランの「ブラック・ダイアモンド湾」を使用。特集上映「ジェイムズ・ベニング2023 アメリカ/時間/風景」(23年10月7〜13日、シアター・イメージフォーラム)上映作品。

1976年製作/80分/アメリカ・カナダ合作
原題または英題:11 x 14
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年10月7日

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