カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし

劇場公開日:2024年1月26日

カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし

解説・あらすじ

「魔女の宅急便」で知られる児童文学作家・角野栄子の日常に4年間にわたって密着したドキュメンタリー。2020年から22年にかけてEテレにて全10回で放送された同名番組をもとに、追加撮影と再編集を施して映画版として完成させた。

鎌倉の自宅で“いちご色”の壁や本棚に囲まれながら暮らし、カラフルなファッションとメガネがトレードマークの角野栄子。代表作「魔女の宅急便」は世界的ロングセラーとなり、2018年には国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した3人目の日本人となった。その一方で、5歳で母を亡くして戦争を経験、結婚後は24歳でブラジルにわたり、34歳で作家デビューするなど波乱万丈な人生を歩みながらも、持ち前の冒険心と好奇心で数々の苦難を乗り越えてきた。「想像力こそ、人間が持つ一番の魔法」と語る彼女が、88歳になった今もなお夢いっぱいな物語を生み出し続ける秘訣を映し出す。

テレビ版で構成・演出を手がけた宮川麻里奈が映画初監督を務め、ロンドンを拠点に世界的に活躍する作曲家・藤倉大が音楽、俳優の宮崎あおいが語りを担当。

2024年製作/96分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2024年1月26日

スタッフ・キャスト

監督
宮川麻里奈
プロデューサー
山田駿平
ラインプロデューサー
松本智恵
撮影
高野大樹
編集
荊尾明子
音響効果
河原久美子
音楽
藤倉大
語り
宮崎あおい
編集部協力
岡山智子
監督補
岡澤千恵
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映画レビュー

4.0 【豊穣なる人生を送る世界的な児童文学作家・角野栄子さんの日常を追ったドキュメンタリー映画。生き生きとした角野さんの表情が素晴しい作品。人間って夢を持っている人はいつまでも輝いているのだな。】

2025年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

癒される

ー 映画化された「魔女の宅急便」の作者として知られる児童文学作家・角野栄子さん。
  齢88歳を迎えて、その個性的で優雅な生活スタイルは注目されている。ー

◆感想

・女性の年齢を記すのは失礼だが、フライヤーには88歳と書かれている。
 まずは、ここで驚嘆する。
 周囲に88歳の方が居ないので何とも言えないが、矍鑠とした口調、速足で毎日鎌倉の街を歩く姿に驚く。背筋は常にピンとしている。
 朝食を沢山食べて、10時から創作活動を始める姿がキビキビとしている。

・表情が豊かである。笑顔が絶えない。肌が綺麗。
 ファッションは、コーラルピンクを基調にした明るいトーン。

・街の行きつけのコーヒー屋さん、子供の本屋さん、洋服屋さんの女性達と、仲が良い。良く喋り、良く笑う。

■若い時に旦那さんと渡ったブラジルでの話は特に面白い。当初、暮らしに慣れなかった角野栄子さんを慕い、現地語を丁寧に教えてくれたルイジーニョ少年との出会い。
 その際の事が、彼女の最初の著作になった事。
 何よりも、62年振りに”ルイジーニョ少年”と再会するシーンが、良い。
 お互いにユーモアを忘れずに、けれども随所でハグをするのである。
 涙ぐむ角野栄子さんを優しく抱擁する”ルイジーニョ少年”の姿。

<今作は、波乱万丈だが、豊穣なる人生を送る世界的な児童文学作家・角野栄子さんの日常を追ったドキュメンタリー映画であり、生き生きとした角野さんの表情が素晴しい作品でもある。>

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NOBU

3.0 魔女は続く

2025年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

知的

幸せ

「魔女の宅急便」の原作者、角野栄子の88歳の今をメインに描いたドキュメンタリー。
伝わってくるのはキキのような冒険心あふれる前向きな生き方で、カラフルな色使いがとてもおしゃれに見える。
長生きしてほしいなぁ。

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いやよセブン

3.0 角野栄子氏は明るいが、知らない人には退屈な作品

2024年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

DMMTVで視聴。
角野栄子氏は初見。魔女の宅急便の
作者だとは知らなかった。
彼女の密着ドキュメントだが、生き方、おしゃれ、生活等とにかく明るいし、前向き。角野栄子氏はこのモットーで人生を生きてきたんだと痛感。
児童文学通は必見のドキュメントだが、児童文学に関心がない人には退屈さを感じる作品。

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ナベさん

3.5 88歳の魔女から元気をもらえた

2024年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

魔女の宅急便、の作者・角野栄子に4年間密着したドキュメンタリー。
鎌倉の自宅でピンク色の壁や本棚に囲まれ、明るいファッションとメガネの角野栄子は、5歳で母を亡くし、戦争を経験、結婚後24歳でブラジルにわたり、34歳で作家デビューするなど波乱万丈な人生を経験しながら、数々の苦難を楽しみながら乗り越えてきた。88歳になった今も夢がいっぱい詰まった物語を創作し続けている秘訣が満載の作品。

テレビ版は未鑑賞。
今年で89歳になられたようだが、毎日執筆し、散歩し、食事を作り、素晴らしいと思った。
楽しくないと続けられない、は素晴らしい言葉だと思う。
楽しめる様に行動し、これからの人生を彼女を見習って、楽しく過ごしていきたい。

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りあの

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