デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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地球の運命も大事だけど、彼女たちの青春は止まらない
前章に続き、また彼女たちの青春に触れることが出来ることだけで十分鑑賞した甲斐があったと思える。
それくらい、彼女たちのキャラクターは魅力的だと思う。
今作は彼女が大学生になり、人生でもっとも自由な時間ともいえる時期が描かれる、そんな彼女たちの普通の青春に触れることが出来る。
より自由になるはずの大学生活のはすが、侵略者?の問題によって心からの自由ではなくなってしまう。それでも自由な時間を送ろうとする彼女たちに観てるこちらは勝手に心打たれて、勝手に感動をしてしまった。
伏線ネタ回収
前編の続きです。
高校を卒業し皆同じ大学に進学。
そして部員の少ないオカルト研を乗っ取ろうと画策するが…
この映画の1番の見所は伏線回収でしょうか。
何故おうたんは門出と突然友達になったのか、
おうたんはいつも破茶滅茶で涙目でよだれ垂らしているのは何故なのか。
門出の小学生時代のやらかしはどうケリがついたのか。
大葉の中の侵略者は敵か味方か?
そもそも侵略者の目的とは何なのか?
全て決着がつきました。
映像は侵略者の緑色っぽい血飛沫飛びまくるし人間の血飛沫飛びまくるしグロもあるしR12は仕方ないか。
ただ水着などサービスシーンもあるしポロリもあるよ(乳とは言ってない)。
内容的には結構哲学的で考えさせられる事も多い。
とにかく前半見たなら後半は見た方が良いです。
一応スッキリします。
原作ファン目線です!
原作とは違ったラスト。ラストで泣きました。
これはこれでいい。周りもチラホラ泣いてました。
シンエヴァ的な要素もあり尊敬の意があったのかガフの扉を思い出しました。美しかったです。劇場で観れて良かった。
侵略者を無慈悲にも殺しまくるところは劇場だとなおさら胸が痛くなりました。侵略者にも理由があるんですよ..
大葉くん、、すき、、、
お兄ちゃん、、すき、、、
絶対的2人も大好き、、、
門出のお父さんの所を中途半端に入れるわけではなくすっぱ抜いたのも良いと思います。
議長の声が竹中さんなのも素晴らしい。
思わずパンフレット買いましたわ。
絶対的2人には一生仲良しでいて欲しいと願うばかりです。
しっかり楽しめましたが……
ひたすらカオスだった前章を綺麗にまとめ上げ、非常に心に残る怪作ではありました。ただ、前章の直後にすぐに観たかった作品ですね。
前章から時間が経ち、その興奮は薄れ、お話の細部も少し忘れ気味の中で、前章で残された謎を丁寧に丁寧に紐解いていくため、一つ一つ明かされる真実に「なるほど」とは思っても驚きまではせず、淡々と作品世界を理解していく2時間です。
主要な要素以外のいくつかの謎は残ったままですし。
ハードな世界設定とゆるふわな日常のコントラストも物語の進展と同時に、後者の要素は薄れていくため、本作独自固有の魅力も前章ほど際立ってないです。
門出の見せ場がほとんどなくなり、話の中心がおんたんと大葉になってしまうのも、肩透かしに感じる要素です。
なのでイベント上映で前章・後章を続けてみた人が本当に羨ましい!!
壊れゆく世界と、壊れない“絶対”
原作読み返してないけど、後章はだいぶオリジナル色が強く、そしてえらく駆け足だった印象。
キャラの掘り下げや関係性の構築がかなり浅い。
大葉がブロッコリーの家にいたことや、門出の家に来たことなんかには説明ナシ。
マコトはいつの間にカミングアウトしたのか。
大葉がマコトに正体を明かしたり過去を見せるほど二人の交流も描かれていない。
青共闘やSHIPの過激化への流れが薄いので、結果的に小比類巻やふたばも薄くなっている。
大人サイド(政府、自衛隊、S.E.S社など)は前章に続いてカットが多いが、ここは妥当か。
とはいえ、感情はしっかり揺さぶってくる。
特にあのちゃんの演技は本職とはまた違った味わいもあって、素晴らしいのひと言。
門出とおんたんの友情に振り切ってたこともあり、互いを「絶対」と言うシーンには涙腺が緩んだ。
挿入歌も状況とのアンバランスさが絶妙で、何とも言えない気持ちに。
おんたんが銀杏BOYZのTシャツ着てるのも嬉しかった。
締め方は正直スッキリしないけど、丸ごとなかったことにした原作よりは好き。
ただ、ひろしや渡良瀬が亡くなっているだろうことを考えると流石にアッサリ過ぎるかな。
そして、こうなると本当にツダケンの無駄遣い。笑
作画や演出は最高だったが、メインキャラ全員出すとなると吉田さんでも畳むのは難しかったか。
大人になったみんなも見たかったなぁ。
20年代のセカイ系
前章は原作未読で鑑賞したので、これは面白い「セカイ系」アニメだわ、と純粋に楽しめました。速攻で原作漫画を読破して、今回の後章は答え合わせ的に観ました。
まずは、面白かったです。80年代のAKIRA、90年代のエヴァ、00年代がハルヒ、10年代がまどマギ、と並ぶ20年代を代表する「セカイ系」作品と言えるでしょう。
元来のセカイ系は、地球規模の「世界」と、自身の周りの「セカイ」のどちらを救う、というテーマに、大雑把にいえば、コレらの作品は「両方救うぜ」ってマッチョな回答。
で、新海誠が「天気の子」で「いや、好きな女の子の方でしょ」って、違う答えをしかけたけど、「やっぱ世界も救っとくか」って救いを入れました。テーマ的にはズルい感じでしたが、ラストの神々しさにやられた感じ。
で、デデデデも「天気の子」を引き継いでセカイの方を救う話。引っ込み思案のおんたんは、自分とセカイを繋いでくれた門出さえいれば、世界はいらない、って答え。
これが今の世相ってことでしょう。もはやトランジスタも、ロボットも、Kawaii・萌えも、世界を救えない、ってことなのかな〜
最初にあげましたが、この作品は過去の名作を重ねてきますね。
掴みは使徒襲来でラストは光の十字架でエヴァ、子供みたいな年寄りにSOLの斉射なAKIRA、キホはマミられてループして門出を救うまどマギ。結局、この世界はおんたんハルヒが造りだす閉鎖空間なんじゃね?キョンになり損ねた大場くん。
これはパクりとかではなく、、、音楽でいうコード進行の類似性みたいなものです。よく言われる「丸サ進行」のようなもので、いくら「決戦は金曜日」が「Got to Be Real」でもドリカムは素晴らしい、ってことです。
セカイ系作品としては素晴らしいのですが、どうも古いオタクの自分は、ついつい元ネタ合わせに走ってしまい、純粋に楽しめなかったな〜、という感想でした。
運命を変えろ! はにゃにゃふわ〜♪
大したことないのに大層な見せ方してくる作品が多い中で、ノーランやキャメロンが実写映画化してもいいような壮大なストーリーを、敢えてはにゃにゃふわ〜って見せてくるこの作品はすごいと思う。
それが作者の意図するところとはわかってはいるけど、
はにゃにゃふわ〜でないシリアスな大作としても観てみたい。と同時にはにゃにゃふわ〜だけの女の子たちの青春映画も観てみたい。
なんとも欲張りな気持ちにさせてくれる作品だ。
サブキャラの何人かは、やはりビジュアルが受け入れ難い。
当初の予定通り、前章公開から1ヶ月あたりで公開した方がよかったんじゃないかな。3ヶ月あくと記臆が、、。おさらいしてから観に行けばよかった。
主役二人の声、キャスティングが成功。
この内容であの主題歌の気分で劇場を後にすることができるって、この作品はただものじゃない。
前章、後章ぶっ通して見直したい。
運命を変えたければ自ら変われ!
上空に円盤のある生活が続く中、大学生になったヒロインたちの生活も続いていました。地球と宇宙人それぞれの想いが交叉した先に何があるのかが描かれる後章です。
前章のエンディングが鮮明に記憶に残っていて、あの場面
から後章へとどう繋げていくのか。そしてどんな着地をさ
せるのか。とても気になって仕方がないです。・_・ハイ
そんな期待に満ちて公開2日目に鑑賞してきました。
# 公開2日目の鑑賞は、私的にはとても早いのです
で。 前章の終わりはというと
宇宙人の円盤(大)にビーム攻撃する地球軍(自衛隊?)。
崩壊する円盤の中からバラバラと地上に落下する宇宙人。
という場面でした。
こんな場面を受けての後章スタート。 …と思いきや
再び平穏な生活(一見して)の主人公たち。
高3だった門出やおんたんたち、大学に進学し1年生。
一見して変わらないような生活の中にも変化ありです。
# 円盤の宇宙人との共生を図ろうとする集団。
# 宇宙人は全て抹殺すべしと活動する集団。
# 地球から方舟で脱出しようとするエライ人たち。
門出やおんたん達の周りにも新たな人が増えました。
その中の一人、大葉クン。前章でもチラリと登場しては
いたのですが、敵か味方かも分からない謎キャラでした。
それが後章では、かなりの重要人物。・_・; あら
実は、地球人と宇宙人を繋ぐキーマンで。 あらあら
地球側に色々な考えの人たちがいるように
宇宙人にも色々な人たちがいる(居た)のです。
# 地球人を絶滅に追い込もうとする者たち。
# 全ての宇宙人を虐殺しようとする者たち。
# 宇宙人と地球人と共存の道を探す者たち。
色々な思惑が混じり合って、争いの行方が混沌としてきます。
果たして、地球の運命は?
円盤のいる日常は続くのか?
人類は滅亡するのか? 宇宙人は?
…
気になる方は劇場へどうぞ。 ・∇・/
◇
前章を観て、後章に期待していた者の一人として
少なくとも自分にとっては、納得のいく終わり方だったと
思っています。
(意見が分かれそうな気もしますが… ・_・;)
個人的に前章で疑問に感じていた
# 円盤から降ってきた宇宙人の正体は? とか
# 小学生パートと高校生パートは同じ時間軸か? とか
# くしゃみすると顔が割れるイケメン君の正体 とか
これらは全て決着がつきました。 ほっ
その意味でも、観て良かった。
私は満足しました。・_・
◇余談
宇宙人を抹殺する組織(名前忘れました)のヒト。
顔が ” ゲゲ郎 ” に似ているなぁ と思って観てました。
(「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」)
性格は…似てないかも ですが ・_・;
◇最後に
「かどで と おんたん」二人はそれぞれ「絶対」の存在。
世界が滅んだとしても、周り全てが敵になったとしても。
” 私だけは味方だからね ”
実はとても、友情と愛情に満ちたお話だったのですね。
アンとダイアナ(赤毛のあん)みたいな二人に思えてきて
とても良い感じの余韻に浸っています。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
絶対!日常と絶望がバランスするかなり濃厚な2時間
かなり濃厚コッテリな後編 前編での話の回収に日常に恋愛に新キャラに思想活動にキャンパスライフにアクションにてんこ盛りw
いい感じのいにお感 めちゃ絶望だけど日常とのバランスがすごくスッと入る感じ なんかすごく上手い
たとえ何がどんな絶望でも好きを超える絶対な存在
ちょっと泣けた
自宅警備員兄貴!最高!
楽しい〜って感じにはならないけど
2024年劇場鑑賞121本目。
この時代に作られてほんと良かったと思います。もうちょっと作られるのが早かったら凰蘭があのちゃんじゃなかったと思うとゾッとします。それくらいハマってました。
まぁ前編で世界が滅亡するって言ってるので後編はきつい展開になるんだろうな、と思っていたら意外と世界はのんきに侵略者いじめをしていて、結構知らない間にえらいことになっているというのはこの作品が訴えたかったことなのかな、と思いました。最終的に自分の好きじゃないオチに向かっていったのでちょっとマイナスしましたが、面白かったです。
危機感なき者は罪人か。
題名のごとくデッドデッドデーモンな後編でした。
前編はポップぽいものに騙されてましたが、後編はR-15だと思いました。
伏線回収やイソベヤングッズの登場など、集中して観れた後編でしたが、中々エグいと思いました。
ビターなラストの展開に評価3.5としたのは、歳とって心が揺れやすくなった証拠でしょう。
普通、ド◯◯◯ンとエ◯◯◯◯◯ンを混ぜてもこうはなりません。
創り手の信念を尊重します。
前編を見直しての鑑賞をおすすめします。
青春謳歌
さぁいよいよ人類滅亡だ…!となった前章から2ヶ月。
大学進学後のおんたん達の日常からスタートするかと思いきや、侵略者たちの殺戮から始まるエグいスタート。顔面貫通に首切りと中々キツい絵面でした。
PG12にレーティングが上がった理由も納得です。
今作はおんたんと門出の物語というよりかは、大葉くんの為の物語な気がしました。
おんたんとの恋愛だったり、侵略者と人間との境目を彷徨う大葉くんが一歩二歩踏み出すというのがテーマのようで、思っていた後章とは違いましたが、淡い青春模様が楽しめて良かったです。
死の泡の破壊力も目を塞ぎそうになるくらい血飛沫(直接的描写はなし)を飛ばしていて、おそらく腕が弾け飛んだり、顔がグチャグチャになったりしてるっぽいので、これは原作を確かめねばとなりました。
予定通りというか、やはりというか、母艦が大爆発して東京一蹴。
瞬く間もなく消えていく恐ろしい絵面にはゾワっとさせられました。
若干というかかなり強く旧エヴァ味を感じてしまいましたが、この手の作品だとそこも大なり小なり被ってしまうのはしゃーないかなと思いました。
どんなに勇気があろうと、どんなに絆の力が強かろうと、どんなに策略を練ろうと、超常現象にはサラッとやられるという容赦のなさでした。
お兄ちゃんがマジで良い台詞を言ってたけど、選択肢を間違えてというのも心にグサッと刺さりました。
救いがあるようでないようなラストは余韻があって、個人的には良かったと思います。
人類滅亡があっという間に来てしまった時の選択肢、なるべく安牌で、でも助かるラストを選択したいなぁって思いました。
とりあえず原作も1から追いかけようと思いました。
はにゃにゃふわ〜。
鑑賞日 5/24
鑑賞時間 15:00〜17:15
座席 K-3
メタをメタ
限られた上映時間の中で、
サブプロットの取捨選択は断腸の思いだっただろうが、
その選択こそが作品の核となるテーマを際立たせることに、
かろうじて成功していた。
かろうじての意味は・・。
多少前半(本作の)の展開、プロットの動きが乏しい、
その理由を推測する。
■二つのメインプロットの可能性
もし、本作をかどでとおんたんの【絶対】を中心にメインプロットとして構成した場合、侵略者、日本政府、反政府組織はもっと削減最小限に抑え、小比類巻のシークエンスは残す必要があるだろう。
一方、
侵略者と爆発阻止をメインプロットに据え、
かどでとおんたんの物語を並行的に描く構成にした場合、
爆発阻止は〈論理で展開〉で構わないが、
かどでとおんたんは、
〈感情でドライブ〉させないといけない。
かどでと先生のシークエンス、
おんたんと大葉くんのシークエンスは大変惜しいが削除せざるを得ない。(おんたんの気持ちの変化を強化、絶対との葛藤等入れたいが難しい、感情のドライブは尺が必要(一般的なハリウッドアクション映画は感情は最低限にして、論理で展開させる事件、事故をメインプロットに置いて見やすくする))
■10話程度のドラマでじっくり見たい。
かどでが先生に対して抱く愛情と先生の複雑な気持ち、
おんたんの絶対とLOVEの葛藤(地球はどうなる)、
先生の過去や裏設定、
おんたんの兄の【絶対】、
(兄貴、もっと見たい!)
これらの要素を丁寧に描写することで、
キャラクターの深みが増し、
作品のテーマ性がより明確になっただろう。
一見斜に構えた表現が多いが、
斜に構えるのを
更に斜に構える、
結果的に正面に立ってしまう・・・・
または、
地球なんて滅亡してしまえという、
メタ的なスタンスを、
更に、
メタ的に描いて、
結果、え?・・
世界の中心で・・
愛を?・・・
叫んでるの?・・・俺・・・
マジか・・・
結果地球の真ん中にいるのか・・・・
限られた上映時間の中で、
全ての要素を完璧に表現することは難易度が高かったが、
原作マンガはその辺を、それ以上の事をやっているのだろう。
世界の終わりに優先する二人のセカイ
3月末に前章(青デデ)を観て以来、後章(赤デデ)はどんな展開になるのか、どのように着地させるのかとてもとても気になっていた。というのは前章はほぼ原作通りなのだが、原作はあのあたりからもの凄く複雑な展開をしており筋通りに追いかけるのは不可能だろうなと考えていたからである。
結論から言うと短縮はあったが概ね世界観に改編はなかった。映画の最後の方は実はドキドキしていた。大葉と小比類巻の母艦上の戦いは原作通り。ただ原作では大葉は動力炉には到達できなかったはず。ひょっとしたら母艦を無事着陸させて侵略者と人類が仲よくなるといったハッピーエンドかと冷や汗がでた。
結局はそんなことにはならず、壊滅すべきものは壊滅しアスタリスクが地上に降り注ぐ。地球くそやばい(アスタリスクが何かについては映画か原作をごらんね)大葉君の活躍は状況を少しましにしただけだった。
原作はこのあとまだ10話分くらい続きもうひとひねりしてあるんだけど映画はこれで十分ですね。
原作も映画もディストピアを描こうとしているのではなく、門出と凰蘭の結びつきの強さ(過去世界と日常世界の隙間ない共有)を表現したかったのだろうから。それは映画でももちろん成功している。
そういう意味では、前章の初めと後章の終わりで門出と凰蘭が手を繋いでいるところ、凰蘭の反対の手にトランジスタラジオが握られているのが象徴的だった。もちろんこれは忌野清志郎の本歌取り。トランジスタラジオは外界との通信手段ではあるのだが同時にそれは自分たちは外界とは隔てられた内側世界に居ることを表している。
ちなみに後章のトランジスタラジオは映画のオリジナルなのだと思う。わかっているじゃないですか。
前編は良かったんだけどなあ
原作未読。前編でこれは良い拾い物をしたとおもっていたのに、後半はただただ宇宙人が攻撃もしてないのに殺されていくし、人類は滅亡しないし、その後地球人と宇宙人は和解できたのかも解らないし、モヤモヤが残った。
原作未読でしたが、今ひとつ物足りない感
2ヶ月前に前章鑑賞後、通常上映で鑑賞。
映像や音響、主演2人の演技力は前後章ともに良かったです。
後章だと侵略者の素顔が見えるシーンがとても印象に残っていて好きでした。
ストーリーに関しては前章がテンポ良かった分、後章は物足りなく感じてしまいました。
独特の緩急が少し和らいでしまった気がします。
画に関してはしっかり映画に落とし込まれているんだろうなと感じましたが、最後の絶望感とそれをどこか他人事のように見届ける姿の対比がもっとあるとセカイ系として楽しめたと思います。
期待していただけに少し残念だった感じの作品。 本年度ベスト級。
前章が良かったので本作に期待するもののそれ程でも無かった感じ。
観ていてちょっと退屈だった(笑)
全体的に纏まりが無く地球滅亡の危機がどうなるのか楽しみにしていたけど無難な結末。
あの&幾田りらサンのCVは相変わらず良かった!
前章では、おんたんの熱いトークが良かったけど後章ではそれ程でも無かったのが残念。
門出のラブストーリーも残念だった感じ。
前章と後章に分けず1本の作品にした方が良かったかも( ´∀`)
前半のほうがすきだったけど
前半よりさらにファンタジー感満載、原作は後半部分は未読なので先入観なく見れた。
見た直後はそれなりに世界観を楽しめたけど、ふと時間たってレビューを書こうと思うとあまり残ってない印象。前半の方がなんかインパクト強かったなあ。
まあでも、宇宙人可愛かったしそれを容赦なく虐殺していく人類に思うところもあったし、そんな中でぶっ飛んだ主人公たちががんばってるのも微笑ましくあった。
配信に出てきたらもう一度復習したい。。
変な畳み方だが、コレはコレで良いのかもしれない。
楽しみにしていた後章ですが、時間が合う回の為に、図らずも轟音シアターで鑑賞。(恩恵は、あるシーンの音のエグさで発揮)
面白かったです。
期待して見始め早々、今からガンガン風呂敷畳むぜ❗️的な潔さを感じました。
ただ前編にあったグルーヴ感は薄れ、
風呂敷の畳み方も、おんたんが世界線が異なるところで絶対的な門出を得ていた事は、想像内だったので割と確認作業の様に観る事となりました。
そういう意味で、前後章一挙上映での鑑賞が正解なのでは?前章にあった脳みその回転が加速する快感を引きずったまま後章に突入したら、感じるテンポが違うんじゃ無いかとか、観ながら思ってました。
後章、物語の終局において主人公2人は傍観者となり、大葉クンVer.2が大立回りを演じるのは、物語のカタルシスを得るにはどうかと思ったのですが、セカイ系の終わらし方としては、もしかして新しいのでは?とも思いました。
セカイ系は主人公がその世界の有り様の原因や結果が、自意識だったり愛する他者によって変容する事についての自らの行動や思考の物語であるとするならば、
大葉クン2が収束の為の行動の部分を担い人類滅亡が東京崩壊で収まる事と、
そのデストロイを微妙な距離から眺める主人公2人の様子は、諸行無常感がある好みの風景で、前章から引き継いだ個人視点を守って2人が超越した行動を起こさないリアルな様は感心しました。
おんたんが全てを思い出しているのなら、その選択の犠牲を自らの内に秘めた覚悟と門出に絶対と言われる事の至福は、中々グッとくるモノがありました。
まあ、あれだけ前章であらゆるモノを回収してたのに、F元素による動力は日本に先を越されて、暗殺で乗っ取ろうとする米国はどうかと思うし、
空飛ぶ国立競技場のクズ供は木っ端微塵にして欲しかったし、
「アイツのせいかっ❗️」と叫ぶ小比類巻の後ろには、今にも接触しそうなピンクのフワフワ浮いてて欲しかったり等、
時間の制約のある映画の中で、もう少し割り切ったカタルシスが欲しかった気もします。
原作未読なので、きっと原作は人類滅亡しちゃうんだろうなぁとか思ったりするのだけど、映画の世界線もまた違うって事なんでしょう。
ついでに言うなら、ひろし兄貴もおんたん見送った後違う世界線に行ったりしてないの?とか、門出の親父はどこ?とか色々思うって事は、ちゃっかり楽しんでて、予想通り原作に手を出さなくちゃならんのか~嵌められたなぁって感じです。
後、インターステラーぽいとこがあるので、ノーラン監督は観ないで下さい。
全268件中、121~140件目を表示