「私もグリーンピース入れる派」ハミンンンンンング ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
私もグリーンピース入れる派
タイトルと某国名とは無関係。
自分がいちばん評価して欲しい、見て欲しい、愛して欲しいポイントのちょっとずれたツボを押されると急に冷めてしまう、というのは痛いほどわかる。
また、会いに来た父が、トーコの最も触れて欲しくない事ばかり言うのをみていると、親というのは誰よりも子供を酷く傷つける超危険物なのだと気付かされた。
舞台をそのまま持ち込んだような演技・セットも独特の浮遊感を出していた。
ところで、彼が好きだとトーコが宣言するシーンで「す」と「き」の間で一瞬音声が完全に途切れたが、終演後舞台挨拶のときに監督の意図では無いとわかった。しかしこれはトーコの逡巡やその後の展開の予告みたいに色々解釈可能な洒落た効果があると思うので修正しないで欲しいなあ。
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