デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
全268件中、81~100件目を表示
自分が初めてガチ泣きした映画(後半ネタバレあり)
ストーリーが途中から複雑になってそれであれこれ考えてるうちにおいてけぼりにされた人が多いようだが、まあ正直そこはそんなに真剣になっても仕方ないから雰囲気だけ楽しめばいいと思う。それよりは画面に映ってる人が何を考えてるのかとかをよく見てった方がいいと思う。見てない人は前章も合わせてぜひ見てもらいたい。
以下ネタバレ注意
大きな流れとしてはおうらんが門出を救おうとした結果なかったはずの争いが起きてラストで多くの人が一気に死んで争いも終わる。そして、おうらんと門出は多くの人を殺してしまったという罪悪感と同時に、もう自分たちのせいで起きた悲惨な争いが続くことはないという罪悪感からの解放を感じる。さらに、いろんな人が様々な思惑を持っていながら結局誰の願いも叶わないという救われなさと無力感も感じ取って観客が泣くという構造だと思う。群像劇としてもセカイ系としても見れるのが面白い。おまけに岡田斗司夫の言う通りアニメとしても最先端。ほんとにすごい
好き!!
いつものごとく何も説明できない
たぶん何もわからない わかろうともしなくなった
ただただ生命にあふれている
また歩きだしたら涙でた なんなんだこれは?
それでもまだ描ききれなかった悔しさが渦を巻いていて、とっても人間っぽい
そそぎこまれた作り手さんたちのエネルギーの集大成にずっと圧倒され続けていたい
そんで、おんたんのヨダレみたいに何かをあふれるままにしていたいんだ
世界を守るより...
1.令和は個人の幸せに突き進む
2.皆んなの為はダメ?
3.結局、最悪にはならなかったが結構死んだ
4.主人公の友達救う為に結構死んだ
5.主人公の友達の好きだった先生も死んだ
6.でも、主人公の大切な人2人は生きていた
7.結局、自分の周りを守ることしか出来ない?
8.確かに世界を守るのは無理でも自分の周りは守りたい
9.令和らしい映画だ
10.家族より恋人、友人だ
11.宇宙人に乗っ取られたのがオッサンだったら...
素晴らしいSF青春作品
採点3.9
相変わらず心地良いグダグダ感、この空気が実に面白い。
前後とも観るとわかるのですが、原作を実にうまくまとめてると思います。
思い切った構成になっていて、前章が門出編・後章が凰蘭編として作られていました。
合わせた脚本も巧みで、ここら辺はさすが吉田玲子ですね。
それとキャラが皆、実に生き生きとしている。
改めて、りらとあのキャスティングが素晴らしいですね。
その主題歌も二人なのが良い。
ピークは都市崩壊のシーンですね。
どの作品もですが、ここの描写はどうしたって「AKIRA」になってしまうし、本作の作画もそうでした。
しかしここの演出は素晴らしかった。
なんと言ってもでんぱ組の「あした地球がこなごなになっても」を入れた事ですね。
原作者自身が当時「デデデデ」を思いながら作った歌です。マッチしない訳がなく、それはとんでもないシーンになっていました。
そのエンディングも原作とは違いショートカットした感じでしたが、その収まりは良かったです。
後に知ったのですが、このエンドもいにおの絵コンテから作ったらしいですね。何とも納得です。
恋と戦いと友情、素晴らしいSF青春作品でした。
なんとも言えないハラハラ感だった!
前章に引き続き異様だったw
なんかより状況が複雑化していって、門出とおんたん達はどうなるのか最後までハラハラした😱
ただ、最後はいい感じ?に終わってたから良かったかな〜?w😊
うーむ…
ストーリー的には後章は伏線回収がやっと、という感じで前章でのワクワク感からの引き継ぎ、大団円までのプロセスという面では期待値には届いていない、というのが率直な感想です。でもこのアニメの世界観、破綻のない作画描写は本当に秀逸です。いっぺんに前後通して鑑賞したら違う感想をもったかも。いずれにせよレベルは高い作品だと思っています。
世界が滅ぼうとも君は僕の絶対
またしてもめちゃ面白くて「やはりアニメが最強」と一時的に思ってしまう。絵柄や物語の設定から浅野いにお=大友克洋の後継者と見ていたのだけれどもっともっと軟派で深くて複雑で乙女であったかく、硬軟のマッシュアップ具合がグレイト!そもそもが宇宙からの侵略者の船が上空に浮かぶという東京の非日常が日常化してしまったというお話で、その混ざり具合が秀逸。しかしコロナ以前の作品なので、あのパンデミック下街中の人間がマスクをして行き交うという映画を超越した近未来をすでに体験してしまった我々にしてみれば戦略核を米軍が使った後の首都で誰もマスクをしていないのが不自然。奇跡的に素晴らしいのは門出(幾田りら)と鳳蘭(あの)のキャスティング!それぞれの主題歌と相まって「君は僕の絶対だから。」というセリフが何度も心に染みる。君がいてくれれば地球が破滅したってかまわないんだよ。しかし回収されきっていない伏線が幾つか残っており・・・もやもや
絶対だから。
前章を少し忘れつつ後章を視聴。
前章の曖昧な伏線をマコトくんへの説明のおかげでだいぶ解消!ナイスだ!
ストーリー自体が割とSFチックでしっかりしてるのに対し、しれっとラブコメ挟んでくるのは面白い。前章でも思ったけれど、後章でも割とラブコメしてたね。
ストーリーに関しては、訳分からんところともそこそこにはあったけれど個人的には満足。天気の子じゃないけれど、大切なもののために全てを巻き添えにしてまで願いを叶えるのは、最低だけれど最高。ご都合主義で全てがハッピーエンドになる訳でもなく、だからと言って完全なバッドエンドでもない。話の流れとしては、良きでした!
2人の友情よ、永遠に!
2人から言われた、【絶対】の言葉にグッときた!
余談だけど、はにゃにゃフワー、すーーきーーが良かった。相変わらず主人公ふたりの演技上手いと思った。
【前章=傑作/後章=良作】
待ちに待ち望んだ後章!!やっと今日見て参りました。
いにおワールドの虜になっている僕は当然、世界観に浸りながら楽しませて頂けました!
前章を見終わった後、続きが気になり、原作を最終話まで読ませて頂きました。そして後章の今作。原作とはラストが違うと言われていたので、どういう終わり方をするのか非常に楽しみでしたが、他の方々が言うように、やはり広げた風呂敷の締め方が難しかったのかな。という印象を持ちました。勿論、後章も後章で良作でした。
個人的には、原作で悲しくなれたシーンも、映画では時間が足りなかったのか、キャラクターが上手く掘り下げられないままラストシーンを迎えたので、悲しくもなれず、キャラに感情移入も上手く出来ず、何となく収集付かずに終わらせた感じがしました。それは原作と似てるところもあるのですが笑
それでも、中川兄の凰蘭へのアツい愛情。凰蘭と門出の深い絆。侵略者大葉の平和主義的大活躍。全て感動致しました。原作とは微妙に違うシーンも、いにおワールドを壊さず、美しい2人の青春を体感出来ました。
多分これを感じたのは僕だけでは無いと思いたいですが、ラストの大葉が空から降って帰ってくるシーン。凰蘭と門出は地元(東京全土)が焼き尽くされ、家族も死んだかもしれない状況で、「大葉が帰ってきた!やったー!」「凰蘭と門出が一緒ならOK!」みたいなノリがモヤっとしました。前章を通してハートフルな人間関係、人と人との熱い絆みたいな物を描いていたのに、結局、凰蘭、門出、大葉が生きてればハッピーエンドなの?!と不思議な気持ちになりました。やはり大作漫画は映画に纏めるのは難しいですね。
個人的には前章には劣るものの、僕の趣味趣向には刺さりまくりな大満足映画でした!浅野いにお先生を初め、声優の皆さん、アニメーターの皆さん、プロデューサーの皆さん、その他沢山の方々。
最高の『デデデデ』を有難う御座いました!!!
笑わせようとしているんだけど、あまり面白くなかった
変なキャラとか出して笑わせようとしているんだけど、あまり面白くなかったです。
愛と友情の物語と、言いたいことは伝わってくるんですけどね。前章で謎だった映像は今回明かされます。門出が急に暴力的になったり、凰蘭が大葉を急に好きになったり、無理矢理感があったかなぁ。
母艦も最後爆発したのか、母艦に乗っていた侵略者は全滅したのか、はっきりとした映像がなくて曖昧感がありました。あの指の形をした粒子みたいな物も抽象的でよく分からなかったです。
好評のようですが、正直な感想はあまり面白くなかったです。
デストラクション
前作のラストからさあどうなる!との想いで鑑賞。風呂敷を広げすぎて畳みきれてない印象を受けました。後1時間あれば出来たかなぁ、でも上映時間が長過ぎてダレる気もするし、落とし処が難しい作品だと思う
話を詰め込み過ぎな、夢オチもの。
原作は未読で前編を鑑賞済み。
前編の話を後編でどう落とすのかな?
と思っていたため、結構楽しみに観に行った。
感想としては、ストーリーが駆け足すぎて詰め込みすぎ。
時間が足りなくて、ストーリーを追いかけるのに精一杯という感じで、伏線の回収も中途半端。
きっと原作では伏線の回収や主要キャラの行動理由なども細かく描いてるのだろうが、映画ではそれが無かったので、キャラのほとんど(特に悪役)の行動が唐突すぎるというか、何を考えて行動してるのかわからなかった。
まぁ、原作ものに多いのだが、原作を読んでいることを前提に作られた映画だね。
映画化自体がファンのためでもあるのだから、間違いとは言わないが、原作未読の人は置いてけぼり。
日本の(ストーリをしっかり描く)テレビアニメが海外でヒットしてるのに、アニメ映画がイマイチヒットしないのはこのパターンが多いからだろうね。
ストーリーも悲惨なラストと幸せなラストがそれぞれ別の並行世界で起きるというどこかで聞いたことのあるようなお話で、前編で起きた出来事がまったく回収されない。
並行世界と言えば聞こえは良いが、人が寝ているときに見る夢がいわゆる並行世界という学説もあるからね。
小難しい理論を並べても要は夢オチ。
想定される最悪な結果を主人公たちが力尽くで回避するから話として面白いわけで、この世界では主人公が人類絶滅を回避出来ずに悲惨な結果に終わりましたが、別次元には原因自体が起こらなかった幸せな世界もありました→ハッピーエンド。
ってのが許されるなら何でもありになってしまう。
原作は読んでないのでわからないが、映画は説明不足の夢オチものとしか思えなかった。
大風呂敷を広げると畳むのが大変ですな
2024年映画館鑑賞43作品目
5/29(水)イオンシネマ名取
dポイント−300円→1500円
アニメーションディレクターは『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の黒川智之
脚本は『ガールズ&パンツァー 劇場版』『若おかみは小学生!』『きみと、波にのれたら』『のぼる小寺さん』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の吉田玲子
冒頭PG12
殺戮シーンの数々が原因だろう
前章と比較すると明らかに落ちる
エンディングテーマも平凡でつまらない
キャラクターデザインが良い
声優陣も良い
おんたんの暴言の数々も良い
世界観も悪くない
だがしかし結局のところこのジャンルは自分の好みじゃない
世紀末じゃあるまいし終末思想はいかがなものか
映画は娯楽なわけで人生の一服の清涼剤
どちらかというと痛快時代劇とかドタバタ喜劇とかそういうのが好きですね
映画で一服盛られてもね
破壊オチなら富野由悠季ら諸先輩で見飽きた
関西人のような東京に対する歪んだ僻みとかないし
ネタバレしたけどいまいちしっくりこない
イソベやんの着ぐるみを着た侵略者は「死者を生き返させることはできないし過去にタイムスリップはできない」と言った
じゃああれはなんだろうか
『僕だけがいない街』系な
『新世紀エヴァンゲリオン』は母が亡くなったことだけが事実でそれ以外は主人公の妄想という説がある
だとすれば『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』はいじめられっ子の小山門出の自殺だけが事実でそれ以外は中川凰蘭の妄想じゃなかろうか
トータルリコール系解釈はネット民の多くからは歓迎されないけど
声の配役
高校教師渡良瀬に片思い中で親友の凰蘭をおんたんと呼ぶイソベやん溺愛の小山門出に幾田りら
小学生の頃からの門出の親友でネットスラングを多様とした問題発言を多用するボケ担当の中川凰蘭にあの
中学時代の門出が夢中になったアイドルグループのメンバーの1人で「8.31」以降行方不明になったが侵略者によって瀕死同士の侵略者と融合し復活を遂げた大葉圭太に入野自由
門出ら高校同級生仲良し5人グループのひとりで両親とは別に訳アリで5人の弟と一緒に親戚の近所に住んでいる門出とは違うタイプの眼鏡の出元亜衣に島袋美由利
門出ら高校仲良し5人グループの1人で亜衣とは幼稚園の幼馴染でボーイズラブが好きなおかっぱ高身長の平間凛に大木咲絵子
門出ら高校同級生仲良し5人グループの1人(彼女だけ高校からの付き合い)だが自衛隊の攻撃によって侵略者の中型船が市街地に墜落したことによってその事故に巻き込まれて亡くなる栗原キホに種﨑敦美
石川県から上京し駿米大学に進学し門出らと仲良くなる侵略者擁護団体「SHIP」に参加する活動家の竹本ふたばに和氣あず未
ふたばの中学の同級生で丸坊主の出っ歯だったが突如カミングアウトし金髪のカツラを被り堂々と女装し始めた田井沼マコトに白石涼子
門出の父で漫画編集者だったが「8.31」の日に行方不明になる小山ノブオに津田健次郎
凰蘭の兄で高校時代はイケメンだったが大学卒業後就職せずデブになりアフィリエイト収入で実家暮らしの中川ひろしに諏訪部順
門出ら高校時代の同級生で元カノのキホが亡くなったことがきっかけで侵略者狩りの活動家になった小比類巻健一に内山昂輝
門出や凰蘭の高校時代の担任教師の渡良瀬に坂泰斗
S.E.S社(サンティリ・エレメンツ・ソリューション)の女性社員で広報担当の須丸光に大西沙織
S.E.S社開発者の宝田に松田健一郎
内閣総理大臣の荻野にこばたけまさふみ
ジャーナリストの三浦太郎に河西健吾
駿米大学オカルト研究サークル部長の尾城に沢城千春
議長に竹中直人
イソベやんに杉田智和
テベ子にTARAKO
2020年代アニメ史に残る名作
このアニメ、クソ面白い!!!現代の日本をここまでリアルに描いたアニメはコレが初めてであろう。SFアニメの最高峰!文句無しの出来!登場人物のやり取りやセリフがリアルで痛快で素晴らしかった!全日本人必見の映画です!
SFアニメ好き的には面白かった!
日本のアニメ映画でもまだまだこんな骨太な作品が作れるんだと感心しました。キャラクターや設定もSF好きな自分には堪りませんでした!
最後のオチもハッピーエンド嫌いのへそ曲がりな自分には結構楽しめました。
惜しむらくはやはり多くの方が指摘してる通り、「前編」からの「後編」までの空白期間だと思います。原作未読者としてはそこが辛かったです。(一応、パンフレットは大事に保管してました…笑)
余談ですが、CSの「漫道コバヤシ」にて原作者の浅野先生が漫画版の制作秘話などを話してるので是非見てください。
前章支持、後章非支持。
前章は新味ある魅力的な
キャラ、舞台設定、構成、特に後章への繋ぎに痺れた。
後章でそれらの始末が何れも新味に欠け普通に回収され鼻白んで幕、かな。
またも風呂敷広げは面白いが、畳み方がツマラナイ。
一章で語りきれば傑作だったかも。
原作読もうかな…
デストラクション=“滅亡”へのカウントダウン。
こういう終わり方なのかぁと思いながら、やはりもうちょっと登場人物の事もストーリーも知りたいので原作を読んでみたいと思いました。
時空を超えて辺りの展開に仕事終わりに鑑賞したせいか頭が働かなかった…
でもおんたん兄の「I’m president of Japan」で爆笑。
門出と渡良瀬のデートはとーっても可愛かった。
とても楽しめました。
今まで見たアニメーションで史上最強
なんだこれ。鳥肌たちまくりっすよ。
前章からみてどんな結末を迎えるのか
どれが1番腑に落ちて納得出来るんだろうか難しそうだなぁとか思ってたのもつかの間。
そうだ。こうだ。これだ!!!なんて最高なエンディングなんだ。何エンドか分類出来るのだろうか。
私的にはメリーバッドエンド要素があるのかなぁ?とか考えながらも、この作品観てよかった!!劇場でスクリーンで体感して良かったって大興奮である。そうだ、特に記憶の中に入る時の演出・効果が半端なくて、なんやこの没入感、鳥肌がビビビとものすんごい圧倒されたシーンだった。
それぞれの掲げている正義が、なんか全ての“正義の形”をここに集約させてぶつけ合わせて、武器に拳に時に心で殴り合い、どこの正義も共感出来なかったけど、おんたんの考えや言葉はごちゃごちゃだけど、でも矛盾してなくて芯があって支持するならば、おんたん一択!ってなったのも、やっぱりおんたんは“絶対”だから。そういう事だよね。
綺麗なところも汚いところも全部出し切られた物語に、浅野いにお先生大好きだわぁって再認識した映画でもあった。
まだまだ自分の中で咀嚼しきれてない部分もたくさんあるため、原作漫画は購入決定で、余韻に浸りまくろうと思う。
“何があっても完全無欠のヒーロー”♪
「青春謳歌」/幾田りらfeat.ano
意外とあっさり
作画は前章同様完璧でした。今後も期待
ストーリーは正直に言うと『あ、そうなっちゃうんだ』という感じで終わったあともあっけらかんみたいな状態でした笑笑全然伏線も回収できてるんですけどちょっとインパクトに欠けるのは否めません。
クオリティは高いので前章見たなら是非見るように!
全268件中、81~100件目を表示