誰も助けてくれないのレビュー・感想・評価
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地球人にはもう期待しない
『地球人は誰も助けてくれなかったけど、宇宙人は同情して助けてくれました』
そのブラックユーモアやりたいだけだけど、時代的にしっくりきてる。三体も「我々地球人は自分たちの問題を自分たちで解決できません。だから助けてください」って三体人にメッセージ送ってたしね。
好きな映画です。
こういうのでいいんだよ
本国でも配信専用として作られたソリッドな小作SFホラー・スリラー。
プロットは田舎に住む主人公が突然現れた宇宙人から逃げようとする、ただそれだけと極めてシンプル。主人公と他の住民との過去に何があったのかを観客の興味の源泉としつつ、意味のあるセリフは終盤の一言のみ。
過去の様々なホラー映画、宇宙人映画のオマージュをてらいなく連発したり、宇宙人がド直球なザ・グレイ👽なのも、いい意味で軽く作られているのが分かり好感が持てる。
非常にナメられがちな題材とルックの作品ではあるが、ジャンル映画としてはとてもよく出来ていると思う。70点満点で75点は出てるでしょ。
今年ベスト級!とか、ホラー映画の新たな傑作!とかでは全然ないけど、 これくらいのちょうどいい面白さの渋い作品が、新作としてちゃんと作られていることは素直に喜びたい。
若手女優の「顔芸」を楽しむ映画
予備知識なく見た。
まさか宇宙人から逃げ、戦う映画とは。
しかも、過去作類似作との違いは、「一人ぼっちで戦う」ということ。
ありがちなのが、家族とか男女ペアで戦い、彼ら主人公たちの関係が進展したり改善する、というサブストーリーがあるヤツだけど、
本作は一人ぼっち。しかも顔、表情を映す場面が多すぎ。そういう意味で表情の変化というか「顔芸」が楽しめる。
あとは宇宙人との格闘シーン。
まさか噛みつくとはね。
これは「インディペンデンスデイ」のウィル・スミスの宇宙人を殴って気絶させるシーンと並び、対宇宙人との格闘として、トンデモ&笑えるランキング上位に入るぞ。
私は声を出して笑ってしまった。
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