JUNK WORLDのレビュー・感想・評価
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独特の世界観がクセになる。
前作が最高だったので、映画館で鑑賞。
地下の迷路のような穴倉から、上層世界へ舞台は変わり、空の演出が新たに加わる。飛行シーンでは本当に飛んでるように見えて、今回もまたストップアニメーションの壮大で細かい作りに脱帽。
キモいセット(褒めてる)や沢山の新キャラのデザイン・服も、ジャンクの世界観が絶え間なく表現されていて、観ていてすごいなぁと思う。
ごにょごにょ版で観たのだが、言語の中にクスクス笑える日本語ワードが出てきて面白かった。
ストップアニメーションも細かいけど、言語にもこだわりを感じて流石としか言いようがない。
ひとつひとつ言葉を作るのも、ものすごく時間と労力とユーモアがいると思う。
1作目のJUNKHEADから何百年、何千年?も前の設定の今作は、きっとまだ人間の文化が残ってる時代だから私たちも聞き取れることばだったんじゃないかなと、私は思ってる。
どんどん月日が経ち言語が変化していって、1作目のようなごにょごにょ加減へと変化したのではないかな。
3作目がもし1作目の続き(ホクロと赤い女の子とぽん太)の物語であるならば、きっと1作目のようなごにょごにょ具合なのではと推測する。
マリガンの創始者の末路やラストは前作に派生する展開になっていたので、また前作のジャンクヘッドの方もすぐに見直したい。
メイキングでは、何の気無しに観てたものがこんなにも時間がかかっているんだと、改めてすごいなぁと思った。たまをちぎるシーンにもこだわりを感じた。あと、トリスちょ(たぶん)の音声に、あっ!てなった。裏方の方が声やられてるのかな?
前作は、カット割り・カメラワーク・カメラの角度・ストーリー・演出全てにこだわりを感じたし、狭い迷路の中でもいろんな手法を使うことで広大な地下世界を想像できた。画角が良くて画の構図が好きだった。
その前作の構図の面白さに対し、
今作は広い空間ならではの、アクションの派手さとかアクションの俊敏さを感じることが多くあった。
そしてそれは普段観る実写映画のような滑らかさで、ストップアニメーションだということを忘れさせるような動きに、改めてすごいなぁと思った。
新しいキャラの愛くるしさや上層の人間世界、
それは見たことがある馴染みの世界を感じる映画になっていたと思う。
私はこの世界観が好きだ。
監督の頭の中のジャンクワールドがまた観れて嬉しい。それに次回最終章とのことで、またこの世界が観れるのが本当に楽しみだ。
次回作は1作目の続きなんだとしたら、ホクロと赤い女の子とぽん太がその後どうなるのか、マリガンの技術を人間世界に持って帰れるのか、とても気になる。
その時はまた映画館に観に行きます。
柄本明は、ストップモーション・アニメの夢を見るか?
7月9日(水)
「F1」をIMAXで再鑑賞したあとハシゴで
前作「JUNK HEAD」に続く第2弾、SFストップモーション・アニメ「JUNK WORLD」をTOHOシネマズ日比谷で。
50年位前に洋ピン観た時、ヘアやチン◯だけでなく持ってるディルドまでボカシが入っていたのを思い出した。だって本作もボカシが入っているんだもん。
前作の約千年前AG(BCではないAfter God)2343年を舞台に、タイムリープで過去に戻るので、未来が少しずつ変わって行く話が3度繰り返される。
ゴニョゴニョ版字幕付で観たが、前作よりもゴニョゴニョに聞き取れる日本語がかなり混じっていて(ドイツ語等もあった)それを聞き取る方に意識が行ってしまい、3度繰り返されるストーリーに最後は注意が行かなかった。日本語でだいぶ遊んでいる。と言うか、遊び過ぎ。吹替版はどうなっていたんだろう。
(聞き取りが違ってたら御免なさい)
キンヨウロードショー、チネチッタ、スイヨウドウデショウ、シンカイマコト、ロックンローラーヤザワエイ、アッチョンブリケ(手塚治虫)等々無意味に使われるゴニョゴニョ語。
ある程度意味が通じるものもある。(混んでいて)狭い、がマンインデンシヤー。承知した、がガッテンショー。
繰り返し使われる言葉は、覚えてしまうかな。男性がポッコリーノ、女性がペッコリーノ。
手作り感満載だった前作に較べると資金が潤沢?になったせいか合成等も使われており、ストーリーがリフレインされても微妙に違うので撮影は大変だったのかな。
ラストでは次作の予告が。さて観られるのは何年後になるのでしょうか?
劇場の最前列で柄本明さんがご覧になってました。こういう映画にも来るんだ。
IMAXで「F1」再鑑賞した後、メイキングやビハインドザシーンを観まくっていたのでレビュー上げるのが遅くなってしまった。
人形アニメと、あなどるなかれ2
前作と同じ登場人物は、ほとんど登場しないので、予備知識
無しでも大丈夫!
前作との決定的な違いは、今回はタイムトラベル物である事
「タイムトラベル自体、ネタは尽きた!」と、思われるかもしれないが、
そこはコチラ側の、一枚も二枚も上を行く!!
やはり、前作同様に人形アニメの凄さを、活字で表現は
難しく「ぜひ観て欲しい!!!」なのだが、この作品制作背景を
語りたい
前作は、完全個人制作であったが、今回は「アニプレックス」という
会社の配給もあり、クラウドファンディング含む複数人の制作と
なった
気になるのは、世界展開の日本アニメなら「カドカワ」が企画制作の
場合が多いのだが、ライバル会社の「ソニー傘下のアニプレックス」と
なったのは「カドカワ」が、手描き2Dアニメに悪い意味で
こだわり過ぎ、3DCGや人形のアニメに、タッチできなかったのか?
前作と劣らぬクオリティ
前作の「ジャンクヘッド」に魅了されての観賞です。
唯一無二とも言える世界観と独自のユーモアを見せつけかなり話題になったはずの「ジャンクヘッド」。
にもかかわらず今回の「ジャンクワールド」の福岡の上映はTジョイ系列でしか上映されていないのは意外でした。
前作と同様に堀貴秀ワールド全開でキモカワなクリーチャーに思わず笑ってしまうゴニョゴニョセリフやモースとテリアのやり取りでしたが…。
ストーリーは意外にも複雑で、1950年公開の黒澤明監督「羅生門」を彷彿とさせる内容でした。
「ジャンクヘッド」の前日譚とのことだったのでマリガンが誕生する時代背景の物語かと想像していましたが意表を突かされました。
既に3作目の制作が開始されたとのことなのでそれを楽しみにしています。
ここまでくるとストップモーションかどうかわからない。
前作のストーリーの続きでは無かったのがガッカリすぎる。
本作は前作JUNK HEADの前日譚に当たり、直接のストーリーの繋がりはないため
初見でも無理なく鑑賞が可能だ。
JUNK HEADはよく分からないながら、冒険譚と言うか、ロードムービーと言うか
先が気になるワクワクさせる面白さがあったが、本作は出来の悪いマルチバースと言うかタイムリープと言うか
最近食傷気味のもの出された感覚だ。
イケてるストーリーで世界観を大きく膨らましたかったかもしれないが
説明不足の前作までの世界観の方が、見る側の想像力が働く分より世界が大きかったと言える。
また、JUNK HEADより人形も精巧になり、モーションも段違いに細かくなった気がする。
エフェクトなんかもよりCG多用するようになったと見えて
もうここまでくると、ストップモーションアニメではなく普通の3DCGアニメの表現に見えてしまう。
技術的には後退なのかもしれないが、もっとストップモーションならではの表現をお願いしたい。
JUNK ENDではJUNK HEADのストーリーの続きと完結をホントに期待したい。
娘と観て爆笑
ク~!ピロピロ
最初は『JUNK HEAD』とはまったく別の話かと思ったのですが、そういうふうにつながっていたんだ!とビックリでした。ゴニョゴニョ版は、ところどころ聞こえてくる単語が面白く、そちらに意識がいってしまって、字幕を読み忘れることがありました。各国語や方言も出てきて、スペイン語やヒンディー語まで混じってましたね。空耳でなければ、「カトチャン…ドリフターズ」というのもあったような(笑)。知る人ぞ知る、『不思議惑星キン・ザ・ザ』の「ク~」をやっているキャラクターも出てきて、大ウケ。そういう意味で、何度も観て、見逃したトリビアを見つける楽しみ方もアリかも。
でも、前作同様、最後のほうはホロっとさせられました。どこか、この広い宇宙のなかに存在することの孤独を癒してくれるような作品です。
JUNK
「JUNK WORLD」
前作JUNK HEAD より前の時代
よく練られたお話で
「別次元」を出してしまうと
逆に言うとしっかりと抑えるところは抑えないと
グダグダになるが
キッチリと
伏線回収してくれるしかも
ストップモーションアニメーションで
しかも
少人数で
色彩も増えて
前作の地下世界で
モノトーンは色合いが多かったのが
カラフルな衣装があって
より世界を豊かにしていた
さてこれを踏まえて
最大のテーマ
人間世界と地底マリガン界はどう
終着していくのか
とても楽しみである
チネチッタ
京成ローザって聴こえたんだが
集中できない
複雑...
見る前に説明全然読んでなかった 日本語と字幕があって、 いつも字幕...
見る前に説明全然読んでなかった
日本語と字幕があって、
いつも字幕みるけど時間的に合わなくて、
仕方なく【日本語版吹替】を見たつもりだった
台詞回しとか、言い方とか、キャラがもう良くて、
『原語は英語かな?どんな表現してるのかな?』って思ったら、
日本の作品だった
【国宝】を見た知り合いが喋る時に真似してるって人がいたけど、
その人がこれ見たらやっぱり真似するんじゃないかと思う
シュールなアホさがとても良い
次作も見ます
独特な世界観だけど大好きだ
タイトルなし(ネタバレ)
この映画を創る発想力と労力は賞賛すべきで素晴らしいと思う。ただ前作のような初めて目にする異世界へのワクワク感が、今回はあまり感じられなかったのが残念。ループものもストーリー次第で面白くなるが、本作はちょっと飽きが感じられた。あと、なんと言ってもあの愛らしい風貌のロボット、パートン(ロビン)がなかなか出てこない!あの形だから前作では手作り感あるぎこちない動きが許されていたのかも。今作では人間の形のキャラが大量かつ長時間出てくるので、不自然な動きが目立ってしまった。ラストで前作に繋がるのは面白かった。次作もぜひ観たい。
期待を裏切らなかった!!!
正統なアップデート
ところどころ面白い場面はあったが
JUNK HEADシリーズ第2弾
はるか昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進め、その労働力として人工生命体マリガンを作った。しかしマリガンは自らのクローンを増やして人類に反乱した。第3次停戦協定から230年後の世界では、人類は地上を、地下世界をマリガンが支配していた。そんな中、地下世界に異変が起こり、人間とマリガンによる調査チームが派遣された。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは、ともに地下都市カープバールを目指す途中で、マリガンのカルト教団ギュラ教に襲撃された。彼らの標的は、希少種とされる人間の女性トリスだった。調査チームは激しい攻防のなかで次元の歪みを発見し、トリスの護衛を務めるロボットのロビンは彼女を守るため・・・さてどうなる、という話。
観たいと思ってたが、なかなかタイミングが合わず、やっと鑑賞出来た。
感想は・・・前作より色々パワーアップしてしてるなとは思った。
ゴニョゴニョ版、で鑑賞したが、何度か吹き出してしまうようなシーンが有り、そこは面白かった。
ただし、それ以外はちょっと冗長に感じた。
気持ちよい
世界観も中二病すれすれにダークなのだが、キャラのキモカワいいに昇華されて気分良く鬱に浸れる。途中タイムループっぽい流れがあってストーリーが停滞するけど、実はここがおいしいところじゃないと思う。ストーリーをスタッフを一緒に作り直しているような一体感がうれしいのである。完全に中毒になった。で、次回作制作開始のロールが流れ、完結編と目にして、絶望。
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