デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
全180件中、81~100件目を表示
そのオチか、あまりにイマイチ
地球の運命も大事だけど、彼女たちの青春は止まらない
伏線ネタ回収
前編の続きです。
高校を卒業し皆同じ大学に進学。
そして部員の少ないオカルト研を乗っ取ろうと画策するが…
この映画の1番の見所は伏線回収でしょうか。
何故おうたんは門出と突然友達になったのか、
おうたんはいつも破茶滅茶で涙目でよだれ垂らしているのは何故なのか。
門出の小学生時代のやらかしはどうケリがついたのか。
大葉の中の侵略者は敵か味方か?
そもそも侵略者の目的とは何なのか?
全て決着がつきました。
映像は侵略者の緑色っぽい血飛沫飛びまくるし人間の血飛沫飛びまくるしグロもあるしR12は仕方ないか。
ただ水着などサービスシーンもあるしポロリもあるよ(乳とは言ってない)。
内容的には結構哲学的で考えさせられる事も多い。
とにかく前半見たなら後半は見た方が良いです。
一応スッキリします。
原作ファン目線です!
しっかり楽しめましたが……
ひたすらカオスだった前章を綺麗にまとめ上げ、非常に心に残る怪作ではありました。ただ、前章の直後にすぐに観たかった作品ですね。
前章から時間が経ち、その興奮は薄れ、お話の細部も少し忘れ気味の中で、前章で残された謎を丁寧に丁寧に紐解いていくため、一つ一つ明かされる真実に「なるほど」とは思っても驚きまではせず、淡々と作品世界を理解していく2時間です。
主要な要素以外のいくつかの謎は残ったままですし。
ハードな世界設定とゆるふわな日常のコントラストも物語の進展と同時に、後者の要素は薄れていくため、本作独自固有の魅力も前章ほど際立ってないです。
門出の見せ場がほとんどなくなり、話の中心がおんたんと大葉になってしまうのも、肩透かしに感じる要素です。
なのでイベント上映で前章・後章を続けてみた人が本当に羨ましい!!
運命を変えろ! はにゃにゃふわ〜♪
大したことないのに大層な見せ方してくる作品が多い中で、ノーランやキャメロンが実写映画化してもいいような壮大なストーリーを、敢えてはにゃにゃふわ〜って見せてくるこの作品はすごいと思う。
それが作者の意図するところとはわかってはいるけど、
はにゃにゃふわ〜でないシリアスな大作としても観てみたい。と同時にはにゃにゃふわ〜だけの女の子たちの青春映画も観てみたい。
なんとも欲張りな気持ちにさせてくれる作品だ。
サブキャラの何人かは、やはりビジュアルが受け入れ難い。
当初の予定通り、前章公開から1ヶ月あたりで公開した方がよかったんじゃないかな。3ヶ月あくと記臆が、、。おさらいしてから観に行けばよかった。
主役二人の声、キャスティングが成功。
この内容であの主題歌の気分で劇場を後にすることができるって、この作品はただものじゃない。
前章、後章ぶっ通して見直したい。
運命を変えたければ自ら変われ!
絶対!日常と絶望がバランスするかなり濃厚な2時間
楽しい〜って感じにはならないけど
危機感なき者は罪人か。
青春謳歌
さぁいよいよ人類滅亡だ…!となった前章から2ヶ月。
大学進学後のおんたん達の日常からスタートするかと思いきや、侵略者たちの殺戮から始まるエグいスタート。顔面貫通に首切りと中々キツい絵面でした。
PG12にレーティングが上がった理由も納得です。
今作はおんたんと門出の物語というよりかは、大葉くんの為の物語な気がしました。
おんたんとの恋愛だったり、侵略者と人間との境目を彷徨う大葉くんが一歩二歩踏み出すというのがテーマのようで、思っていた後章とは違いましたが、淡い青春模様が楽しめて良かったです。
死の泡の破壊力も目を塞ぎそうになるくらい血飛沫(直接的描写はなし)を飛ばしていて、おそらく腕が弾け飛んだり、顔がグチャグチャになったりしてるっぽいので、これは原作を確かめねばとなりました。
予定通りというか、やはりというか、母艦が大爆発して東京一蹴。
瞬く間もなく消えていく恐ろしい絵面にはゾワっとさせられました。
若干というかかなり強く旧エヴァ味を感じてしまいましたが、この手の作品だとそこも大なり小なり被ってしまうのはしゃーないかなと思いました。
どんなに勇気があろうと、どんなに絆の力が強かろうと、どんなに策略を練ろうと、超常現象にはサラッとやられるという容赦のなさでした。
お兄ちゃんがマジで良い台詞を言ってたけど、選択肢を間違えてというのも心にグサッと刺さりました。
救いがあるようでないようなラストは余韻があって、個人的には良かったと思います。
人類滅亡があっという間に来てしまった時の選択肢、なるべく安牌で、でも助かるラストを選択したいなぁって思いました。
とりあえず原作も1から追いかけようと思いました。
はにゃにゃふわ〜。
鑑賞日 5/24
鑑賞時間 15:00〜17:15
座席 K-3
メタをメタ
限られた上映時間の中で、
サブプロットの取捨選択は断腸の思いだっただろうが、
その選択こそが作品の核となるテーマを際立たせることに、
かろうじて成功していた。
かろうじての意味は・・。
多少前半(本作の)の展開、プロットの動きが乏しい、
その理由を推測する。
■二つのメインプロットの可能性
もし、本作をかどでとおんたんの【絶対】を中心にメインプロットとして構成した場合、侵略者、日本政府、反政府組織はもっと削減最小限に抑え、小比類巻のシークエンスは残す必要があるだろう。
一方、
侵略者と爆発阻止をメインプロットに据え、
かどでとおんたんの物語を並行的に描く構成にした場合、
爆発阻止は〈論理で展開〉で構わないが、
かどでとおんたんは、
〈感情でドライブ〉させないといけない。
かどでと先生のシークエンス、
おんたんと大葉くんのシークエンスは大変惜しいが削除せざるを得ない。(おんたんの気持ちの変化を強化、絶対との葛藤等入れたいが難しい、感情のドライブは尺が必要(一般的なハリウッドアクション映画は感情は最低限にして、論理で展開させる事件、事故をメインプロットに置いて見やすくする))
■10話程度のドラマでじっくり見たい。
かどでが先生に対して抱く愛情と先生の複雑な気持ち、
おんたんの絶対とLOVEの葛藤(地球はどうなる)、
先生の過去や裏設定、
おんたんの兄の【絶対】、
(兄貴、もっと見たい!)
これらの要素を丁寧に描写することで、
キャラクターの深みが増し、
作品のテーマ性がより明確になっただろう。
一見斜に構えた表現が多いが、
斜に構えるのを
更に斜に構える、
結果的に正面に立ってしまう・・・・
または、
地球なんて滅亡してしまえという、
メタ的なスタンスを、
更に、
メタ的に描いて、
結果、え?・・
世界の中心で・・
愛を?・・・
叫んでるの?・・・俺・・・
マジか・・・
結果地球の真ん中にいるのか・・・・
限られた上映時間の中で、
全ての要素を完璧に表現することは難易度が高かったが、
原作マンガはその辺を、それ以上の事をやっているのだろう。
世界の終わりに優先する二人のセカイ
3月末に前章(青デデ)を観て以来、後章(赤デデ)はどんな展開になるのか、どのように着地させるのかとてもとても気になっていた。というのは前章はほぼ原作通りなのだが、原作はあのあたりからもの凄く複雑な展開をしており筋通りに追いかけるのは不可能だろうなと考えていたからである。
結論から言うと短縮はあったが概ね世界観に改編はなかった。映画の最後の方は実はドキドキしていた。大葉と小比類巻の母艦上の戦いは原作通り。ただ原作では大葉は動力炉には到達できなかったはず。ひょっとしたら母艦を無事着陸させて侵略者と人類が仲よくなるといったハッピーエンドかと冷や汗がでた。
結局はそんなことにはならず、壊滅すべきものは壊滅しアスタリスクが地上に降り注ぐ。地球くそやばい(アスタリスクが何かについては映画か原作をごらんね)大葉君の活躍は状況を少しましにしただけだった。
原作はこのあとまだ10話分くらい続きもうひとひねりしてあるんだけど映画はこれで十分ですね。
原作も映画もディストピアを描こうとしているのではなく、門出と凰蘭の結びつきの強さ(過去世界と日常世界の隙間ない共有)を表現したかったのだろうから。それは映画でももちろん成功している。
そういう意味では、前章の初めと後章の終わりで門出と凰蘭が手を繋いでいるところ、凰蘭の反対の手にトランジスタラジオが握られているのが象徴的だった。もちろんこれは忌野清志郎の本歌取り。トランジスタラジオは外界との通信手段ではあるのだが同時にそれは自分たちは外界とは隔てられた内側世界に居ることを表している。
ちなみに後章のトランジスタラジオは映画のオリジナルなのだと思う。わかっているじゃないですか。
前編は良かったんだけどなあ
原作未読。前編でこれは良い拾い物をしたとおもっていたのに、後半はただただ宇宙人が攻撃もしてないのに殺されていくし、人類は滅亡しないし、その後地球人と宇宙人は和解できたのかも解らないし、モヤモヤが残った。
期待していただけに少し残念だった感じの作品。 本年度ベスト級。
前半のほうがすきだったけど
(´∀`)アルマゲドンとの対比
昔〝アルマゲドン〟って映画がありましたがあれと対比してしまいましたか。
〝アルマゲドン〟では地球に迫り来る彗星をブルースウィリスが犠牲になって止めに行く映画でしたが、残念ながらブルースウィリスは死んでしまいますが全人類は助かる感動巨篇でした。エアロスミスの感動する曲?何だったけ?が流れてたのをよく覚えてます。
デデデデはオンタンが親友カドデ1人を助けるのに都民が、、、、、。オエーっ。
アリです。良い映画。優等生的な思考の日本人は見るべきだと思いますよ。ちょいエゴをだすために。日本人は列に並んで平和的に、、、、こうゆうのはもうどうでも良いのですよ
ってちょっと考えても良いかなって映画ですかね。
エバのオマージュだったんだろうか?アレは。とても綺麗な映像。カドデ→綾波 オンタン→アスカ あの少年→カオル君 オンタンのお兄さん→カジさん
壊滅する東京→サードインパクト やはりエバを感じる。
大葉君が主役に
人気者に美味しいところを全部持って行かれたラスト
原作が持っていた、ちりつもで訪れる不可避だった人類終焉の絶望感が薄かったのはちょっと残念。まあ、そこまで描いていていたら三部作になって3作目には主人公の2人がまったく出てこないような展開になってしまっていたからしかたがないか。ただ、だから原作のラストが持っている、ちりつもで得られる平和と幸せといった高揚感が欠如してしまっているのも確か。世界の未来とは、実はひとりひとりの小さなちりつもの巡り合わせでしかないのだ。一番残念なのは、原作では終盤パートの主役ともいえる門出のパパとマコトの重要性がほぼ皆無になり、結局は凰蘭に全部持って行かれていること。キャラにしろ声優にしろ、結局は人気者に活躍の出番を一気に持って行かれた感は否めない。
相変わらずクオリティーは高い。音楽も素晴らしい。ただ、2部作の青春友情ストーリーに上手くまとめようとしすぎたため、原作が持っていた、世界系作品特有の訴えかけてくるような感情の揺らぎを継承できていないのは残念。
全180件中、81~100件目を表示