熱のあとにのレビュー・感想・評価
全42件中、1~20件目を表示
ボソボソ喋る
愛憎のもつれで男を殺してしまった女が、6年後に理解ある別の男と結婚して穏やかな生活を送れるかと思いきや、というキツめの作品です。橋本愛さん、仲野大賀さん主演と言うだけで期待が膨らみます。しかし・・
それは登場人物の個性であり内面の表象だから仕方ないかも知れないのですが、「ボソボソ喋る」という日本映画特有の(?)僕の大嫌いな建付けに苛立ちが終始抑えられず、作品の入り口をすら通る事ができませんでした。やっぱりダメだ。録音・整音の問題なの?
ま キライだが
いつもの映画館で
仲野太賀の立ち位置がいかにもな感じで面白そうだと思ったのと
最近観る映画によく出ている木竜麻生がよさそうだった
結論としてはオラには合わなかったな
セリフがところどころ聞きづらく
すーっと話が流れない
仲野が傷を抱えた主人公をやさしく包み
都会から離れた恵まれた自然の中で癒されて自分を取り戻す
っていうのが王道だろうしオラの好みなのだが
全くそんなことにはならない
むしろ仲野がどんどん侵食される
いわゆる普通人とそうではない人
仲野と赤いマフラー女子があのままほのぼのと結びつけば
ちと溜飲は下がるがそれを許さない
プラネタリウムとかラストの交差点のシーン
生理的に嫌な感じになった
子どもが注意するとか泣き出すとかクラクションの音とか
監督とか脚本家の狙い通りなのかも
普通の人はこういうの嫌いでしょ
ここに至っての伏線回収オラには理解不能
木竜麻生とかホストの行動原理も理解できないし
コドモが歌うキラキラ星の意味もつかみ損ねた
後からじわじわあれこれと解釈するような種類かも
実際鑑賞翌日まで引っ張っている
他の人のレビューが読みたくなる一作だ
こういう経験もたまにはいいだろう
ま キライだが
『台風クラブ』以来のわけのわからない笑えない茶番劇
2024年映画鑑賞30作品目
4月27日(土)フォーラム仙台
リピート割引1200円
山本英監督作品初鑑賞
イ・ナウォン脚本作品初鑑賞
粗筋なんてあってないようなもの
嫌韓ではないが客観的に言っても脚本が酷すぎる
ホストにハマって貢いで破滅した女の再生?
りりちゃんなら共感できるかな?
映画に共感を求めがちの人にとっては地獄
橋本愛や仲野太賀のファンで彼らの芝居を楽しみたい人にはお勧めかな
懺悔室での橋本愛が特に良かった
映画館で鑑賞中のお喋りは厳禁だがプラネタリウムはセーフなのか
橋本愛の長台詞に幼女のツッコミ
終わると何事もなく退席する観客と沙苗を抱きつく望月は印象的
木野花が初登場したときの台詞無しの長めの間に吹き出してしまった
いつまでも成長しない同じことの繰り返しのネット民みたいにコーヒーは吹かないけどね
教会で登場した4人のおばさんのコーラスだが口があまり開いてなかった
ああいうのはくどいくらいの表現力で歌うもんじゃないのか
女性4人コーラスといえばLA DIVAを思い出すがそれに比べるとあれはあまりにも酷すぎた絵的にも
結局ライフルに撃たれて死ぬんじゃないのかよ
ナイフで刺されて死んだんじゃないのかよ
人ってなかなか死なないもんんだよ
交差点で右折せず停車したまま車内で60秒見つめ合う沙苗と健太
こんなラストシーンを他の映画作品かテレビドラマで観たような既視感があるがそれがなんなのかタイトルがどうしても思い出せない
配役
ホストの望月に対する殺害未遂で服役し出所したばかりの園田沙苗に橋本愛
沙苗とお見合い結婚した林業の小泉健太に仲野太賀
ホストの望月の妻の足立よしこに木竜麻生
よしこの息子に森田湊斗
沙苗の母の園田多美子に坂井真紀
沙苗のカウンセラーの藤井圭子に木野花
健太の同僚で赤いマフラーを編んでいる宇佐見美紀に鳴海唯
健太の同僚の佐々本宝
健太の三枚目の友人にアベラヒデノブ
健太の男前の友人に松澤匠
健太の眼鏡をかけた友人に望月めいり
居酒屋で夫が社会主義だと愚痴る居酒屋の客に田中佐季
沙苗に殺されかけたホストの望月隼人に水上恒司
新宿の新人ホストで望月と同様に金髪の詩音に楽駆
橋本愛と大賀
《桐島、部活やめるってよ》のときは、橋本愛は最初から選ばれていて大賀はワークショップから。
役柄もバリバリ一軍女子で重要な役割を担う橋本愛に対して、大賀はバレー部の補欠。
その二人が主演で並ぶというところに、ここまでの二人の軌跡を感じてしみじみしたな。
そしてそんなことを思っていたら映画が終わったな。
なんか「そうなんだ」以上の感想が出づらい。
大賀のことを好きな職場の女の子が現れるけど、登場に無理あるよね。
細かく感情を描いていくこの感じは原作小説があるのかなと思ったら、オリジナルなんだね。
オリジナル脚本でこの作品をつくったのはすごいと思うよ。
サイドブレーキをぐっと引くラストは好きでした。
橋本愛はここに留まって生きていくんだね。
渋滞が続くからサイドブレーキは解除しようね。
話の展開が読めないし、なぜこんな行動するのか分からない。
ホストに貢いで、風俗嬢にまでなって、愛しすぎた男に対して殺人未遂を起こした女性が、6年後にお見合いで知り合い、結婚するものの、途中でホストの元夫が目の前に現れ、幸せだった夫婦が少しずつ破滅に向かう。
どの人物にも共感できず、愛とは・・・みたいな持論が多いのも、共感できなかった要因だったかも。
・刑務所から出てきてカウンセリングしている人と結婚しようとした理由
・足立さんがわざわざ田舎に引っ越してきたのはさなえと対峙するためなのか
・健太はいきなり登場した女性(職場の人!?)になぜ刺されるのか
あと、精神疾患を患うときによく持論を展開するのは耳にすることだが、それをずっと見ていて、こちらまで愛ってなんなんだ!?と影響受けてしまいそうになる。
仲野太賀は個人的に好きな俳優さんだし、ポスターを見るといろいろあったけど田舎でひっそり愛をはぐくむような内容かと思ったのでちょっと残念感。
大分乱暴でしたが
軟着陸出来た感。個人的には太賀くんが刺されて終わりで良かった。プラネタリウムの明かりじゃ原稿は読めん、シラノみたいに覚えてるの?
あと心療医と教会を茶化した感じは好きでした。
橋本愛さんの取扱、どの作品も作り手が美女を捻くり回そうという意図しか見えない。正直、不幸な人と思う。
愛は全部同じ?
橋本愛の新たな魅力発見と流石の仲野太賀の安定感で
俳優の演技はすごく良かったと思います。
愛について考えさせられる内容ですし、
劇中のキャラクターもそれぞれ考えて動いているの
ですが、どのキャラクターとも共感できなかったので、
感情移入もできず、没入感は私にはない作品でした。
ラストは、あーそれが伏線だったのかとは思いましたが
かなり無理があるんじゃないかと感じた次第です。
展開が読みづらいという意味では
面白かったですね。
謎が多すぎて訳が解らなかった邦画。 本年度ベスト級。
木竜麻生さんや仲野太賀さんなどお気に入りの役者さん目当てで鑑賞。
出だしから意味不明(笑)
沙苗が階段をかけ降りて血塗れになったホストの隼人の所に行くシーン。あれは何だったの?
タバコを吸うだけでスプリンクラーが発動するの?
出だしから良く解らない(笑)
健太と沙苗は何故結婚したの?
健太は何故いきなり会社の同僚とキスしたの?
何故健太は同僚の女の子と死のうと思ったのか?
意味不明な感じで展開するストーリーについて行けず。
迷惑行為も散見(笑)
勝手にボートに乗って何でオールを投げ捨てるのか?
プラレタリウムを鑑賞中に何故お喋りしているのか?
交差点の真ん中で何故車を止めるのか?
自分には全く意味不明で謎だらけの映画でした。
木竜麻生さんや仲野太賀さんに加え
橋本愛さんの演技はとても良かった!
ホスト役は水上恒司さんだったけど、全く解りませんでした( ´∀`)
一般的にいう、地雷系。
推しのホストを刺した過去を持つ女が普通に結婚はしたもののグズグズしてる所に、謎女登場して話が暗転して行く。
一種のPTSDだと思う。
刺さなきゃ愛じゃないんじゃないか?という呪いを自分にかけてしまったんだな。殺せなかった事も何か傷になっているのかも知れない。自ら結婚という檻でわけわかめ自分を拘束してみたが中から腐ってしまった地雷女と、わかって結婚した仲野夫偉い。
役者陣の頑張りで見応えある。
橋本は全力でやり切ったと思うが役の深みにハマって重く見ずらい感じがしてしまった。全体設計、見せ方にも関わるので監督の整理ができてなかったのかも知れないい。
もっとグッとくる演出が出来たようなきがする。
木滝はどっかで見た顔だなと思ったら「私達は大人」の変顔ポスターの子じゃった。
言葉に踊らされて
2023年。山本英監督。過去に熱烈に愛した男を刺して重傷を負わせた女性は、その後に出会った男と結婚するが、過去の男(というより愛の記憶)を忘れられず、問題を起こしながら死んだように生活している。そしてついに決着をつけるときがきて、、、という話。
人生を賭けた本当の愛①と、日々の幸せな生活②が対比され、葛藤が高まったところで最後の決着と解決策の提示③へ、という黄金パターンに沿っているのだが、①~③のいずれも映像的に表現されず、登場人物の言葉による説明に終始しているのは残念な限り。しかも、言葉で構築されたそれぞれの形象がいかにも弱く相対的であり、イメージの力強さに欠ける。「人生を賭けた愛」はホストに入れあげた一方的なものだと暴露されるし、「日々の幸せな生活」は夫がほかの女にもなびくことで崩壊しているし、「解決策」となるはずの決め場面はじっと見つめる時間になっていない。なんということか。
人生を賭けた愛に憑かれた女の物語を描くなら、それを映像として描いてほしかったし、物語の展開も映像としてつむいでほしかった。残念無念。
幸せな結婚と自然死
うーん…話も断片的でいる?っていう要素やノイズも多く、なかなか入り込めなかった。
「必ず最後に愛は勝つ!」とはいうが愛の捉え方のクセが強すぎて…しかしラストで愛を疑ったて揺らいだ。そして60秒見つめ合ったことでその先に行けたのかな…わーやっぱりなんだかな…橋本愛さんのスーンとし佇まいと仲野大賀さんの熱演に⭐️と水上恒司の贅沢な使い方に星半分⭐️
②F-5
無敵な純愛
《熱のあとに》
それが狂気かどうかは周りが決めることは出来ない。"受け入れられる"事を求めない愛の何と無敵なこと。エゴのひと言で済まされない説得力は 橋本愛 の怪演ゆえ、間違え無く彼女の代表作となるだろう。精神科診察シーンと不条理描写を織り交ぜて"現実"と"本当"の間が見えてくる。でもやっぱり 橋本愛 演じる沙苗に惹かれる、なんて言ったら世の中の女性を敵に回すのだろうね。仲野太賀 木竜麻生 鳴海唯 皆ベストキャストの賜物。セリフは舞台的にも感じたが不条理シーンは映画だからこそ。脚本と映像のバランスは好感。60秒のラストは正に"熱のあとに"でした。傑作!
プラネタリウムの恐怖
一見まともに見えて言っていることが全く理解できない人物というのが、想像以上に怖いと思い知らされる。
過去に殺人未遂を犯し服役していた女性に橋本愛。彼女の究極の愛の形が相手を殺すことというロジックが最後まで腑に落ちなかった。
かつて愛していた想い人を見つけ、プラネタリウムで思いの丈を吐露するシーンがとにかくヤバい。
静かな場所で何物騒な話をしているんだと思っていると、作中で2人の後ろにいた少女が恐怖で泣き出すという演出がよくも悪くも印象に残った。
【熱の映画】
狂気でしかない愛の形が描かれる冒頭。そんな熱のあとに、狂気が正気に見えてくるほどの演技力と演出に惹きつけられ、色んな想像を掻き立てるラストには見ているこちらの熱が出る。
◆概要
2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て描かれるオリジナルストーリー。2023年・第28回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門、第24回東京フィルメックス・コンペティション部門出品。
【監督】
山本英(東京藝術大学大学院での修了制作「小さな声で囁いて」で注目された若手監督。本作で商業映画デビュー)
【出演】
橋本愛、仲野太賀、木竜麻生、坂井真紀、木野花、鳴海唯、水上恒司
【公開】2024年2月2日
【上映時間】127分
◆ストーリー
自分の愛を貫くため、ホストの隼人を刺し殺そうとして逮捕された沙苗。事件から6年後、彼女は自分の過去を受け入れてくれる健太とお見合い結婚し、平穏な日常を過ごしていた。しかしある日、謎めいた隣人女性・足立が沙苗の前に現れたことから、運命の歯車が狂い始める。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆狂気
冒頭、堕ちていくように階段を駆け下りていく沙苗。血まみれの隼人、返り血を浴びた沙苗はスプリンクラーに濡れながらその表情には笑みが。そんな狂気が描かれる冒頭から、健太と長いトンネルを抜け、“熱のあと”の沙苗に明るい未来を示すような光が当たり出し、タイトルへ。足立に翻弄されながら、沙苗は時には自害を図り、恐怖におののき逮捕を望む。健太との夫婦生活も、“幸せだった時もあった”と語る健太とは裏腹に、沙苗はどこかいつも上の空で、その姿は揺らめくよう。本作を通して描かれる沙苗の運命は、常に危うくも脆くも見え、そのどことない緊迫感に終始惹きつけられた。
◆正気
「演じていくうちに沙苗の正気と狂気が逆転する瞬間があって痺れた」と語る橋本愛。カウンセリングでは沙苗は常に彼女の中で正気であり、カウンセラーの、つまり世にとっての正気との間に苦しむ。健太という、ある意味一番人間らしい、世間の正気とも当然噛み合う事はない。やがて訪れる隼人の影に再燃する沙苗の“熱”。隼人がまだ持っていた靴に何かを確信し、隼人のもとへ向かう沙苗は、まるで自分自身を問うための最終地へ向かうよう。妄信的に見えつつもどこか彼女の狂気が正気に思えてくるような、不思議な感覚だった。そんな感覚になる事を見透かすように、プラネタリウムで沙苗がしずかに隼人にぶつける正気が、幼い純心にはただ泣き出してしまうほどの狂気として描かれる。正気と狂気が静かに混在するあのシーンが本作ならではで、1番の山場だった。
◆ラスト
本作のラストについて「二人に残されている手段は見つめ合うことしかないんじゃないか」と考えたという監督。沙苗はついに再会した隼人について、“時が経ち、お互いが変化していた”と語ったように、健太との触れ合いを通じて自らに変化があった事を暗に示す。健太もついには沙苗から刺される事を欲するほど、本当の意味で沙苗の正気に寄り添い始めていた。“戦争を解決する手段”、つまりどうにも解決しようのないほど距離のあった2人のそれぞれの正気は、長い旅路の果てに寄り添い合い、60秒見つめ合う事でついに交わる事になったのか。サイドブレーキをかけたラストカットは、交差点のど真ん中でクラクションを鳴らされながら、そんな世間との接点を閉じるような、映画冒頭のような“愛の形”に解を帰着させた演出にも見えた。つまり2人は、世間の正気とは違う正気の“愛の形”へと向かった…。ただし、サイドブレーキをかけたのは2人ではなく、沙苗1人の手だったというのもまた別の意味での想像がわくのだが。
◆評価(2024年2月2日現在)
Filmarks:★×3.5
Yahoo!検索:★×3.6
映画.com:★×3.5
「お母さんは私に何を求めているの?」「幸せな人生と自然死」
自分的には、お母さん(坂井真紀)との冒頭の会話シーンがクライマックス。そのあとは、ぜんぜん話に入り込めなかった。さなえ(橋本愛)の言ってることが、ほとんど何言っているのか意味わかんないし、そもそも、橋本愛が「愛ってさ、愛って、」と愛を連呼してる姿をみて、愛ってアンタのことだよ、とツッコんで薄笑いをすることくらいしかこの映画になじめなかった。展開も???が多いし、出てくる小道具にしても、グローブや靴の使用感が一切ない時点でその気配りのなさに興ざめしてしまう。
一番の苛立ちは、プラネタリウムのシーンで子供が注意する場面(※見てない方にはチンプンカンプンでしょうがこれだけは書き留めたい)。さなえたちの会話に、しー、とかいくつかの子どものセリフが入ってくるのだけど、次第に子どもは黙る。それは諦めたの?席を変えたの?それとも終演後に何か言い残すの?と待っていると、結局最後まで後ろの席に座っていて、お母さんと二人で何事もなかったかのように帰って行った。え???何もリアクションはないのかい?てかちょっと楽しかった気じゃないかい?おい、お母さんも嫌味のひとつも言わないのかい?って、そこに我慢がならなかった。つまり、さなえ含めて監督(ここ大事)も、自分のことしか考えてないんだよね。自分が一番傷ついてます、自分が一番自分のことわかってます、そんな自分ってけっこうイケてるでしょ?的な考えに支配されていながら、そんな本当の自分の姿に気づいてない。惨めだね。
結局は、イタいメンヘラ女と、その女に尽くすことに自己陶酔している男の話。仲野太賀すきなので楽しみだったのに。フライヤーみて、「静かな雨」のミステリー寄りの話かなと期待してたのに。
最後、「60秒」を回収して、いい気になっているのが透けて見えて、不愉快。仲野太賀と橋本愛が出てなければ相当辛めの点数になったに違いない。
愛のしるし
殺されかけたホストに関しては、「クズ」とは言われてたが具体的な話は貢がせてたくらい。
善人エピソードも一つ語られた程度で、ここは重要ではないのだろう。
つまり、“恋愛”の話ではなく沙苗の“愛”についてのみが、この作品の主題なのだと思う。
中盤までは静かに丁寧に掘り下げている印象だった。
足立の正体も早々に明かされ、サスペンスでもないというのも明快だったが、終盤からが急に雑。
隼人の名前すら知らなかったホストが急に「頼まれた」とか言い出したり。(なんかの罠かと思った)
置き去りにした宇佐美さん(赤マフラーの子)と次のシーンで何故か同乗しているなど前後が繋がってなかったり。
足立や宇佐美さんのその後もボカして終わるし。
個人的には、宇佐美さんの扱いが一番納得できない。
ワンカットながら印象的に映ってたと思えば、急に再登場して、キスされて、クソ重感情ぶちまけて退場。
かわいかっただけに、役も役者も不憫でならない。
プラネタリウムでのほぼ独白に近いシーンも、子供の「なんか恐い話してる」で笑ってしまい入ってこない。
宇佐美さんが編んでたマフラーが自分用だったのも、笑うとこなのか深読みするとこなのか。
最後に「60秒」が活きるところはとても良かったし、演技も演出も申し分ない。
沙苗の愛は理解できなくても一つの視点として観られたが、もう少し上手く着地してほしかった。
足立が「初めて会ったときに履いてた靴」がどう見ても新品なのも残念です。
全42件中、1~20件目を表示