JUNK WORLDのレビュー・感想・評価
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字幕版をもう一度見たい
そもそもなんでこれに吹き替えと字幕があるのか疑問だったし、字幕版を選んで見たけれど、一瞬画面に文字があるのはやっぱ失敗だったかなぁと思ったりしたけれど…それはすぐに笑って吹き飛ばされてしまった気がします。とりあえず、ヘンテコな会話と字幕で笑っておいて、不気味な世界観を堪能したあとは、ヘンテコ言語でさらに爆笑しつつ、目眩く壮大な時空間を存分に楽しんで、なぞ多きミステリアスな物語を目いっぱい楽しみつつ、結局はしゃべりで爆笑。期待通りの作品でありながら、予想外で斬新な演出に─素晴らしい!最高!オモロい!もう一度というか何回でも字幕版見て楽しめそうな気がしました。もちろん、展開とかストーリーも面白かったんですが、正直なんかよく分からんし無理あるところが結構あるので筋だけにこだわってしまうと眉間にしわが寄ってしまう感じになるような気がするんですが、単純に世界観としゃべくにどっぷりと浸れば存分に楽しめる作品だと思います。相変わらず創作物の質はスゴイし、完結編も楽しみです。どんなに時間をかけてもいいので、じっくりしっかりまたニューワールドエンドを見せて欲しいものです。
コンフィデンスマン的な脚本は大好き!【追記】字幕版も鑑賞
【追記】
あまりにも字幕版が評判良いので、お得な水曜日に字幕版を見てきました!今度は話の流れは分かっているので音声と字幕の差に集中しました!!
なんかガッテンショー?金曜ロードショー?水曜どうでしょう?とか言ってます??
あとラピュタの王族の口伝、〜アリアドス〜〜みたいなの言ってました??
そして「すまんね」が韓国語に似せた「ミアンネ」?(確かミアネヨ、みたいな言葉がごめんなさいの意だったような)
まさかここまで色々と小ネタとか被せていたとは(笑)
侮り難し、字幕版!!確認して良かったです(笑)
そして。。両バージョン確認したため、もう水曜日だから無くなっているだろうと思っていた入場者特典のシールがまだ劇場で余っていたらしく、なんと2枚目を貰ってしまいました(笑)
トリス様やロビンはいいけど、ピロピロマンとか3匹のなんちゃら感染体??やらキモい使者とかなんとか教団の教祖はいったいどこに貼るんやこの辺はキモすぎていらんわ〜〜〜!!(笑)
【追記ここまで】
いやいやーーー相変わらず怪し過ぎる世界観となんかもうエログロ??というかあーーーそうそうなんかこんな感じのキャラデザだったな〜〜と前作を回想(笑)
多分楽しめる(楽しんでもいっか、と許容出来る)コアな人を選ぶ作品なので、万人には絶対勧めません(笑)
私の場合は字幕を目で追うことにより画面全体への視野が狭くなるかも、せっかくの怪し過ぎるキャラ、背景等を見逃したくなかったので敢えて日本語吹き替え版を見ました。
ロビン、忠実な執事兼ボディガードロボット(腕からミサイルランチャー付)で素晴らしい(笑)
ご主人を護るために、
文明の発達していない異世界?異次元?へ飛ばされたというのに
なんと健気にも「そうだここの原住民(原生物)達にロボットとして知恵を授け、ここで文明を興し、ご主人様を助けに行けるくらいの科学技術を発達させて次の異次元への空間・時間移動が可能になったらモビルスーツに搭乗してご主人様を助けに行こう!!」と
まさか何百年?も時間かけて文明作るとか。。。
ロビン、執事ロボットの鏡です!!!
前半にちらちらと見えた謎の人影とかが何だったのか、その正体がやがて伏線回収されてもーーーーう胸熱!!!
ロビンが飛ばされた異世界のお姫様がまさか最初のモビルスーツのパイロットだったとは!!そもそも最初の謎のお助けマンがモビルスーツとも思ってなかったし、どこぞのロボット??かと思いきや。。
あとで時間を遡って、別キャラクターの目線であの日の出来事を振り返って視聴者に謎解きしてくれるコンフィデンスマン的なこの映像手法、大好物です!!(笑)
まさかそんな何百年がかりの壮大なミッションだったなんて思いもよらず。
そして何より改めて感嘆したのはエンドロールで見せてくれた撮影風景。コマ撮りなのは分かっていましたが、本当にこれ、好きじゃないと出来ない製作だな〜〜と実感。
あの僅か数秒の映像のためにこの労力、手間暇、時間かけてるんだよな〜というのが本当に脱帽。
まぁ怪しい、ちょっとキモいキャラデザもあるので「やっぱもうお腹いっぱいだな〜」と思いきや、そうでした。
最後の最後「シリーズ完結編、製作始動!!」の文字が(笑)
ぅわ〜この怪しい世界観からぼちぼち抜け出そうと思ってたのに〜これからこの世界はどうなるのか?!気になるじゃないか〜〜とまんまと監督の罠に(笑)(笑)
最初の時間遡りのあと、いったん今の時空が消滅したあとの別の世界線からはよくあるパラレルワールド?とかそんな感じで正直あまりついていけませんでしたが、「もしあの時あの出来事が起こらなかったら」こんな世界が生まれていたのかな??と思いながら見てました。
きっと続編も見に行くんだろうなぁ(笑)
立体を色々な角度で撮れるから
舞台挨拶回日本語吹替版で観た。
舞台挨拶で監督が言っていたこと。
実写映画のドキュメンタリーを参考にしているのでセットも全部つくるやり方になる、という感じの発言
人形も小さいのと演技させる用のもっと大きいのがある
寺に数日こもって絵コンテを床にバラまいてストーリーを練った
映画を観てもらって作った立体も観てもらいたい
立体はオークションで売ろうと思っている
だいたいこんな感じのことを言っていた。
ラストはプレスいないかわりに観客の撮影タイム。看板と監督。
そして映画の感想。
よく作ったな!と思うのと同時に。
なんでこんな平行世界だらけのややこしい話にしたのかと。
おそらくやりたい展開、見せたい絵、作りたい造形物が先にあり、それらを色々練ってつなげたのではないか。
劇中で平気で数百年の時間が経ちさらにゲートで別世界に行くということをやる。
一幕はゲートから異世界に行ったロボットが戻ってくるシーンまで、二幕はそこに至るまでのロボットが異世界で文明を進化させてゲートで戻ってくるまで、しかしゲートから来たらご主人様の存在が消えてしまう。
更に次の幕でじいさんとピロピロくんが生き残る展開やり、更にそこからこの2人が別世界で消滅して。
そこからロボットが序盤の展開を大幅に変更する新たな歴史作って。
ラストはご主人様が死んだ未来でロボットがジャンクになる。そして拾われる前作の冒頭につながる構成。
こんだけ入り組んでいる、ともすれば分かりにくい構成にできるのはやはり個人、少数単位でやってるからなんだろう。
エンドロールのスタッフ数の少なさに対して支援者の多さが今作のスタンスをよく示していた。
ただ志、デザインがすごい反面、このストーリー展開はちょっとどうなのかと思った。
平行世界のゲートが他のフィクションでも観るような青い球体のような表面で中に入ると否応なく移動するのだが。
造形の面白さに対してゲートおよび平行世界的な展開があまり相性が良くない感じがした。
相性というか都合良い感じがした。
そういうものだと分かるが一本のストーリーラインでも良かったように思う。
いや、でもそれだとあの謎の体格いいフゴフゴマンの正体が実はゲートから来た小さな姫、という展開をやりにくいのか。
あと、数百年の時間が経ち文明が発展する展開自体も見せたい、となると、ああいう世界観にならざるをえないのか。
と、ここまで書いて思い出す。監督は舞台挨拶で「映画も観てもらいたいしイベントで展示している立体も観てもらいたい」的な発言をしていた。
ということはそもそも「色々な角度で観てもらいたい」という思いで作っている。となるとこの監督にとってはストーリーラインも色々な角度で見せていくのが当たり前になっているんじゃないか。
立体で造形を作っているからこそ人が倒れただけでも色々な角度から撮ることができる。倒れるに至った過程も思いつくままバージョンを作りたくなるんじゃないか。
そもそも日本語吹替バージョンとゴニョゴニョ語バージョンで公開してるし。
色々な角度でキャラを撮る=色々な角度でストーリーを見せる、なんだな。
だからこの監督は今後VR上映やプラネタリウム上映やヒプマイ映画のようなマルチエンド方式をやるかもしれない。
そう感じた。
この監督がそうならなくても今後の映画の上映スタイルがもっとジャンクになっていくのだろう。
この監督にはできればその先頭に立ってもらい観るタイミングや方式によって全然違うようなジャンクな映画体験作りを続けてもらいたい。
ぴろぴろぴろぴろ~
下ネタとイタズラ心満載のストップアニメーションは、パワーアップしてました!
まさかの1000年に及ぶタイムスリップもの。
前作を観てないでも話は独立しているので、心配なし。
エンドロール後にも映像があり、そこで初めて前作とリンクの仕掛け。
これから観る人には、明るくなるまで立たないようにするのを推奨します。
たまたま川崎での監督舞台挨拶回のチケットが手に入って、説明を聞いたところ<日本語吹替版>と<ゴニョゴニョ版(日本語字幕)>では、セリフ的に全然別物になっているらしいので、時間作って改めて観に行かねば。
とりあえず言いたいのは「ぴろぴろぴろぴろ~」
相変わらずの愛すべき変態世界。セリフの妙。
ファン待望の第2作。
キモカワ健在
ガッテンショー
人間とマリガンの第3次停戦協定から280年後、地下で起きた異変の調査に向かう調査団と、マリガンのカルト教団「ギュラ教」の争いの話。
今回はナレーションでの背景設定で始まって、ギュラ教の急襲を受ける中、地下都市カープバールで観測されたクーパ波の調査の為に人間のトリスとマリガンオリジナルのダンテとロボットのロビン他が調査に向かい巻き起こっていく。
ストーリーそのものはそんなに難しくないけれど、リセットや繰り返しが多くて、どういう理屈かを考えるとちょっとムズいかも。
ダンテの誕生から1000年後で、まだ異型のマリガンや凶暴なマリガンはあまりいなかった時代ということだし、2作目ということもあってマリガンのインパクトは少々弱目だけれど、前作でインパクトのあった設定というかネタのいくつかは、今作でお約束にしてくれていて嬉しい感じ。
ちょうど旬なサブスタンス的なヤツもいたけどねw
今回は吹替版もあるらしいけれど、それだとあの小ネタ満載のセリフは無くなってしまうんですかね…。
三バカもとい三鬼神は次作どうなるのか、楽しみで仕方がない。
☆評価点は前作と一緒だけど、個人的には前作の方が好み。
素直に大満足!
分からない
ゴニョゴニョ語の字幕版がお薦め☺️
「JUNK WORLD」SFストップモーションアニメ映画のシリーズ第2弾を鑑賞、ゴニョゴニョ語の字幕版。前作”JUNK HEAD”の前日譚にあたる。
堀貴秀監督が約3年かけて制作し、アニプレックス配給となり予算も大きく増えた印象。
前作から1042年前の壮大で複雑な地下世界を舞台に、前作ではパートン(ぽん太)という名前で登場したロボットのロビンの奮闘を描くストーリー。「わたしはロビン。トリス様を御守りする。それが使命」
★前作”JUNK HEAD”のようなディストピア感はほとんど消えた世界。雑に言えば、砂漠の無い「DUNE砂の惑星」のような終末世界観をコミカルかつグロテスクにデフォルメした第一印象。
オフビートなギャグやフレーズが増殖した。血飛沫、グロ描写は相変わらず多い。
中学生男子のような下ネタギャグは少し少なくなったかな?(クノコの様な陰茎グルメ)
全編でゴニョゴニョ語(最下段に後述)を話す字幕版で観たが、時折、聞き覚えのある語句、フレーズが差し込まれるコミカル設定のためめちゃくちゃ可笑しくて失笑してしまい、肝心のストーリーが頭に入ってこない構成がニクい。(褒めてます)
タイムリープというか、行きつ戻りつする構成も良い。先ほどの場面を後から別の角度で描写するストーリーテリングは理解しやすい親切設計で好感。しかも制作費を抑える効果もあり一挙両得。
(悪く言えばストーリーはそんなに進んでない…)
モース大使とテリアの2人組コンビの馬鹿げた振舞いは非常に人間ぽくて味わい深い。あのクノコの様な陰茎グルメを頬張る様子も可笑しい😆欲を出し過ぎるから電気ビリビリに処されるのになぜか笑える。
レイア姫の様なルックのお姫様バステトが庶民の赤子に名前をつけてあげるシーンのオフビートなギャグも忘れがたく好き。
エンドロールでの製作時のメイキング映像(結構長い!)は監督やスタッフの苦労が垣間見れて好感。特報で告知される3部作の完結編は”JUNK END”との事。あの3バカが帰ってくるのか?トリロジーの完結編として期待が膨らむ!
(メモ)
JUNK WORLDのパンフレットがオールカラー、全151ページで、ストップモーションアニメ撮影時の各キャラクターのデザインや説明等が盛り沢山なのが素晴らしい。2500円という価格設定に怯んだが、一緒に見た相方さんが迷いもなく購入していた。後日ゆっくり見せてもらう☺️
(ゴニョゴニョ語の一例)
シュワルツネガー、チネチッタ、ドキュンネーム、ロックンロールヤザワ、オベントナッシング、チネチッタ、ビートルジュース(了解しました)ペコリーノ(女性)カトーチャドリフター(←何だこれ笑)パッとサイデリア(爆笑した)
【"未来はガラクタに託された。パートII"超難解エログロSFストップモーションアニメーションの、ぶっ飛んだ世界観に貴方は付いて来れるかな!私は<以下、自粛>】
- 2021年。今作品が公開された時は、その唯一無二過ぎる世界観と、監督、原案、キャラクターデザイン、編集、撮影、照明、音楽を一人で七年を費やし手掛けた、本職が内装業の堀貴秀さんにも、ビックリしたモノである。三部作と謳われたが、無理だろうと思ったモノである。だが、まさかの第二作である。立派だなあ😃-
◆感想
・人類が地上の生息数減少により、地下開発を進める際に、労働力として開発された人口生命体のマリガン。だが、マリガンはクローンを増やし、人類に反乱する。
・今作品はその後を描いている。摩訶不思議な世界観は健在である。素晴らしい!
・エログロユーモアも、健在である。だが、気になったのは、次元の歪みという設定が、やや分かりにくいかな、と思った点である。チョビット、脳内フル回転で観賞したが、同じシーンが何度も微妙に細部を変えて、描いている点を読み取れるかどうかが、分かれ目かな、と思ったからである。
<エンドロールで、製作している人も増えていて、楽しそうである。
が、男にとっては絶対にやられたくない行為であり、非常に痛そうであり、トーゼンモザイクが掛かっている。クスクス。第三作のタイトルは、"JUNK END"だそうである。あと、二年後位に公開して欲しいなあ。頑張って頂きたいモノである。堀さん、待ってますよ😃>
監督は完成度50%と仰ってましたが、とんでもない厚みとスケールでした!
監督自身、まだまだやり足りない部分がある様で「50%の完成度」と仰っていましたが、画面の厚み、スケール、熱量、そして何より人形の動きが半端なく素晴らしくなっていました。
基本的に人形を動かして撮るモデル・アニメーションは変えず、一部の背景などにCGを利用したり、実際に撮影した動作をトレースして人形の動きに活かしたりと密度の濃い撮影をしていたそうです。
スタッフも3人から6人に増えた為、撮影を分業できたと仰ってました。
導入早々の銃撃戦や空中戦だけでも度肝を抜かれる事間違いなしです。
この導入だけでも撮影技巧が遥かに向上している事と理解出来ると思います。
物語の方は4章に分かれており、章が変わる度に前章の答え合わせが出来ていく仕組みになってました。
特に1章から2章への流れが素晴らしく良かったです。
笑いが起こる中、きっちりと悲しくなる様な展開も用意されていて、単なるSF映画として括るのは勿体ないと感じました。
相変わらずグロテスクな描写も点在している作品なので人を選ぶ映画なのは重々承知しているのですが、単なるモデル・アニメーション好きやSF好きだけにとどまらず沢山の人に楽しんで貰いたい作品でした。
余談ですが、監督はゴニョゴニョ版の製作を意図せず本作を作っていたそうで、口の動きは日本語にリンクしていました。
日本語版で観て、ゴニョゴニョ版を観るとより深く楽しめるとプロデューサーの方も推してました。
壮大な時の叙事詩
世界観とナンセンスギャグで魅了した前作がさらにパワーアップ。おバカキャラも多彩で、どうしようもないクズキャラもいれば、愛らしく健気なバカ娘もいる。
半分以上は死んでも気にならないキャラだが、思わず哀悼の意を捧げたくなるシーンがある。
壮大な時の円環を巡って、ここにたどり着くのか!
インド古代叙事詩以上の時間軸の長さで、新たな神話の始まりと言ってもいい。
かと思えば、お下劣・グロ・ナンセンスのトリプル攻撃は、メジャー配給となっても容赦なし。タマタマ2個つき焼き棒セットのリアルさには、もう吹き出すしかない。
お気に入りのキャラは、トリス様とバステト。Sキャラのトリス様が、弱点を突かれて思わず上気してしまうシーンは、高低差でやられてしまった。
いよいよサーガは、最終章へ。
ジャンク(ガラクタ)は時空を超える 劇場鑑賞は吹き替え版ではなく是非ともゴニョゴニョ版で。
甲状腺ホルモンのバランスが崩れて異常な発育を示すことが我々人間の場合にもあります。そうです。ここはすべてのバランスが崩れた恐るべき世界なのです。これから120分、あなたの目はあなたの体を離れてこの不思議な時間の中に入って行くのです。
そんな石坂浩二さんのナレーションが聞こえてきそうなイマジネーション溢れたジャンクワールドへようこそ。
前作の前日譚となる物語。体を失った主人公のその代替品として使われたガラクタロボットがどこから来たのかを辿った何千年にもわたる壮大な物語。それは人類創世を思い起こさせる。
タイムリープものやパラレルワールドものは自由な発想で物語を創作できるぶん、逆に作り手のイマジネーションの無さを露呈してしまうことにもなる。最近のマーベル作品がよい例。でも本作はそんな懸念を払拭してくれる。まさに監督の持つ豊かなイマジネーションが存分に発揮された見事な作品に仕上がっている。
前作をはるかに超えてスケールアップされた本作。前作の成功のおかげかパペットのクオリティー、特殊効果など明らかにレベルアップしている。また前作のスタッフロールには監督の名前しかなかったのが今回は複数のスタッフの名が連ねてある。ジャンクワールドに魅せられた人々が集結して前作以上の作品を作り上げた。
そして本作が前作を何よりも凌ぐのが全編にわたりゴニョゴニョ語で繰り広げられるその会話の面白さ。前作以上に笑えます。これは吹き替え版では決して味わえないし、日本語を理解できないと楽しめないようにできている。そういう点では海外で公開されても本作の良さが伝わらないのが少し残念。
監督が適当に作り上げたようで、でも絶妙に笑えるイントネーションで繰り広げられる会話は必見。劇場内は常時笑い声が絶えないほどいい加減なジャンクワードが炸裂していた。
例を挙げれば、いい匂いがドルチェアンドガッパーナ、狭いが満員電車、了解しましたがガッテン承知、のろまがポンコツ、他にもディカプリオ、ジョニー・デップ、マジカルバナナ、などなど話してる内容と関係ない単語が連発されまくり。監督独自のセンスで笑わせる。
映像のクオリティー以上にこのジャンクワードで存分に楽しませてもらった。でも物語も意外にスケールが大きくて奥深い。
人間に作られたアンドロイドが神になり文明を築くというさまは2001年宇宙の旅やプロメテウス以降のエイリアンシリーズを彷彿させる。キャラクターもすべてが魅力的で見ていて飽きさせない。
第一作目の例の三馬鹿は最後にだけちょい見せ。三作目で完結するというこの壮大な物語。いまから待ち遠しい。
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