「淀川先生本当凄い」パトリシア・ハイスミスに恋して ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
淀川先生本当凄い
パトリシア・ハイスミスと言えば、名だたる映画の原作者。私の様な凡人には分かりませんが、ハイスミスの小説を映画化したいと思わせる何かがあったんでしょう。
ハイスミスの生きた時代の同性愛差別は、凄まじかったと思います。レズビアンの場合は特に。結婚し子供を持つのが当たり前の時代でも、経済力さえあれば好きに生きられるんですよね。やっぱり経済力なんだよなあ。もう少しハイスミスの背景を知りたくなりましたし、本作でもっと深掘りして欲しかったです。晩年差別主義者になっていたのが意外でした。
パトリシア・ハイスミスが同性愛だと告白するずっと前から「太陽がいっぱい」はゲイの映画と言っていた淀川先生が本当凄い。
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