劇場公開日 2024年5月10日

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「坂本龍一ファン向け」Ryuichi Sakamoto | Opus りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0坂本龍一ファン向け

2024年7月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

22年9月、亡くなる約半年前に東京のNHK509スタジオで坂本龍一のソロコンサートが行われ、映像におさまった。闘病生活を続けていた坂本がヤマハのグランドピアノだけで演奏し、代表作のMerry Christmas Mr. Lawrence、YMO時代のTong Pooなど、自ら選曲した20曲で構成されたモノクロ映像の作品。

ピアノの白鍵と黒鍵、坂本の白い髪と黒い衣装、ピアノの黒と照明の白、など、水墨画のような白と黒の映像美に惹かれた。
手を見るとシワが多く、病気の影響でやつれてるのは明白。
それも有ってか、比較的スローな曲が多かった気がする。
よって、ファンじゃなかったら、暗くてスローな曲が多く退屈だったかもしれない。自分はそう感じた。
本作は、坂本龍一ファン向けだと思った。

りあの