「現代史の複雑怪奇。」地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録 comeyさんの映画レビュー(感想・評価)
現代史の複雑怪奇。
スパイ小説で名を成したジョン・ル・カレの自伝『地下道の鳩』を下敷きに、ドキュメンタリー映画の重鎮エロール・モリスがインタビューする。ストレートなつくりですが、ル・カレの複雑な人となりを表現すべくモリスは種々工夫を凝らしていて、意外に面白いのでは。いまはドキュメンタリー映画でもこれくらいはやらないと誰も見てくれない、という基準のひとつを示している。
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スパイ小説で名を成したジョン・ル・カレの自伝『地下道の鳩』を下敷きに、ドキュメンタリー映画の重鎮エロール・モリスがインタビューする。ストレートなつくりですが、ル・カレの複雑な人となりを表現すべくモリスは種々工夫を凝らしていて、意外に面白いのでは。いまはドキュメンタリー映画でもこれくらいはやらないと誰も見てくれない、という基準のひとつを示している。