デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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「ぽちっとな」は宇宙共通
やっぱり宇宙人も指でスイッチを押すのですね。あれはそんなイメージだったのでしょうか。いよいよ、となったら自爆スイッチを指で押す。割れた顔の隙間から垣間見えたのは色違いの地球人と同じ顔。色違いと言えば血の色。「パターン青!」のエヴァンゲリオンはつまり人間と違って使徒は値が青いという意味で、さらに遡れば、人間に紛れた異星人は血の色が違うのは古い伝統の設定と聞いたことがあるような。
前章と同様、浮かぶ巨大UFOという脅威を目の当たりにしつつも青春を謳歌する主人公たち。ちょっと、とりとめのないような気がした。でもそこは流石は後章、前章の様々な種明かしが為されていくけど、やっぱりそこは青春アニメ。世界が滅び行くその瞬間、ぶ厚い熱々の友情を確かめ合う二人は正に、挿入歌のイメージ通り。こういう歌、YOASOBIにもあったかな。世界中を敵に回しても、とか、悪にでもなるっていったら中島みゆきさんか。そんな若い人達にも好ましい破滅的青春歌のPV、MVを見ていたかのような、そんな映画だったのだな、と理解した次第です。
あのまま、キスを交わして抱きしめ合う二人と共に、例え世界が滅ぶエンディングだったとしても、それでもよかったかなと思う。先の話に出していたエヴァっぽくなってしまうけど。宇宙人の彼が見事に生還し、被害が東京ぐらいで済んだ結末も否定はしないけど。「恐れていたことが全て起きてしまう」のも、パニックのセオリーか。そんな崩壊と救済を経た後に聞くエンディングは絶品でした。いやあ、楽しかった。素晴らしい。
現実との符号に正直ビビる。
原作未読のまま観た前章に大いに刺激を受けて臨んだ後章は、当然ながらお話が大きく動くのだが、クライマックスに主人公の二人がガッツリ絡むことがないのは、やはり誠実な物語だなと思う。
この世界の成り立ちに二人がガッツリ関わっていたことは明かされても、彼女たちが日常を救うために大活躍するヒーローになってしまったら、それは虚構が過ぎるというか、われわれがエンタメとして感受してきたフィクションの蓄積と現実との相克を描いている(と自分hは思っている)この作品にはそぐわなかっただろう。
その上で、主人公があくまでも身の丈と半径数十メートルくらいの世界で生きる選択をすることには様々な意見ががあって当然だと思うけれど、落とし前をつけたり問題を100%解決できることこそが虚構であって、この選択しかできない二人に納得こそすれ否定する気にはなれない。というのはもうこの二人のことが好きになりすぎてしまっているせいかも知れないが。
にしても、原作がコロナ禍の前に連載が始まっていたことや、この映画がウクライナやパレスチナの戦争と平行して製作されたこと、またオッペンハイマーと同じ年に公開されたことなど、誰かが意図した以上に現実とリンクしてしまったわけで、その点でもバケモノのような二部作だったなと思っています。
二人の声の化学反応がもたらしたものの大きさ
あの得体の知れない前章ラストで、謎のど真ん中へと急降下していった我々を待ち受ける今回の後章。門出とおんたんの親友コンビをはじめとする仲良しグループは揃って同じ大学へ。新たな友人やサークルの先輩も加わり、宇宙船をめぐる世間のキナ臭い状況が渦巻く中でも、相変わらずの賑やかさがスクリーン一杯に広がる。この「相変わらず」がどれだけ大切かを知るのは前作で大切な人を失った彼女たち自身。だからこそカウントダウン色が強まる中での、高校時代からまた一段階、歳を重ねていく青春の日々が我々にもいとおしく感じられてならない。そして何より、主演二人の個性と声の力がもたらすものの大きさは相変わらず。前作で定着した複雑かつ独特な言い回しを基盤にした「絶対」な関係性は、さらにコンビネーションと化学反応を際立たせ、安心感を持って突き進んでいく。ストーリーの完結と共に、二人の共演がもう聴けなくなってしまう寂しさが身を貫いた。
コチラは悪くなかった
前章は全く面白くなかった。ただ何かを散りばめただけで何も感じなかったし、何も生み出されてなかったからだ。
後章は観なくていいかもなというくらいどこがいいのか分からなかった。
前章後章セットで手元にあったのでせっかくだから観ることにしたのだが、一転して後章は面白かった。
前章でばら撒かれただけのピースを取り込みながら、キャラクター個人に関するミニマムなことからUFO飛来から始まるマキシマムなことまで、互いに干渉しながら展開していく物語はなかなか刺激的だ。
前章はただの糸で後章は編まれた布になったような感覚だろうか。
死に気味だったキャラクターも後章ではいきいきとしていたし、門出と凰蘭を演じた二人のボイスキャストも良かった。
締めくくりは若干大味な印象を持ったけれど、作品全体としては悪くなかったのではないかと思う。
難点を言うなら、この物語で4時間は尺を取りすぎかと思う。
前章のほうが評価が高いので何とも複雑な気持ちだが、前章のパートは30分くらいでまとめられた。
ずっとずっとダーリンズドキドキドストライクっしょ
ラヴ・ストーリーでした。
夏休みに海に行くまでは、退屈な恋愛エピソードで、あんまり面白くないかもと思いきや、再び時はさかのぼり中川凰蘭の小学生時代の続きを見せられて、作品に急に引力が発生しまして釘付けになりました。
絶望からの感動、あーだからかぁ〜と言う納得感。
「君は僕の絶対だから」は、前回の「知ってる」を彷彿とさせる感動的な場面でした。
おんたんの別世界線の記憶の中で、世界を救うためのパスワード“…と・も・だ・ち…”を大葉に伝えるシチュエーションが、伏線回収となってスッキリしました。ともだちって、『20世紀少年』から来てますね。
そういえば、前回も登場人物がカメラ目線をしたり、今回は視聴者に向けて語ってくる場面がありました。漫画の世界とこっちの現実の世界の垣根を意識させるところが『Dr.スランプ』(作者:鳥山明)のようでした。『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒、『大長編ドラえもん』的なシナリオ、赤塚不二夫作品のような絵も登場しています。
ラストは、『天才バカボン』のパパの名台詞「これで、いいのだ」が、あのちゃんの声で聴こえたような氣がしました。
SFギャグ漫画と青春ラヴ・ストーリーと、陰謀論的な面白さがあり、マニア向けな王道じゃない感じですが私は好きです。
疑問は残っただわな
アニメ、映画両方見ました。
アニメと映画はマルチバースて事で良いとして、アニメでは3つの世界が出てきました。
①門出大暴れ世界
②母船爆発世界
③いそべやん→ずんだっち世界
③の世界で物語が閉じて、①②はあのまま辛い世界が続いていくのか?タイムシフトすると前の世界の記憶を残してるから(同じ人間がダブらないから意識だけ飛ばしてる?)タイムスリップして過去をやり直している?となるとラストの門出とおんたんの声といそべやんは?
門出父がタイムシフトする時に「もっと精巧なタイムシフトマシーンが〜」てのがあったからやっぱり①②の世界は残り続けるのか?
ラストの門出とおんたんは④の世界から来た?(①の門出はダイブ、②では二人共コロニーレーザーだし)もうね全く解らないんですよ(笑)
でも2人と2人を取り巻く世界がずっと平和に続いてほしいと思える笑えて泣ける作品でしたので、ハッピーエンドだわな♪で自分の中で終わらせました。
亜衣ちゃん可愛い
『絶対』の存在と地球危機への警鐘
昨日の前章に続いて、後章を本日鑑賞。小山門出と中川鳳蘭のW主演を、幾田りらとあのちゃんが務めてきた本作。前章では門出を中心に据えた展開で、後章ではどちらかと言うと、鳳蘭をメインに据えた内容となっていた。
前章のレビューでも記したが、地球上を取り巻く自然災害や戦争の破壊的な問題だけでなく、後章に入って、ジェンダーや多様性といった社会的な問題も視野に、本作のテーマがあることがよく分かった。人類の豊かさを追求するあまりに破壊してきた自然への代償は、今や計り知れないものもある。また、一方的な見方で、悪と決めつけ、仲間として認めなかったり、命までも奪うことがまかり通ったりしている、人類への警鐘とも思える内容だ。実際に、今この時も、世界中で、身勝手な正義の名の元に、殺戮が行われている現実を、侵略者狩りとして、描いているようにも感じた。
物語は、門出達も無事に、宇宙船が上空にある東京の大学に入学し、一風変わったオカルト・サークルに入部し、新しい仲間と共にキャンパスライフを謳歌するところから始まる。一方で、宇宙船からの侵略者も街のあちらこちらで目にするようになり、自衛隊によって徹底的に駆除され、政府転覆を狙う青共闘も、侵略者の狩りを続けていた。そんな折、宇宙船自体も耐久年数も訪れ、煙を上げ始め墜落の危機を迎える。それは、同時に地球滅亡へのカウント・ダウンでもあった。
そんな時、門出達は、前章でも現れた不思議な青年・大場圭太とオカルト・サークルの部長を通して出会う。実は、彼は小型宇宙船の墜落で亡くなった大場圭太の体を借りた侵略者なのだが、彼こそが、その後の展開の重要なキーパーソンとなって行く。鳳蘭の過去と正体を知り、この宇宙船墜落爆発の危機から地球を救う救世主として立ち上がるのだが…。
こうした内容のラストは、何とか無事に災難を回避して終わると思いきや、多くの等々い命が奪われてしまうシーンには衝撃を受けた。これこそが、私達に訴える本作のテーマの重みとも感じた。
二部作併せて、今年の“絶対”の一本
さあ、後編。
アニメでこれほどのインパクトと衝撃は『まどマギ』以来。
謎、伏線、そしてどう展開していくのか。
U-NEXTで独占見放題なのが有り難い。
大学生になった門出やおんたんたち。
石川県から上京してきたふたばやマコト(前編ラストに登場した二人)と出会い、仲良くなる。ふたばは熱心な侵略者擁護派。
オカルト研究部に入部。部長の尾城ら個性的な面々。
一方で門出は高校時代の担任・渡良瀬と交際中。前編でのやり取り、マジだったのか…!
和気あいあいな日常は変わらず。
しかし、その上空には…。
都内で侵略者の目撃・出没が相次ぐ。侵略者たちのコミュニティも発見。
自衛隊が駆除。前編ラストで攻撃を受けたおびただしい数の侵略者が落下していく様は衝撃だったが、無抵抗の侵略者たちが次々撃たれ、緑の血を流して殺される様も残酷。これは、正義なのか…?
来る万博に向けて造られた新国立競技場。その内部で蠢く政府の陰謀…。“方舟”とは…?
小比類巻をリーダーとする“青共闘”が侵略者狩りを。情けナシの残忍さで、政府転覆も狙う過激派グループ。
平凡な日常の中で、非日常の事件も続いていた。
そんなある日、母艦から煙が立ち登り…。
登場人物が増えた…と言うより、前編では顔出し程度だったキャラが本格的に物語に絡むように。
ふたばやマコトらとの交流。政府の陰謀。小比類巻の暗躍。侵略者側のドラマも。より群像劇スタイルに。
中でもキーとなる人物が。
前編にも登場した謎の少年。突然おんたんの部屋に。
8・31で消息不明になった門出がファンだったアイドルグループの大葉そっくり。
大葉本人ではなかった。重体の侵略者が同じく重体の大葉の身体に“移植”。くしゃみをすると顔がズレる。
おんたんの部屋に居候。見た目がそうなので“大葉”と呼ぶ事に。
穏やかな性格で自然と打ち解ける大葉。部長やマコトも知るようになる。やはり侵略者は悪い奴ではないのか…?
敵視しているのは一部の、政府などの大人たちや小比類巻ら過激派。
侵略者を感知するアプリ。コロナでもそんなのあったような…。
おんたんと交流を深めていく大葉。母艦の煙や来訪の目的も教える。
母艦の煙。母艦の動力源が低下し制御不能となり、やがて落下。大爆発を起こす。その時の被害は予想も付かない…。
何故侵略者は地球に…? かつて地球は侵略者のものだった。今は人間が…。『ウルトラセブン』の「ノンマルトの使者」みたい。
それはまんざら嘘ではないようだ。
大葉が小比類巻から助けた侵略者。割れたヘルメットから見えた顔は人間そっくり。
その侵略者から託される。母艦の爆発を止められるのはお前だ、と…。
ある道具でおんたんの“過去”を見る。あの小学生時代の門出とおんたん…。
大葉は確信する。おんたんは…。
部の夏合宿。そこは小学生時代、門出とおんたんが友達となり、侵略者と出会った海辺の町。
夕暮れの海辺を、おんたんと大葉二人で。
二人の間に芽生える…。
おんたんが夜居なくなる。記憶が甦ったのか…?
マコトと共におんたんを探す。マコトにも“過去”を見せる。
いや、正確には“過去”ではない。おんたんは、別の時間軸から来た人物だった…!
まるで『魔法少女まどか☆マギカ』のほむら。ほむらはまどかの運命を変える為だったが、おんたんは門出を救う為。
あの時、門出は飛び下りて死んだ。
侵略者の能力でも死者を生き返らす事は出来ない。時を戻す事も出来ない。
が、別の時間軸に移動する事は出来る。
それによって移動した時間軸で何か起きるかもしれない。それを受け入れる覚悟はあるか…?
それでも…。
事情を知った(まだ痩せてた)おんたん兄が背中を押す。運命を変えろ。
そしておんたんはこの時間軸にやって来た。
門出からの出会いからやり直し。死なずに、共に高校~大学。高校時代の担任と恋してる。
また門出と出会えるなら…。門出が幸せなら…。
門出はおんたんの絶対。
おんたんは門出の絶対。
門出は渡良瀬が好き。門出はおんたんが好き。
おんたんは門出が好き。おんたんは大葉が好き。
大葉はおんたんが好き。
守る為に、大葉は決心する…。
母艦の爆発を防ぐ。
爆発したら、東京~日本どころか、地球が壊滅状態に。
しかし、敢えてそれをしようとする異常者が。小比類巻。
侵略者だけじゃなく、邪魔な人間も殺し、政府らも手玉に。世界が壊滅した後、新たな世界の支配者になる。
世界中の上空にワームホールのような穴が開き、そこから巨大な手が…! 『エヴァ』のような黙示録的光景…。
その“手”の影響か、世界中に謎の泡が降り注ぐ。それに触れると、即死。
人類終了のカウントダウン。
政府の一部の者は“方舟”に搭乗。総理も見捨てられた。偉そうにしているクソ野郎どもに。
立ち塞がる小比類巻。
大葉は間に合い、阻止する事が出来るのか…?
門出やおんたんたちは…?
女子高生たちの日常と上空に巨大宇宙船が浮かぶ非日常がコミカルかつシュールに並行する世界観から、スケールも展開もスリルも危機もとんでもない事態に…!
こういうクライマックスを迎えようとは…! 全く予想付かなかった。
これはこれで圧倒的で衝撃的。前編は『ドラえもん』だったが、後編は先述通り『まどマギ』『エヴァ』『セブン』を彷彿させる要素。好きなものばかり!
だが、前編の超期待から、大満足・納得したかと言うと…。
人類終了。幾田りらとあのの軽快な歌に乗せて、東京が壊滅するシーンは圧巻であり、異様な高揚感。
が、母艦は大爆発を起こしたが、ギリギリ大葉が防ぎ、最小限に留めたという事…?
しかし哀れ、渡良瀬やおんたん兄たちは…。
満身創痍になりながらも、大葉はおんたんの元へ。そこで終幕。
何か急に大葉が主人公に。門出とおんたんの話ではなかったの…??
生き残った皆や侵略者たちは…? 小比類巻も生き残ったし…。
ちと消化不良や釈然としない部分もあったが、間違いなく今年見たアニメでは“クソヤバイ”ほど“絶対”。
EDの幾田りらとあのの主題歌も余韻に浸れる。
このアニメ映画と原作では結末が違うとか。
Netflixで配信されているアニメシリーズも見てみようかな。
何だかんだ、ハマってしまった。
前編との印象の違いに、自分でも驚いた
個人的な諸般の事情により、観られなかった後編をやっと観られた。
だいぶ期間が空いたせいか、またスクリーンではなく配信での視聴だったことが理由かはわからないが、前編を観た時との印象の違いに自分でも驚いた。
前編では、門出とおんたんの無敵感にそのまんま乗っかって一緒に突っ走れたのだが、後編は、ほぼ全ての場面でブレーキがかかった。
こういう言い方をすると、この映画のつくりや描き方に対して、否定的に聞こえるかもしれない。でも、そういう訳でもなく、あえて前編と後編に分けた意味も、そこにあるのではないかと肯定的に思っているくらいだ。
この後編、自分にとっては、観客がその場その場で何かしらの疑問点を抱くように、意図的に少しずつ極端な描き方をしているようにも感じられた。賛成派、反対派、それを揶揄する者たち、傍観者等々の振る舞いを、ストレスに感じたり逆にスッキリしたりというのは、人それぞれだと思う。でも、それがどれも「100%同意にはならないような描き方」と言えばいいだろうか。どこかザラっとした居心地悪さを感じて、そこから問いが生まれてくる感覚を味わった。
しばらく前に、フォロワーさんから教えていただいた、イェフダ・アミハイというイスラエルの詩人の詩に「わたしたちが正しい場所に花は咲かない」というものがある。その詩をもとにした、同じくイスラエルの作家のアモス・オズの同名の本の中では、「わたしたちが正しい」を譲れない者たちを「狂信者」と表現していたが、今作に登場する人々の多くが、何らかの譲れない「狂信者」なのだ。それは、お互いを「絶対」と表現する主人公2人も同様だ。だから、観た後のカタルシスがあまりない。
自分はこの映画の中で、マコトの「悪いと思うなら、こっち世界で責任取るのが筋ってもんじゃねぇの」の一言が一番響いた。マコトのナチュラルさに、ホッとした。
しかし イメージと全く違う内容でビックリ
前半の感想にも書いたけど実写ならエグい描写過ぎて観るのが無理なくらいキツい描写がこの絵🖼️のおかげで多少軽減されてるんだけどキツいわ👾👶🔫☠️
脚本とセリフが凄いし
あのちゃん全く違和感無いのも凄かったし
自分的には滅亡系作品てプリオの科学者のやつもありましたが年末に観るのに何故か合ってる気がしてます。(去年はクリスマスに市子を観てあまりにもキツいラストのオチで観た後食事🍽️や買い物🛍️するエネルギーが無くなりライフゼロ❤️0️⃣⤵️で帰って家でジーっとしてましたよ🥹)
しかしデデデは余韻が凄くて韓国のヤバイ作品を5本連続で観たような最高の🥰疲労感です🥹
つうか劇場行けば良かった😵💫
やはり日本てマンガやアニメのレベルが本当に高いんだなあと思いましたよ💯
自分が観たプライムのやつは 0話目と18話目が追加されてたそうでビックリ‼️ あのエピソードが無いとまあまあキツいオチになりますねしかし🤮
タイトルなし(ネタバレ)
点数は前後編を通じてのものです。
途中で主人公だとc思っていたおんたん達が脇役になったようで、話の進行は小比類巻君と大葉君という、たぶん作者の本音と建て前みたいな二人に委ねられてしまいました。
SFとしての筋書きは何となく予想していた通りですが、あのエンディングは予測不能でした。人類滅亡まであと何日みたいなテロップが出ていたので、少なくとも滅亡はするのだろう(その後、世界がループするとかはあるかも知れないが)と思っていました。
ところが全滅エンドは回避した、ということで、逆に、何となく後味の悪い終わり方をしています(良い人たちが次々と死んで、悪い人がひょっこり生き残るみたいな)。たぶん、このもやもやを楽しんで欲しいという事なのかな、と思いました(形の上ではハッピーエンドですし)。
正直言えば、前編の何か始まるかも知れない不穏な空気の中、何とか楽しく日常を続けよう・・という雰囲気が好きだったので、全体を通じてはこの点数です。
以上が映画での感想。本日(2024/12/7)、アマプラでTVシリーズ化された物を見たので、感想を変えたいです。
なんというか、映画は決してうまくはないけど、ロックみたいな作品だった。「お前ら、ぬるい予定調和のアニメなんか期待してんじゃねーよ」という。良い人たちが死に、悪人が生き残る。理不尽なようだけど世界ってそういうもんじゃん、という現実認知の話だと思った。
しかるに、このTVシリーズでは、再度、世界が改変され(正確に言えば違う。もとの世界はそのままディサトピアが続くのだけど)、なんとも生あったかいエンディングが用意されていた。
作り手がこれで良いと思うなら、映画版でこうしておけば良かったじゃん。観客たちに何とも気持ち悪い思いまでさせて、何を伝えたかったのさ、と思う。単なる尺の都合だとしたら、がっかりだなぁ。
デッド!デッドデーモンズ、デデデデ、デストラクション
『この世の悲劇の始りはいつでも狂った正義感なんだよ』
秋山澪はリンちゃんだ。オクタンは中身は田井中律で外見はアズにゃんだ。
広〇隆さんの『東京〇原発を』をリスペクトしてんだろうなぁ。『危な〇話』とかね。
僕らの時代でも、大学への国家権力介入は忌避な出来事と解釈する。
後編の前半はユダヤ陰謀論に対する国家社会主義の対応。つまり、正にナチズムの所だろう。だから、日本はこの段階で軍事国家になっていると言う事である。なぜなら、この大日本帝國には警察が無い。『ゆるソサエティ』だが軍事国家なり。
勿論、周りの国々に対する忖度。つまり、侵略者を虐殺するのは大東亜戦争で行った『南京での事件』や〇メリカ軍のとったベトナム解放戦線に対するソン〇村等のジェノサイドと見るべきだ。だからこそ、侵略者側の視点が必要なんだろうね。いずれにしても、日本国が大日本帝國の時代に行っていた行為である事は歴史が語っている。勿論、南京での事件があったか、なかったかは、また別の問題。
『アメリカに掌握されます。』なんて言って良いのだろうか?まぁ、何かの比喩だけど深く触れるとヤバいぞ!
『おんたん』と『かどで』の物語は序章で、このあと『ユーリー』と『チトフ』の話になれば良いが、たぶん無理なんでしょう。
パトレーバーがやがてエヴァンゲリオンになってシン・ゴジラで少女終末旅行だ。
あれ?で終わり?
まぁ、良いか。
総括
いやいや、やはり、ステレオタイプであり、続編を狙った作りで、結局は長年培って来た男目線な話になってしまっている。この話を当の〇〇終末旅行の作者や萩尾〇都先生ならどう描くか考えて見ると、やはり、画竜点睛を欠くと幻滅をした。つまり、
男目線な闘いを好む体質は払拭できていないと言う事だ。大変に残念アニメである。
また、同じく男目線ではあるが『アキラ』『攻殻機動隊』『パトレーバー』とも違う。それが残念である。
男目線である理由は、主人公の父親が漫画家ではなく、漫画編集者である事と、主人公の母親の描き方である。もし、シーズン2があるとしたら、母親の話から始まる様に感じる。
このくらいにしておこう。だんだん、アラが見えてくる。
言えるようになった映画館スタッフ・言えないままの映画館スタッフ
キッチリ「終わらせる」こと
日本のアニメには冷ややかな僕も「何じゃこれ?」と身を乗り出した前章を受けての結末作です。あの壮大な謎は一体どうなるんだとワクワク。ただ、物忘れが酷いジイサンで、3月に観た前章の細部は既にあやふやになっているので前章との連続上映を鑑賞したのですが、これは正解でした。
前章で提示された謎を後章で明かすのでややもた付きは感じられ、「いや、これはどうなのかな」とツッコミを入れながらの鑑賞でしたが、それがスクリーンとの対話になり、終始見入ってしまいました。
あの巨大なUFOは原作時点では震災や原発のメタファーだったのかも知れませんが、今やそれがコロナにも戦争にも見えて来ます。でも、地球が終わろうとも貫かれる「あなたが大切」との思いは切実にしみました。
ただ、原作では映画とエンディングが異なっているそうです。原作がどうなるのかは知りませんが、映画版でのあの甘い (?) エンディングにはがっかりだったな。もっとキッチリ「終わらせ」ようぜ。
作品が映像になる醍醐味を感じた。
「明日世界がこなごなになっても」とともに世界終了シーン、美しかったな…。
これも原作通りではあるんだけど実際に楽曲が流れて映像として観るととても美しかった。
これは劇場で観れて良かったな。
原作と違うエンドと聞いてどうするんだろ?と思ってたけど、劇場版はまた違う後味で良かった。
門出とおんたんの関係性にフォーカスした描き方も良かった。
ちょっとモヤッと
後編楽しみにして観に行きました。ですが鑑賞済の人から「前編ほどは・・・」とは聞いていたので、期待は7割位で観に行きました。
「こんな感じかな~」というのが感想です。
映画制作陣は引き続き良かったです。前章と同じく面白いアニメを作ろうとされていて、映画には引き込まれました。
前章観終わって、「これどう終わらせるんだろ。これだけ風呂敷広げてどう畳むんだ?」というのがはじめに思ったことで、「某超キレイなアニメ映画ような終わらせ方は嫌だな、なんか面白くないよな~」って思っていました。
で、想定以上なことはなかったです。原作は2014年位のからの作品なので、そこの流行りになってしまったか~という感じでしょうか。決して面白くない訳ではないのです。伏線の回収もしっかりしてますし、恋愛や様々な愛情があり、守りたいものの為に戦う姿がありと、要素は詰まっているのですが不完全燃焼な感じがしてしまいました。
もっとやり直し前の要素と今の要素を絡めて物語を構築してほしかったかな~
私は欲張りなので、前章が面白かっただけにハードルがかなり上がってしまい「自身の想定以上を」という気持ちがかなり強くなってしまっていました。浅野いにお氏の作家性からはこれを望むのは無理なのかもしれませんが、この内容でここにもっとカタルシス詰め込めれば面白かったのにと思いました。
丁寧に描こうとするほどこれは難しくなると思うのですが、この内容のままで前章と後章に分けず一本の映画として鑑賞できていれば、もうちょっと感想も違ったのかもしれません。
色々書きましたが原作も十分おもしろいですし、映画制作陣はしっかりとした映画を作られているので十分すぎる映画なのですが、前章が盛り上がっただけにちょっとモヤっとしてしまいました。
なんだ
人類滅亡しないのか。
二つの世界はパラレルワールドでした。
「人類は滅亡しない。親友は自殺する」世界と「人類は滅亡しないかも知れない。親友を救えるかも知れない」世界があって、「人類がどうなろうと、親友を救う!」っていう、まあ物語的にそれはそうだろうねっていう決断なんだよね。
でもパラレルワールドだからね。
もう一つの世界で親友を救ったとしても、ある世界では親友は自殺してる。そこが今ひとつ。
それで自殺する世界で、自殺した理由は、踏切待ちの老女を助けるために電車を脱線させて多くの死傷者を出したからなの。ふーん。
さすがに、気付くよね。電車脱線させる前に。
足された登場人物もほぼ活躍しないんだよね。なんで足したんだろ。
そして世界が滅亡に向かう中で、種族を超えて恋をした侵略者側の男の子が頑張って、人類滅亡は食い止められました。ではなぜ『人類滅亡まであと◯ヶ月』とやってきたのか。
これは誰が語ってんの。ナレーションを入れるってことは、実際には全てが終わった後から振り返ってることになるんだけど、振り返ってる間に物語が変わったのかな。
そしてラストは、主要登場人物の多くは夏合宿で東京を離れていたので助かりました。良かったね。東京に残っていた主要登場人物たちの知り合いは亡くなりました。人類が滅亡しても友達を救うっていう選択を恨みながら亡くなるといいね。
人類滅亡系の話は色々とあるけど、この作品はそんなに良いと思わなかったな。
《幼年期の終わり》でも読み返そ。
想像以上に辛い
駆け込みで2周目。1回目はショックが大き過ぎてストーリーの記憶が飛んでしまった。
今回も、壊滅シーンの衝撃がしんどい。終末が何となく分かっていて受け容れた先生、最後に抗おうとした凰蘭兄、主体的な選択のはずがより大きな構造の一部であることに気づけなかったふたば。主要キャラとして生きてきた人々の突然の、でも避ける機会はあった死を突きつけられ、動揺し涙が出る。
対照的に、冒頭からひたすら狩られ続ける"侵略者"の死は、ストーリー上の記号であり、そう認識させるような製作側の意図的な造形であるにせよ、そのとおりことさらの感慨なく受け取っていた自分のバイアスに怖さを覚える。
と同時に、現実世界の戦争で民間人がこのように(憎悪でさえなく)一方的に殺されていることを想い、この作品がいま作られ上映された意味を考えている。
後章では物語の構造も、凰蘭と門出・大葉の関係性の帰結も丁寧すぎる描写で説明されている。その点で満足度は高かったが、自分にとっては将来この映画で思い出し続けるのは上述のシーンになるだろう。それは作品理解のバランスを欠いているかもしれない。途中までだった原作の残りを読みたいと思う。
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