首都大地震のレビュー・感想・評価
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とっとと大統領を助け出せ・・
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なにしろ、B級映画の老舗アサイラムの地震パニック映画だから期待は禁物、例によって予算が無いから地震のシーンは控えめ、脚本・監督のジェフ・ミードさんはスタントマンとしても鳴らした武闘家なので悪党どもを絡めたアクション、サスペンス調で尺を稼ぐ手法でした。
ワシントンを襲った首都直下地震でホワイトハウスは半壊、大統領と副大統領の安否が不明で議会の長が暫定代行の任に着く・・。
主人公は地震学者のキャサリンとCIAのランスのラブラブカップル、ロマンスを絡めるのは尺稼ぎと女性ファン向けの常套手段ですね。
どうやら大統領は閉じ込められてはいるが無事の様子、ランスの使命は大統領の救助だが遅々として進まぬ、助っ人として現れた民兵がこれまた胡散臭い。
キャサリンの使命は地震動の分散・潤滑理論とかの独自の理論でホワイトハウスの揺れ、全壊を防ぐこと、地面に10mの穴を空け水を入れるという、たった10mでは効かないのは素人の私にも想像できるがまあ、地震学者としての話の盛り上げ策だからしょうがあるまいと思っていたら地下鉄にポトマック川の水を流し込む作戦に変更、果たして揺れは止められるのか・・。
穴を掘る重機が調達できるなら瓦礫をどけるシャベルカーくらい使って欲しい、それに壊れた建物からの救助に専門家でなく何故CIAなのか疑問だったし、いったい、いつになったら、大統領を助け出せるのかヤキモキするが終盤になって、なんと議長の陰謀論まで絡めて、やっとランスを元軍人のCIAにした意味が分かりました。まあ、アサイラムらしい作品でした。
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