デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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点数は前後編を通じてのものです。 途中で主人公だと思っていたおんた...
点数は前後編を通じてのものです。
途中で主人公だと思っていたおんたん達が脇役になったようで、話の進行は小比類巻君と大葉君という、たぶん作者の本音と建て前みたいな二人に委ねられてしまいました。
SFとしての筋書きは何となく予想していた通りですが、あのエンディングは予測不能でした。人類滅亡まであと何日みたいなテロップが出ていたので、少なくとも滅亡はするのだろう(その後、世界がループするとかはあるかも知れないが)と思っていました。
ところが全滅エンドは回避した、ということで、逆に、何となく後味の悪い終わり方をしています(良い人たちが次々と死んで、悪い人がひょっこり生き残るみたいな)。たぶん、このもやもやを楽しんで欲しいという事なのかな、と思いました(形の上ではハッピーエンドですし)。
正直言えば、前編の何か始まるかも知れない不穏な空気の中、何とか楽しく日常を続けよう・・という雰囲気が好きだったので、全体を通じてはこの点数です。
自分には少し合わなかった
劇場で観てからレビューを書くまでに少し時間がかかる映画がある。感動しすぎてうまく言葉にできないとか、面白いと思えないのに衝撃は受けたとか、理由はいろいろ。本作も少し時間がかかってしまった。どう評価していいのか戸惑ってしまったから。
その世界観と伏線をちゃんと示していた前作を観て、後編には期待していた。実際に観ても、2人のゆるい会話に少しクスッとなったり、宇宙人と人間の関係の可能性が示されたり、それなりの答えが用意されていた。面白いと思えるシーンもあった。特にクライマックスのシーンは結構衝撃も受けた。でもなんかモヤモヤするし、面白かった!と言えない自分がいる。
世界が滅ぶことになっても、自分と自分の大切なものを大事にするという姿勢は理解できる。他人のために自分を犠牲にできる人間ばかりではない。2人の友情の話として理解はできるが、あの世界観で語ることなのかという気持ちが湧いてしまうのも事実だ。
エヴァっぽさが問題?とも思った。明らかにオマージュ(パロデイ?)と思えるシーンがあったし。でもそれが原因ではない。やはりこのモヤモヤは言葉では説明できない。自分には少し合わなかったという表現しか見つからなかった。
この終わり方、どうですか?
後章を鑑賞する前に、もう一度前章を鑑賞
前章後章一気に愉しんじゃいました
するとですよ、やはり一度観た前章は2回目の方が断然面白かったです
そして予習バッチリで臨んだ後章は
なんだか、う〜ん
とりあえず終わり方ですよ
好み、という事でしょう
僕はあまり好きな終わり方じゃなかったかな
でも、後章も2回目以降もっと面白く感じるかも
何度か観て面白さに気づく
そういう作品なのかもしれませんね
何があっても絶対なこと
観終えて
物語を最後まで見届ける事ができて、涙がポロリ。
内容の全てを理解できていないと思うけど、前章同様に劇中の各キャラクター達のセリフがいくつも胸に刺さりました。
結末についてあれこれ意見があるけど、それぞれの好み
どーでもいい。
感じたこと
どうなってもどうなろうとも自分を生きる
これが絶対
最高でした
賛否両論ありますが、最高の後章でした。
まさかアイドルソング流しながら人類滅亡しかけるとは思ってもいないので、最高に笑いました。フュリオサよりよっぽど狂気に溢れていました。
おんたんの性格の理由には泣かされましたし、ちょっとラスト小比類巻と大葉が生きているのだけ引っ掛かりましたが、それ以外はずっと画面に魅せられていました。脇役がいいんですよね
できれば青春謳歌はしっかり聞き込んで観に行った方が、ラストに向けての盛り上がりとエンドロールをより楽しめると思います。
あまり
刺さらなかった。
良作ではあるだろうし、面白い作品とは思うのだけれど…概ね自分の趣味に響くかどうかの違いだろうな。
世界系かつ観念系?とでも言うのか?キャラが自然に好きに動いてたら大事な人だけ残りました的な
そうだな、そこだろーな。キャラ間の相手を想う気持ちはあっても、乗り越えて行くための協力とかが極端にない。大切だから踏み出せないとかもあるのだろーし、そーゆー部分を描いた作品なのだろうけど、だからこそそこに踏み込む作品の方が自分の好みだったってだけなのかもしれない
ダダダダダイダンエンの後章
ゆるい日常と不気味に進行する終末への予感と言う世界観が魅力のSFアニメの後編で、きれいにまとまってました。侵略者の大葉君と女装趣味のマコト君を狂言回しに前編での伏線回収するのは、クドクド説明することなく、なかなかスマートな展開です。主人公二人の過去の真相はさておき、結果として二人の友情の絆の強さが感じられてほっこりしました。一方で、アプリまで使って侵略者をひたすら抹殺する当局、復讐のために殺戮をエスカレーションさせていく反侵略者テロリストの描写は、アニメとは言え残酷でショッキングです。まさに世界中で行われている、国家レベルのジェノサイドと復讐と憎悪の連鎖そのもので、ラストの情け容赦なくも美しいカタストロフィは、一種の諦念による当然の帰結にも思えます。役者では、前作に続いて幾多りら、あののお二人は安定のハマり役でした。
面白かった
前編は何の予備知識もなく鑑賞し、その世界観にやられてしまったので、本作も楽しみにしていて
ようやく観た
前編の謎、伏線を全て回収しつつ進むストーリー
淡々と進む学園ラブストーリーと非現実な暴力の描写に感情を揺さぶられ続け、怒涛のラストへ
二人の声優は天才だが、二人、特にあのちゃんを起用したスタッフは本当に天才。
侵略か融和か、誤解や思い込み、愛に満ち溢れた優しさと凶暴な行動など、人間の不完全さを見事に描いた本シリーズは一見の価値ありです。
是非、劇場で
勿体ない大作
前編通しての評価です。
原作未読。
完成度高いアニメでした。制作費も安くないでしょう。
ストーリーは引き込まれる内容であり、キャラクターも生きていて、映像で魅せる場面もあります。
評価されるべきと思う反面、無理だろうなとも思います。
センシティブな内容、独特のキャラデザイン、女の子主体のストーリー。万人受けは厳しいです。
でもそれがこの作品の良い所です。
私は好きでした。
最後に一つ。
あのちゃんの多才っぷりに感心する演技でした。話題性要因の起用であるはずが、むしろ最適解かと思わせます。
他のキャラクターも良かったので、キャスティングした人が凄すぎる説もあります。
セカイ系が進化したような斬新な作品だと思う
衝撃的な展開が続くが、エモさはあまりない。
グロくならないように、感傷的になりすぎないように、色々配慮した上での少しふざけたキャラの表情、淡々とした場面切り替えなんだと思う。
「シフトマシン」なるものが出てきて、「ああ、今はタイムマシンの時間逆行よりも、時間軸を移動した方がリアリティがあるんだな。」としみじみ思った。
ラストは旧劇場版エヴァンゲリオンのように、「この後のことはわからないけど、とりあえず目の前の問題が解決して良かったね!」という感じだけど、世界が崩壊するような物語だとこの終わり方が今のとこ一番いいかなと個人的には思う。
世界崩壊、そしてリセットされて幸せな新世界が始まる的な終わり方は、視聴者が置いてけぼりを喰らったような気がして寂しいんですよね。
「さらなる上位存在」と言われる手が出てきた辺りは、漫画「デビルマン」で人間vsデーモンの戦いに突如介入した神の軍団に似てましたね。
脅威だけど、最終的に物語に大きく関与せずみたいなところも。
知る人ぞ知る名作アニメ映画の誕生だと思います。
急に
でんぱ組.incの曲が流れてビックリした。浅野いにおさんが作詞だったとは…
漫画と曲が合いすぎてて、この漫画のためにこの曲を書き下ろしたのかな?と思った。
世界中が敵になっても、自分だけは味方だよ!みたいなのを全力で伝えてこられた気がする。他にも色々メッセージ性はありそうだけど…
前章の最後の方に予想外の展開が起きてから後章に続いたわけですが、なんか想像と違った。
もちろん面白かったんだけど、門出主役から凰蘭主役?みたいに変わっていったからかな。
何となく門出ちゃんのほうをお気に入りにしてたから肩透かしくらった感があった。
対岸の火事
幸運にも前章を前日に見れたので、何が起こるのかとワクワクしながら見た後章。
若干、肩透かしだった。
彼女達の平和な日常があまり脅かされない。
そのかたわらでは宇宙人狩が激化していて、人間に似た個体が銃殺されてたりする。
様々な主張をする団体の声が右から左なのは、それでも良くて…常に大した事を教えてはくれないし、ただのアピールなのは劇中も現実も変わらない。どころか要人襲撃に一般人を巻き込む始末。
宇宙人側の状況も語られはして…先住民族で地球に帰還してきたって話はふむふむとは思うものの、奴隷として使役しようとしてた種族に同胞をそこそこ大量に殺されていながら4年近くもダンマリを決め込むとは…相当揉めていたのかしら?
オマケにエネルギーが切れる期限まで知ってるのに…彼らは彼らで本国からの捨て石にされたんだな。結構卑劣な思想を持つ侵略者だったのだなぁ。
宇宙船は白煙を出し始めるし、国立競技場の地下で胡散臭いエネルギーは開発されるし…ここでもやっぱり広報的にはいい事しか言わず…政府が「お得ですよー」なんて事を言い出すものはホントに信用ならない。現実においても。
マイナンバーカードとか。偽造し放題のツケは政府が払ってくれるのか?
劇中、SHIPと反対組織の幹部が蜂合わすのだけど、どうにも煮え切らない。あんな程度なのだろうか?たいそうな理想を掲げてるSHIPの連中の熱意が全く感じられず…突き詰めりゃ、やってる風なポーズって事で、これもまた現代を反映してんのかなぁなんてフと思う。
とまぁ、色々と不穏な世の中になってくのだけど、主人公達は、接点があるにはあるのだがあまーり巻き込まれない。
変わらず日常を謳歌してる。
どこかで何が起ころうとブラウン管の向こうの出来事のような距離感を感じる。
時折、主人公が「黙ってどこにも行かないで」みたいな事を訴える。彼女はどこか達観していたのかもしれない。世界に何が起ころうと私に何かを変える力などない、と。だけど私の周りが平穏ならばそれ以上何を望む事があるのか、と。
諦めなのか、分相応なのか…けれどファンタジーな感情ではなかったように思う。
門出に至っては、ほぼほぼ蚊帳の外だ。
とはいえ、鳳蘭が一生懸命防波堤になってたって風にも見えず…極力、普通を演じてたでもなく、至って普通だった。
荒れ狂う台風が訪れてはいるが、家の中ではバラエティ見ながら笑ってる家族団欒のような空気感が彼女達にあった。
別に破壊を期待していたわけではないのだけれど…前章の終わりに差し込まれるファクターによって「このままでは済まない」って雰囲気があって…彼女達を取り巻く仮初の平和が崩壊はするのだろうと。
その時に初めて感じる後悔や葛藤なんかが描かれたりすんのかなぁとボンヤリ思ってはいたのだが、至って普通な日常だった。
結局のところ人類は滅亡しないようだし…。
主人公達も生きてはいそう。
ここに至り、問題に目を向けなかった事の後悔とか、隠蔽を是とする政府の在り方とか、戦争とか闘争の無意味さとか、差別や勘違いが起こす悲劇とか…なんかそんなものをひっくるめて、生きてるって事が育んでいく可能性に気付かされたりとか…そんな事が詰め込まれた「人類滅亡」なのかと思ってたりもした。
前章から受け取ったメッセージが鮮烈で…それは、脅威の隣で平和を謳歌してるって環境によるものではあって、今の温室化した現代に強烈にリンクした部分でもあった。
だから主人公達の後章に自分達を重ねもしたのだけれど、案外平和だったなぁと。
いっその事、人類の終焉を描いていたなら結構な余韻を与えてもらえたかもしれない。
そんな事を感じた後章だった。
あと…前章はそんな事微塵も感じなかったのだけど、後章はTVのように感じて、昔で言うならセル画の枚数が少ないような状態にも見えた。
つまりは、俺的には尻窄みな後章でもあったなぁ。
前後編ともエンディングの主題歌は良かったなあー
◾️追記
共感をいただく度に、その方のレビューを拝読し自分のレビューも読み返したりして、作品の事を思い出す。
蛇足なのだけれど…「人類滅亡」ってラストだったとして、死んだら全ては終わりなわけで。
例えば1週間後、もしくは3日後、あなたを含む全ての人類が滅亡する未来が確定していたのなら、あなたはどうしますか?って事で…。
そこに至り、まだ戦争しますか?とかまだ他人を傷つけますか?とかまだ嘘をつきますか?とか心残りを抱えたままでいいですか?とか。
世間が混沌を極める中、彼女達は生命ある内に、大好きな隣人がまだいる内にしか出来ない貴重な時間を精一杯生きていたようにも思えてくる。
そうでなくとも青春時代なんてのは、短期間に過ぎていく儚いもので、無垢な恋愛も友情も育めるのはこの時期だけかもしれない。
大人になるにつれ誰もが愛おしく感じるその期間を、目の前に迫る終焉と共に過ごしていく彼女達は、誰よりも「生きる」って事の価値に向き合い正直であったのかもなぁなんて事を思った。
レビューを投稿するようになり、作品を噛み締めるような機会が増えた事を嬉しく思う。
突き抜ける部分は少ないが、軽いトラウマになる
前編はのんびり部分が多かったが、後編はラストに向けて、
真実が明らかになるとともに、展開がすすんでいき恋愛要素も混ざってきている。
宇宙人との関係、人類の愚かさがわかりやすくもストーリーとして様々な作品のオマージュたっぷりに描かれている。
主演の二人の演技は何も言うことはないが、2作続くと意外性というのはなくなってきてはしまった。
グロいシーンも多いが何よりトラウマになったのは、宇宙人の中身である。伝えたい意図はなかなかに感じるが、正直、鑑賞後はこの印象だけが強く残ってしまっている。
思い出すだけでも気味が悪くなる。
作品としては楽しめたが、突き抜けるものは少なくはあった。
あのちゃんがピッタリ過ぎる。
あのちゃんの声やイントネーションがおんたんのキャラクターとハマり過ぎていて、もはや気持ち良い。そこを鑑賞するだけでも価値がある。
物語のラストは映画がマイルドタイプで原作がハードタイプといったところ。
きっとこのラストも原作とは別の世界線のラストなのだろう。
それでもこのラストは浅野いにおさんの優しさを感じた。
圧巻のシーンに
とにかく宇宙船爆発のシーンにインパクトがあった。BGMは原作者浅野いにおが作詞したでんぱ組.incの「あした地球がこなごなになっても」。歌詞とシーンがリンクしているが、メロディは必ずしもあってるとは言えないが世界の終わりはこのくらいで良いかなとも思う。
ストーリーとしてはかなり余白を残して終わる。もうちょっとちょうだいってくらいが良いのかもしれないが、もうちょっと欲しかったかなw
鑑賞動機:前章7割、地球がクソやばい2割、はにゃにゃフワー1割
さてどういうふうにケリをつけるか?
思っていたよりドSFしてて思っていなかった展開だったけど、何とか振り落とされずについていけたと思う。
終わりということでいいのだろうが、もう少しじっくりみたかったかな。なんか原作とは違うラストらしいですが。エンディング曲は前章/後章逆の印象。「絶絶絶絶対領域」が好きだからですが。
おんたんがぶっ飛んだこと言う時、ヨダレと涙が出てるのが気になる。彼女を見ていると「トリックスター」という言葉を連想してしまう。あるいは必死でそうあろうとしているか。
はにゃにゃフワー。
高いハードルを超えてきた
地球外から襲来した巨大な宇宙船が浮遊する光景が日常化した東京。そんな世界で青春を謳歌する少女たち。その状況が画期的かつ圧倒的で絶賛した前章。
そんなこんなで自分の中で異様にハードルが高くなった後章。
大学に通い始めた門出とおんたん、新しい友だち、オカルト研究会、そして門出と担任教師、おんたんと謎の少年の恋?、、、激しく動き出すかと思いきや、スローダウンして身近な人たちとの大切な時間をきっちり描いた。
一方、東京各地に出没する侵略者たち、駆除活動を繰り広げる自衛隊、侵略者狩りを続ける過激派グループ、そして煙を上げて傾く上空の母艦、、、世界の終わりに向かってカウントダウンが始まっていた。
思えば雑多な内容を盛り込んだ後章。
とことんオフビートな日常が好きだった。
いかにもなクライマックスも自分は好きだった。
そう、高い高いハードルを超えてきた👍
そして幾田りらちゃんとあのちゃん💕
凄い個性。凄い魅力。まさに無敵だった。
前章を観に行ったのも後悔した!!
中々面白くならず、また主人公2人はあくまで日常を送るだけで、事態の解決に向けて奮闘する訳ではないので、盛り上がらずに終わった感じです。作者の性癖なのか、教師と門出のやり取りが相変わらず気持ち悪いです。終盤で歌が流れる中、東京が壊滅するシーンは良かったですが、2分くらいでしょうか。人類ヤバいとありましたが、滅んだのは東京だけでしょうか。ショボいです。大葉が帰ってくるシーンは要らないと思いますし、主題歌は前回のだけで良かったです。平行世界の話も門出は知る事はないですし、色々省いて1作にまとまっていたら、それなりの内容だと思います。デーモンズなんて出ましたか?、全く大袈裟なタイトルで、がっかりしました。
もはや芸術の域
一言、めちゃくちゃ面白かった。ポップな作画がシリアスなシーンをより際立たせていた印象(まどマギに近いものを感じた)。また、個人的に良かったのが、主人公が常に物語の核の宇宙船や侵略者に対して傍観者であることだ。いや、結果的に傍観者となっていると言うべきかもしれないが…
個人的には、この映画は傑作映画という域を超えてもはや芸術と呼ぶべき作品だと感じた。
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