デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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突き抜ける部分は少ないが、軽いトラウマになる
前編はのんびり部分が多かったが、後編はラストに向けて、
真実が明らかになるとともに、展開がすすんでいき恋愛要素も混ざってきている。
宇宙人との関係、人類の愚かさがわかりやすくもストーリーとして様々な作品のオマージュたっぷりに描かれている。
主演の二人の演技は何も言うことはないが、2作続くと意外性というのはなくなってきてはしまった。
グロいシーンも多いが何よりトラウマになったのは、宇宙人の中身である。伝えたい意図はなかなかに感じるが、正直、鑑賞後はこの印象だけが強く残ってしまっている。
思い出すだけでも気味が悪くなる。
作品としては楽しめたが、突き抜けるものは少なくはあった。
あのちゃんがピッタリ過ぎる。
あのちゃんの声やイントネーションがおんたんのキャラクターとハマり過ぎていて、もはや気持ち良い。そこを鑑賞するだけでも価値がある。
物語のラストは映画がマイルドタイプで原作がハードタイプといったところ。
きっとこのラストも原作とは別の世界線のラストなのだろう。
それでもこのラストは浅野いにおさんの優しさを感じた。
圧巻のシーンに
とにかく宇宙船爆発のシーンにインパクトがあった。BGMは原作者浅野いにおが作詞したでんぱ組.incの「あした地球がこなごなになっても」。歌詞とシーンがリンクしているが、メロディは必ずしもあってるとは言えないが世界の終わりはこのくらいで良いかなとも思う。
ストーリーとしてはかなり余白を残して終わる。もうちょっとちょうだいってくらいが良いのかもしれないが、もうちょっと欲しかったかなw
鑑賞動機:前章7割、地球がクソやばい2割、はにゃにゃフワー1割
さてどういうふうにケリをつけるか?
思っていたよりドSFしてて思っていなかった展開だったけど、何とか振り落とされずについていけたと思う。
終わりということでいいのだろうが、もう少しじっくりみたかったかな。なんか原作とは違うラストらしいですが。エンディング曲は前章/後章逆の印象。「絶絶絶絶対領域」が好きだからですが。
おんたんがぶっ飛んだこと言う時、ヨダレと涙が出てるのが気になる。彼女を見ていると「トリックスター」という言葉を連想してしまう。あるいは必死でそうあろうとしているか。
はにゃにゃフワー。
高いハードルを超えてきた
地球外から襲来した巨大な宇宙船が浮遊する光景が日常化した東京。そんな世界で青春を謳歌する少女たち。その状況が画期的かつ圧倒的で絶賛した前章。
そんなこんなで自分の中で異様にハードルが高くなった後章。
大学に通い始めた門出とおんたん、新しい友だち、オカルト研究会、そして門出と担任教師、おんたんと謎の少年の恋?、、、激しく動き出すかと思いきや、スローダウンして身近な人たちとの大切な時間をきっちり描いた。
一方、東京各地に出没する侵略者たち、駆除活動を繰り広げる自衛隊、侵略者狩りを続ける過激派グループ、そして煙を上げて傾く上空の母艦、、、世界の終わりに向かってカウントダウンが始まっていた。
思えば雑多な内容を盛り込んだ後章。
とことんオフビートな日常が好きだった。
いかにもなクライマックスも自分は好きだった。
そう、高い高いハードルを超えてきた👍
そして幾田りらちゃんとあのちゃん💕
凄い個性。凄い魅力。まさに無敵だった。
前章を観に行ったのも後悔した!!
中々面白くならず、また主人公2人はあくまで日常を送るだけで、事態の解決に向けて奮闘する訳ではないので、盛り上がらずに終わった感じです。作者の性癖なのか、教師と門出のやり取りが相変わらず気持ち悪いです。終盤で歌が流れる中、東京が壊滅するシーンは良かったですが、2分くらいでしょうか。人類ヤバいとありましたが、滅んだのは東京だけでしょうか。ショボいです。大葉が帰ってくるシーンは要らないと思いますし、主題歌は前回のだけで良かったです。平行世界の話も門出は知る事はないですし、色々省いて1作にまとまっていたら、それなりの内容だと思います。デーモンズなんて出ましたか?、全く大袈裟なタイトルで、がっかりしました。
もはや芸術の域
一言、めちゃくちゃ面白かった。ポップな作画がシリアスなシーンをより際立たせていた印象(まどマギに近いものを感じた)。また、個人的に良かったのが、主人公が常に物語の核の宇宙船や侵略者に対して傍観者であることだ。いや、結果的に傍観者となっていると言うべきかもしれないが…
個人的には、この映画は傑作映画という域を超えてもはや芸術と呼ぶべき作品だと感じた。
今日も今日とて
起こることは、少し遅くて少し早い。少しやりすぎて少し足りない。何度繰り返しやり直したって変わらない。だからそこで折り合いをつけていくしかない。でもそこで温かい関係が結べたならそれは僥倖でしょう。
それにしても大切な何かを守るということは、何と孤独なことでしょう。よくやったね、なんて褒められることなんてないのですから。
前章を観てない人もいきなり観てほしい。それでも何となくストーリー分かるし。私たちのぬるい日常がデストラクションされるのを映画館の大画面でぜひ。
斬新な設定にはまった
あのちゃんとイクラちゃんに興味を引かれ、前編を見たら かなり難解で奇抜な内容に これは後編は見逃せないと鑑賞
想定外の物体の出現に パニックになる人類
都会の真上なのにも関わらず、米国が使用した兵器はまさにエゴ丸出しの政策で、リアルだ
無抵抗の侵入者を、無慈悲に殺害する様は、さすがに異様で吐き気さえ覚える
私的に納得の結末でした
愛愛愛愛!!!!!
トゥルーエンドというのか!?
門出への愛ゆえに世界を滅ぼすことも厭わないおんたん!!
友情!!うおおおおおおおおおおおおおお
浅野いにお最高!浅野いにお最高!浅野いにお最高!
原作も買います!!!!!!!!!
SF友情物語
良いところ
伏線がきれいに回収されて不平不満を持つような残り物がない
ん?なところ
相手は恒星間航行できるような科学力があって理性的な行動を取れる存在に対して絶滅主義とか愚の骨頂
わざとらしいまでのキャラデザに最後まで慣れなかった
きちんと風呂敷を畳み終えて伏線を回収してるので、ご都合的な後付けもなくラストを迎えられたと思うし、結局のところ大勢の意思や行動ではなく個人の感情で世界の命運が動く少し前のセカイ系作品ではあった。まあ、それを持って罪の意識を持つかどうかは作品の中での結論を支持する。
まあ、被害者家族から責められたらどうなるかは知らないけど、前編から通して広い政治や経済の側面とごく身近な個々の友情の話が対比的に描かれてて、つまるところおんたんの思うがままに進んだ、というところかな。
しかし侵略者モノとしては、政治も経済もテロリストも活動家も全ておバカに描かれてるのはシニカルと言うか雑と言うか。まず相手の戦力がわからんうちから攻撃を仕掛けるとか、交渉どころか相手の言語パターンの解析すらせずに駆除とかどう考えてもおかしい。あれはイデオンかよ。そこら辺の根本的な部分が本当に雑にだし、興味がなかったのかもしれんな。キャラデザでキャラの重要度がわかるとかはあまり好きになれんかった。
時間
と言う概念を持つことで、自己の存在と実在を理解するに至った人類の精神は、辛うじて肉体と言う物理現象を得たことで、現在地を知ることができているのである。
しかし、一個体個体が現在地に至るまでに経てきた時間
と言うか其々の宇宙は全く同じものはなく、人と人の交流は常に其々宇宙の衝突の瞬間なのだ。
と言うことは、宇宙同士の衝突という途轍もないエネルギー衝突が常にこの世界で起こっており今日明日滅亡なんて
生ぬるい幸せの一端であるw
そんなワールドイズマインな世界を浅野氏なりに読砕き
咀嚼してぺっと吐いたらデッドデッドになった◎
と僕は理解した。
僕が今全エネルギーを持って挑み託そうと思う存在との在り方も思い至ることができた名作に感謝!
アニメだと侮るなかれ。
ちょっとガッカリだけど、原作を少しだけ変えた結末は、まあ、この方がいいんじゃない
前章の謎の回収は大体なされている
まあ、予想通りなところもあれば、意外なところもある
予想通りのところも予想が外れたところも、ちょっとガッカリかなぁ
良かったのは、今の日本の危機的状況の比喩である前章の設定から結末までの社会のドタバタ喜劇
これは秀逸でした
そして、ラストの変更
ラブストーリーで終わらせたのが良かった
というのは、原作をざっと調べると、10年前の作品で完結が2年前
つまり、8年かかっている
内容からして、そんなにかかるはずがない
予想通り、長期休載を何度かやっているみたいですね
これは10年前の社会情勢、作者の心情が完結時とはかなり変わっている可能性がある
話を膨らませるために、途中でキャラクターを増やしてるなあと、映画を観ていて感じたのは正しかった
原作の完結は2年前だが、今でもタイムトラベル物は大流行り
もう飽き飽きしてしまった
2年前ならこれで良かったのかもしれないが、今なら、
最後は、なんや、謎の回収に終始してるだけやんとなる
タイムパラドックスを解決する方法として、多次元平行世界という説明が当たり前のように使われるようになった
物理学的なことはよく分からないが、とても都合の良い考え方です
この作品もそうですね
過去を変えて、自分の都合の良い未来に変える
でも、それは違う次元の未来
でもね、それは自己満なんですよ
新しい未来に自分はいるけど、もうひとつの古い未来は救えていない
自分さえ満足できれば、他のことは知らないという考え方ですよね
だから、つじつま合わせに終始する原作の最後ってなんの感動もないし、意味も無い
それがわかれば、結末をラブに置き換えたのはとてもいい
タイムパラドックスの辻褄合わせなんて、脇役でいいんですよ
無意味なんだから
前半の謎の回収で一つ引っかかっていたのが
駆除される前に宇宙人が
「君たちは同じ考えを共有していないんだね。」
みたいな事を言っていたんだ
これは、宇宙人がみんな同じ意識を持っているんだと解釈したんですよ
理想的なようで、危ない考え方だなあと思いました
個人の考えを否定する社会主義的な考え方だなって
いにおさんの理想はそうなのかなあなんて
でも後章では、そんな話はなかったかのようになっていました
だって、宇宙人達
現代人と考え方がぜんぜん変わらない
結局、真っ二つに別れて大変な事になっている
この辺りは、SFとしてはガッカリ
もっと宇宙的に洗練された人には理解出来ない思想があると思っていたのに
この作品は、ただの現代社会の風刺だったんですね
これは、作者の思考が変わったためかもしれませんが
というわけで、前章で期待していたほどには結末は大して斬新ではありませんでした
ヒーローが人知れず活躍して、被害を最小限に食い止めたっていうのもありきたりです
新海誠や細田守と何も変わらない
いっそ、”ノウイング”のような結末が用意されていた方が良かった
これじゃ”ディープインパクト”の足元にも及ばない
注釈
タイムパラドックス・・・例えば友達が死ぬのを止めるために過去に戻って阻止するなら、友達は生きているはずです。それなら、過去に戻るという行為は行われないはずです。そうすると、友達は死ぬはずで・・・という矛盾が生まれる事です
ノウイング・・・ニコラス・ケイジ主演
太陽フレアで地球が蒸発するやつ
ディープインパクト・・・世間的にはアルマゲドンの評価が高いが、あれは配役にスターを使ったから。作品としてはディープインパクトの方がずっと良作です。自己犠牲とはこうあるべきです。
声の魅力で想いが変わる・・・
原作未読です。
はっきり言って前章の記憶もうつらうつら。ただ、ラストが衝撃的で、どう後章に繋がるのかってのには、期待ワクワクでの鑑賞でした。
のっけから、やってくれます。期待以上のダークな展開、容赦ない殺戮にホラー大好き親父は大満足でしたが、門出やおんたんが出てくると、ふわ~っと、あの雰囲気に戻ってしまう。
前章とは明らかに違う緊迫感のなかでも、普通な生活が送られているような・・・
ある意味、ホッとする部分でもあります。
本作品は、地球人と融合?した侵略者(宇宙人)がメインかな。おんたんとのホノボノとした繋がりも魅力的だし、イソベアンの道具もどきで大活躍を魅せてくれます。
限りなく殺伐とした危機感を孕みながら、あの画と声でホンワカとした雰囲気を醸し出す。
なんとも表現し難い一本かな。
やっぱり前章と後章、一気に見てみたい。きっと全く違った印象を受ける気がする。
デデデデで?
前・後編の間がなるべく開かないようにと前章から2週間後に鑑賞した割に、ここまででどんな展開があったのか早くも脳内から飛んでいた自分に驚愕しつつ鑑賞。記憶を蘇らせながら、たくさんフラれた話がどう回収されていくのか期待していたのだが、回収されるものは新たな設定を加えた単なる辻褄合わせ、それ以外はとっ散らかったままぶん投げたようなラストにしか思えず…。
そもそもセカイ系な話でありながら主人公たちにさほど共感するわけでなく、あちこちに広げた大小色とりどりな風呂敷をどう畳むのかに興味を注いでいただけなので、それがこういった結末を迎えるのであれば正直どうでもいいと思ってしまった(オレが話についてけてないだけかもしらんが)。未読の原作漫画は12巻あるようなので240分の尺じゃ全然足りてない感もあるのだろうけど、漫画でじっくり読めばもっと深い味わいがあるのだろうか。
やはり繰り返し見るべき映画なのか。積み込み過ぎて情報量が多すぎ。
この世の中で最も怖い生き物は「人間」と言う事が分かりました。
「侵略者」とみなされた宇宙人もアホ過ぎなのか、使節団を送らず突然、東京の真ん中に宇宙船を浮かべて。とにかく人間の方が恐ろしいと思える作品です。話を詰め込み過ぎなのか前後章の4時間では描き切れないと思いました。何度も繰り返しみるアニメ映画です。共通の敵(脅威)あっても人間同士が政治的思想で争っているところが見どころなのです。
【原作未読】前編1か月前のあと後編みた感想
面白かった。あたりまえだけど前編は初見なので、かなり刺激が強かった。
故に後編は少し評価下がるのは当たり前。
色々思う所はあるけども、今の日本といわず世界的に何とも言えない
生きづらさが表現されていてすごかった。
なんとなく一般人ではどうしようもない世界で世界が動いていることに
みな目をふさぎたい(その方が楽だから)けど実は…
的な所がうまく描かれていた。
あと異星人をぶち殺すシーンも心理的につらかった…
異星人子供の殺害はあえて描画しないところに好感がもてた
(過激さをもてあそぶのではなく、大人殺害もできれば描かずにつたえたかったのかも)
途中でマスクの中が、人間と同じような顔ですよ~ってなってる仕掛けにも
驚いた。色々考えさせてくれる映画だと改めて思いました。
話が進み、色々な事がわかってきて最後の最後で躊躇なく行くところはすごかった。
その反面、コヒルイマキ君とオオバ君が戻ってきてしまったのが残念だった。
(んなわけねーだろ的な残念さ…ココだけ個人的に合わなかった)
オオバ君がんばる所はオッサンなので胸と目頭が熱くなってしまった…
あのちゃんと
幾多さんは素晴らしい
この2人の声が、この世界を仕上げていると思った。
(最初は話題作りでしょと思ってたので…失礼いたしました)
エンディングが白に黒文字っていうのが
前編と異なっていて(おそらく)
斬新だなとおもった
色々書いたけど、パンフレット前編、後編も珍しく買ったので
とても記憶に残したい映画です。
オススメだよ
個人的10年に1本の大傑作
映像・演出・演技(20)
CGを駆使した母艦や、ラストのあの結末の描写は圧巻の一言でありみていて呆然としていた。特に記憶を覗く際の画面がサイコロ状になるメタ的な演出が気に入った。演技に関しても主演を務めた幾田りらさんとあのさんは本職と比較しても遜色ないほど上手だった。(特におんたんを演じたあのさんはハマり役でしたね!)
文句なし
20点
世界観(20)
ある日地球上に現われた空を覆う大きさの巨大飛行物体というアーサー・C・クラークの『幼年期のおわり』に似たモチーフの中で『(人類から見て)弱い宇宙人』と人類の闘争という形を表層の対立として描き、本質は侵略者と地球人双方が庶民同士で混乱や対立を起こし、その中で、『偉そうにしているクソ野郎』(作中の総理の一言)を相同したある種の元凶として描くという多層構造になっていた。この構造はある種現実世界のメタファーとして十分に成立するものでありリアリティーと重厚さを兼ね備えた肉厚な世界観であった。ただ、終盤のエヴァっぽい演出から始まる一連の現象は一回観ただけでは理解し切れなかったのでここの説明を丁寧にするべきだったのではないかと思う。
18点
脚本(20)
主人公たちが送る『クソ平和な』閉じられた狂気的ともとれる日常は東京壊滅を以って壊された。しかし、大切のものの数々を失ったはずの彼らはまた『夏休みの続き』を希求する。ハッピーエンドともバッドエンドとも言えないこの結末は我々の住まう社会のそれを予感させるという点で風刺的である。個人的には良い結末だと思う。ただ、門出の母との関係や、兄の死を受けた凰蘭のリアクション、母艦近くで描写された謎の透明なひらがななど、描写不足だったり畳みきれなかった伏線が合ったので多少マイナスか。
18点
キャラクター造形もしくは心理描写(20)
本作品は群像劇の様相を呈しており、数多くのキャラクターが登場するが、どのキャラもしっかりと立っていた。モブという存在を無くす試み(この姿勢は幼少期のおんたんが小学校のクラスメイトたちに向けて放った『そこの面白い顔した奴ら』というセリフに彼女が彼らの『顔』をしっかり見ているという行動そのものに集約されている。)はとても好感が持てた。主人公である門出と凰蘭のコンビは元の世界線での門出の結末や、彼女の『デーモン』(ちなみにデーモンは原義を辿ると善性と悪性のどちらを有する可能性がある存在らしい。)という作中のあだ名などから『魔法少女まどかマギカ』のまどかとほむらを彷彿とさせた。ただし『まどマギ』と本作では悪魔と天使の関係が逆転しているのが面白い点であると思う。
ただかなり主人公たちに近いのに存在の必要性が不明瞭なキャラがいるにはいたのでそこの掘り下げが必要だったのではなかろうか。
17点
メッセージ性(20)
9.11、3.11、原発、COVID19、陰謀論に対する世間の対応など(このほかにもたくさんある。)様々なテーマに内在する『他者』の出現、国民の傍観者としての姿勢を主なテーマに据えていたように思う。社会批評としては十分に分析に耐えうる可能性が高く、これらのテーマの数々を一つの作品にまとめ上げた手腕に感動を禁じ得ない。
20点
総評
うーん映画館で泣くことはあっても茫然としたのは初めてかもしれません。ここまでテーマ性のある作品を見たのは幾原邦彦監督の作品(『輪るピングドラム』や『ユリ熊嵐』など。)以来ですね。いまの時代に必要なテーマと社会に通底する問題をシニカルに、そして面白くとりあげるセンスに脱帽です。個人的に十年に一本の大傑作!文句なし!
93点
故キューブリックに観て欲しい。
ポップな世界崩壊。
命無くなるってわかっていてもいつもの日常。
絵がマンガチックだから騙されやすいけど
この映画を故キューブリック監督に観せたい。
宇宙&狂気が当たり前の日常。
ハリウッドで実写ならとんでもない予算で…
あーでもこの思考は日本人しか無理か。
凄い映画の後章でした。
全274件中、61~80件目を表示