リアリティのレビュー・感想・評価
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期待度○鑑賞後の満足度○ 娯楽作品の対極にあるような映画だが、約80分間一時も目を離せない緊張感はなかなかのもの。FBI尋問 録音から書き起こした会話だけで映画にしたのならGOOD JOB!と言える。
①如何せん、残念なから予備知識が無いと何のこっちゃねんと思う映画でもある。
②真綿で首を締めるように自白に誘導するFBI 捜査官のやり方がとてもリアル。
対するリアリティのリアクションも演技とは思えぬリアルさ。
最初はリアリティの視点から描いているのでこちらも何の嫌疑がわからず少しイライラさせられるが、中盤からは真実に迫って行くFBI捜査官の視点にたってリアリティを分析しようという気持ちに変わっていく。
視点の移動が自然、と共に演技合戦の緊迫感も凄い。
冒頭からのエンディングまでの物凄い緊張感と緊迫感
……で? てなるよね。何が言いたかったんだ?FBIってこんな気を遣...
Ansty
情報漏洩をした女性とFBIの模様を記録したテープを映画化した作品。82分とコンパクトに仕上がっていたのが好印象でした。
突然家にやってきたFBIの男性たち、携帯も預かるペットも預かる、家の一室に監禁しんて尋問されるといった不快感はかなり高めで、どんどん平静が保てなくなり、身から出た錆のようにボロボロになっていく様子が淡々と描かれるのが面白かったです。
SNS社会に生きる人間だからこそ、情報の機密性は本当に大事だと再確認しました。
正直、緊張感こそあれど展開が大きく動くのは後半に入ってからなのと、家の中での動向のみを映す作品だったため、劇場映えするものでは無かったのは残念でした。Netflixとかで配信されてたらもっとウケたのかなと思ってしまうのはサブスク時代に生きる自分のわがままなんでしょうか…。
名前を掛けたかった?
2017年アメリカで、国家機密をリークして逮捕された25歳の女性が逮捕される際にFBIから聴取された実際の音声から再現した作品。
スーパーで買い物をして帰宅すると家の前で2人組の捜査官が現れて始まって行くストーリー。
なぜ私のところに?と理由も状況も良くわからないながらも、平静を保って応対をしようとするリアリティの様子に対し、終始落ち着いた態度で接していく様子が淡々と映し出されて行くだけなのに、とてもスリリングでサスペンスフル。
とはいえ一本調子の会話劇だし…。
そう言えば…を繰り返し供述していく内容は、そりゃあ捕まるし認識もあったってこと?と、どんでん返しもなんにもなければ、単に自分が扱っている情報の重要性をちゃんとは理解出来ていなかっただけというね。
意識が低くて思慮が足りないSNSの世界にはいくらでもいそうな普通の若者が、そういう情報を手に出来る仕事に就いてしまったが故の結末という感じなのかな。
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