誰も助けてくれない

「誰も助けてくれない」けど、せめて「誰か助けて！」と大声で言えばと思ったが、この映画の演出はケイトリン・デバーが二言くらいしか喋らない。そんな "身体で演技する" 地球侵略物。対エイリアン作戦で軍隊や戦闘機なんかは出て来ない。そう「誰も助けてくれない」のだ。

台詞という台詞は無い
それはそれで良いのだが
なぜ彼女を襲うのか不明

SFのようでホラーな作品

初見は怖い未知との遭遇
キャリーかシャイニングか
様々な過去作のシーンが並び
それを知らなければ良いが
知っていればギャグ作と感じる。

終わってみれば平和だが
リアルなのか何なのか不明
地球にて彼らのやりたい事は
やはり謎に終わる。

ある意味実験的な雰囲気も見える。

※

『地球人は誰も助けてくれなかったけど、宇宙人は同情して助けてくれました』
そのブラックユーモアやりたいだけだけど、時代的にしっくりきてる。三体も「我々地球人は自分たちの問題を自分たちで解決できません。だから助けてください」って三体人にメッセージ送ってたしね。
好きな映画です。

ケイトリン・デバーの全力顔面演技に見入ったのみ93分でした
彼女じゃなきゃ途中脱落してたなぁ💦