藍反射

劇場公開日:2026年3月6日

解説・あらすじ

26歳で難治性不妊症と診断された経験を持つ気象キャスターの千種ゆり子が企画・プロデュースを務め、20代の未婚女性の不妊治療を題材に描いたドラマ。「愛のくだらない」の野本梢が監督・脚本を手がけ、突然の診断に直面した主人公が身体の悩みを誰にも相談できないまま周囲との関係に悩み、さまざまな人々との出会いを通して自分を見つめなおしていく姿を描き出す。

25歳の深山はるかは、恋人との結婚を夢見ながら、仕事やボランティアに奔走する日々を過ごしていた。ある日、同窓会で再会した友人が不妊治療中であることを知りショックを受けた彼女は、勧められるまま婦人科を受診する。男性ホルモンが多いと診断されるも対症療法的にやり過ごしてしまった彼女は、不調を抱えながら迎えた大切な日に、大量の出血に見舞われる。これまで持ち前の行動力で他者のために奔走してきたが、自身の悩みは誰にも共有することができない。そんな折、はるかは薬局で万引きを疑われている中学生・優佳里と出会う。

「溶ける」の道田里羽が主人公・はるか、「ジオラマボーイ・パノラマガール」の滝澤エリカが中学生・優佳里を演じた。

2025年製作/103分/日本
配給:キノパトス
劇場公開日:2026年3月6日

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映画レビュー

3.5 誰かの悩みや苦しみに気づき、寄り添い合う

2026年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

女性の身体にまつわる悩みや苦しみを描いた物語である。その意味で、異性の私が身をもって症状を実感したり共感することには限界があるかもしれない。しかし、本作を人から人へ注がれる”まなざしの映画”として捉える時、誰かが抱える痛みを見つめ、必要な時にそっと寄り添い合う、そんな社会のあり方を照らし出そうとするヴィジョンを感じた。とりわけ本作では、世代や性格の違う二人の女性にスポットが当たる。その眼差しが交錯せぬまま平行線を辿る可能性だってあったはず。でも主人公は「おや?」という意識を起動させ、自然体でスッと足を踏み出す。きっと自らも悩みや苦しみを抱える人間だからこそ、他者の痛みを敏感に察知し、思いやることができるのだろう。人は孤独な強者である必要はない。支える人、理解してくれる人が一人いるだけで、または差し伸べられた手を握り返すことで、生きるのが少し楽になる。胸に光の瞬きが広がっていくような一作だ。

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牛津厚信

4.0 大抵のことは何とかなるって思ってた

2026年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

20代の女性の不妊治療をテーマに描くヒューマンドラマ。病気を抱えながらも悩みを誰にも打ち明けられずにいた女性が、さまざまな人々との出会いを通して自分を見つめ直していく。

生命体として、男性は女性には敵わないことを痛感します。女性であれ男性であれ、相手のことをもっと気づかえる、大切な話を聞くことができるようになりたいですね。
センシティブなテーマですが、観てよかったと思わせる映画です。性別や年代に関わらず是非観てほしいです。

主人公はるか役の #道田里羽 さんの声がとても素敵でした。もちろん演技も。

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tnk_san