コンクリート・ユートピアのレビュー・感想・評価
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極限の中で性(さが)がむきだし
昨日の2本目の予定でしたが、映写機システムの不具合かなんかで上映30分ぐらいでビョン様がホースで消化した辺りかな…で上映中止で。上映開始しても、暗くならないから親子で上映会(たまに赤ちゃんと一緒に見られるのがあるんですよ)かと思った~ま、返金してくれたし、無料券もくれたから良しとしよっと。翌日、時間が合ったので、見に行けた。パンフレットも買ってしまったことだし。
それはさておき、災害が起こったら、どこも地獄。いっそ、生き残らない方が楽なのではないかというくらい。生き残ってしまったら最後、とことん生き抜くために修羅の道を。しんどいわ~
若手の松田翔太と藤ヶ谷太輔を足して2で割ったような俳優さん、どっかで見たな~と思ったら、マーベルズのヤン王子ではないか!全然歌ってなかったね。むしろ、ビョン様が歌ってたわ。ビョン様の役名がキムタクみたいでツボ。不謹慎ですんまへん
久しぶり観る韓国映画
韓国ドラマも映画もあまり好きでは無いのですが本作は予告編見て気になって鑑賞。平日の午前ということもあってか先客カップル1組のみでした。冒頭からテンポよく緊張感を維持したまま進む脚本は素晴らしいです。都市が崩壊するCGも迫力あってとても良かったです。基本的には週末ものとかゾンビ映画のように極限状態の人間心理や集団心理を描いているのですが、とても良くできてました。
パク・ソジュン目当てで観たけれど…
今じゃなかった…。
こんな大災害のパニック映画だとは思わなかった。年始から災害続きの日本で今この映画を直視するのは正直辛い。
イ・ビョンホン様も流石の快演だし、セリフこそ少ないが、パク・ボヨンさんも素晴らしかった。もちろん、お目当てのパク・ソジュン兄も存分にスクリーンで堪能でき十分満足のいくクオリティではあったのだが、内容がやっぱり…
今じゃなかった…。
災害が引き起こすパニック状態は普通の人間を神と崇めたり、悪魔に変えたりするのだな…
能登半島地震の復興を心からお祈りしております。
実際こんなこと起こらない(と思いたい)設定で非現実的すぎるのが苦手...
実際こんなこと起こらない(と思いたい)設定で非現実的すぎるのが苦手な人はだめかもしれない。
それを踏まえた上で、もし仮にこれが起こってしまったら...
壮絶な人間模様を見させられて、キレイごとを言うならば最低な人間たちの醜い争いと思うかもしれないが、生きることも自らを守ることも厳しい何のルールもなくなった世界で果たして自分もいい人間でいられるのか、ということを考える映画となった。(パクボヨンが優しすぎていやいやちょっと待て待てと何度か思ったから私はきっと無理)
こんな中生きるならいっそ最初に死んでしまえた方が幸せかもしれないと映画の途中で結論に至った
この重い気持ちの中どこに終着点をもってくるのかがとても気になったが、最後はほんの少し希望が持てるような終わり方であったことも見てよかったと思えたのかも。
そして最後に...イ・ビョンホンに感服
このタイミングで、、
悪い意味でタイムリーな内容によりいっそうの怖さも感じた。年に何本か凄いパワーで叩きつけてくる感のある韓国映画だが、年初からそんな一本がこちら。ストーリーの面白さに加えて役者の存在感と違和感のなさ。日本もお互い刺激を受け合いながら相乗効果でどんどん上がっていくのを期待したいです。
サバイバル1年後が気になった。
日本での元日の件もあったが、その前から"観ようと決めていた"ので、映画館に行きました。
冒頭、準主役のヨンソンさんが「腫れあがった顔で、ダウンベストを着て寝ており、大きな余震が有っても、驚かずに、そのまま平然と寝ている」ことで、
この映画には前置きはなく、いきなり全開サバイバル映画に突入するが、
それでも、途中には火山噴火もあり、地殻変動を伴う大きな災害が有った事が理解できた。
小規模流星群が世界中に落ちたのでしょう。
「最初の災害シーンを観てみたい」と言う個人的な好奇心があったが、
派手な破壊シーンをいれると、CG作成の予算と時間が多くかかるので、
その辺は映画の "脚本の進め方"なのだが、
交差点のシーン以外にも、災害直後シーンをもう数カットだけでも、入れて欲しかった。
誰でも、災害後は、外部との連絡を懸命に取る努力はして、
災害ラジオ・TV・ネット等で、今回の災害は「部分的・地方的・国家的災害」ではなく、
世界全体の終末であり
「助けが来ない」事を悟り、
「みんなで、サバイバル」をマンション住民が"決意する設定説明シーン"は、もう少し丁寧にする必要があると思った。
主人公の キムヨンタクさんは、妻との自動車運転中に、災害にあったようだが、
マンションへ"入り込む"為に、被災後であっても仕事をするのだが、
この事件の編集とシーンの映画内の"組み込み場所"をどうするか、
編集者と監督は、そうとう悩まれたかと思うが、
映画を観終わってから、振り返ると、すべてを理解できるので、
シーン同士のつなぎ方は、正解なのでしょう。 アッパレ!
ただ「災害時でも 借金取る気かよ!」位の された男のセリフとして、どさくさ紛れ的に入れて欲しかった。
婦人部長が某悪人めがけて、「日本人だ!(イルボン インイダ」と言ったのだが、
字幕では「日本語わかる人いる?」と日本語訳されている。
まったく訳さなくても良かったのに。。。
日本問題といいう 必要もない背景があるのだろうか?
映画を見ていて、この映画の脚本家と監督の余計な仕業に、
まるで、映画「哭声(コクソン)」を観た時と、同じに気分の悪さが残った。
映画の中で、2回「対峙している 高級マンションが...」という、フリ的セリフでがあったが、風呂敷は回収せず
だったら、このマンションの立地自体の設定こそ、大型団地の ほぼ中央ではなく、
"山の上に聳え立つ 城のような高級マンション"にすれば、
「1棟だけ残った」理由付けも、いろいろな言い訳や、映画の見かけ上でも良かったし
そして何より、韓国映画では 坂道の高低差を格差社会の比喩として、表現する事が多いので、その方が良かったかもしれない。
マンションに住む 住民の多くは40代~50代が多い中、老人や子供は少なかったが
映画が進むにつれて、老人も子供も画面には、めったに登場しなくなるが これはサバイバルの怖さなのか。。。
映画中、無駄な説明が無くても、理解できた。
CGとセット撮影との合成が奇麗で、映画製作の技術力は非常に高い。
韓国映画だが、美談美女は登場しないが、どの役者の演技もレベルは高く、表情も的確だった。
この映画を観た後で、韓国で撮影した「アイアムアヒーロー」が、ある意味 終末のサバイバル映画としては、比較してみたいと思った。
類に漏れずコワイ
ぢつは韓国映画ってちょっと苦手意識ある。(だってだいたい怖いんだもん💦)でもイ・ビョンホンだし🐟と思って観たけど、やっぱり怖かった……
なんでこんなことが起きてるの?、なんて無粋なことはお聞きなさんな。とにかく『謎の自然災害が起きましたとさ』、から始まる。そしてその謎の災害は割と続く。そこの原因究明しないままユートピアを築こうとしてる方々には「本当にそれでいいの??」と聞きたいけど、韓国映画の世界ではアリみたいw
韓国映画でよく見る『結局1番怖いのは人間だよ』を地で行ってて怖いし、イ・ビョンホンまで嫌いになりそう。韓国映画に出てくる人ってみんな我が強くて自己主張激し過ぎてキョワイです。
肥溜め子ちゃん、可哀想に……
モラルが置いてけぼりになる映画
あらすじとシニカルなタイトルを見て面白そうじゃん、と思っていた。
韓国映画を見るのはほとんど初めてくらいで、なんというべきか、我々の感覚よりは大雑把なような感覚があるのかな〜と序盤は感じていた。
映画が中盤に進むにつれてモラルが崩壊していって、なかなか胸糞悪い展開が続く見ていて苦しい映画だった。
一時期ディザスター映画にハマっていたことがあったけど、ここまでモラルを置いてけぼりにするのは初めて見たかもしれない。
やや強引なシーンのつなぎとかもあるけど、臨場感がすごくて映画館で見て正解ではあった
胸糞悪い話
さすがは韓国というところか。
ああも、人の本質を突きつけられると反発をしたくもなる。まぁ、見苦しい。
とはいえ、自分にもそういう価値観や傾向がないかと問われれば答えにも詰まる。
加えて、漏れ聞こえてくる韓国の住宅事情なんかも考えたら、盛大なコメディにも見えなくはない。
冒頭に流れる過去の映像なんかはマンションは廉価版の「家」のような扱いで、あちらの文化を考えれば住居だけの意味でもないのだろう。
オープニングでちょいと見た事も内容な大地震が起こる。地面は隆起し列島を分断するかのような地割れが押し寄せてくる。そのカットが突発的で…予測できない災害のなんたるかを表現しているようだった。
災害のカットはほぼコレだけ。
後は瓦礫の山と凍えそうな外気と横たわる死体。
冒頭、5分と経たず人の業に直面していく。
終わってみれば、協調とかのメッセージを読み取りはするも、とってつけたような感じで…主題はソレではないのだろうなぁと思う。
「ああ言う人間にはなりたくない。」
そんな反面教師が山ほど出てくるから、そっちが主題なのだろうとも思う。
ロケーションもセットも見事だった。
瓦礫の山には絶望感しかなかった。
のだが、コレらは世界観の提示であって、テーマはそこにはない。
よくぞこんな脚本書いたなと、溜息しかでない。
またそれらを表現するイ・ビョンホンが凄まじい。
だいたいこの手の映画だとサバイバルが始まって、罪悪感とか道徳感とかに苛まれるのだけれど、全くない。もう究極なのだ。
自己中心的な思考。
自分の為に、自分達の為に。
それ以外の物は敵だったり、餌だったり、奪って当然だし、生存競争の真っ只中なのだから、常に。
…どうよ、コレ?
地球上の先進国の現状に見えなくもない。
かなりDEEPなメッセージを孕んでもいそうなのだけど、あんま深く考えると鬱になりそうなので、やめておこう。
でも…
世界平和ってのは難しいなぁと思う。
僕らは地球って星に住んでて、生きてる限り腹は減る。資源も食糧も無限ではなく有限だ。
だから理性と知性をもって交渉する。
してるはずだが…諍いはなくならない。
腹さえ減らなきゃ戦う事もないんじゃないかと思う。人が光合成できるようになったら平和は訪れるのだろうか?
生きてくってなぁ過酷だし、人間ってな不条理な生き物だなぁと思う。
あー、しんどかった。
レビュー書いて、ちっとは吐き出せたし良かったー
食人族なのか
時間空いたので、予告で面白そうだったこの映画を鑑賞。
時期的にちょっと気が引くのですがね。
映画的には、震災と言うよりは大規模な地殻変動で壊滅するみたいな感じなのです。地殻変動が地震なのかな...
あんだけ荒れ果て地にポツンと一アパ。それを巡って住民と外の人達の争いなのだか、あの状態でなんか皆んな能天気なんだよ_(┐「ε:)_
もっと異常な状態だと思ってました。いや代表もきっかけはどうであれ、自分の居場所を守るのって本能だと思うし。
ホント、普通の人でした。
モールとか軍事施設で食料備蓄がある設定なら襲われるのわかるけど、外出て食料調達してるのに外の人達から命掛けで襲われるのもどうなのかと。
外では食人族呼ばわりなのに。
ラスト近く夫婦がアパートから逃げて外出た時、下から見てた人、肉食べたけどあの人、食人設定ですよね。
だから、旦那さん亡くなってステンドガラスに写った人影、食人族が来たと思ってました😅
違うなら救助隊の方が良かったなー
この展開なら救い様がない様な...
また繰り返しですね😣
ごめんなさい...自分は鑑賞してて何ですが、今の時期に観る映画じゃなかったかな。
途中で観るのやめたくなった
好きなパク・ボヨンが出るなら絶対観る〜!と予告から楽しみにしてた映画
大災害でただひとつ残った住居建物の住人がそこに群がる家も行き場も失った人々と戦う話よね?と想像しいざ鑑賞
え?いきなり荒廃した世界??
としょっぱなから思考停止
途中回想で災害シーンあったけど
昔大流行したアメリカの巨大宇宙船に攻撃されたあのシーンの様な
これ生き残れる人おるんか?な災害っぷりでパク・ソジュンよくあの中生きて帰ってきたなぁと…
人は切羽詰まるとあんなに獣化してしまうのか?という位の非人道的な人々ばかりの描写からのラストのシーンが自分の中で繋がらなくて
これ完全に天国に住む人と地獄に住む人くらい別な世界の話じゃ??と…
イ・ビョンホンも途中までサイコパス過ぎて怖かった
とにかく大災害で生き残る方が不幸だとしか思えず
自分もこの環境になるとこんな野蛮で自己中になるのか…と目をそらしたい気持ちばかりで
館内の真ん中に座ってなかったら途中で観るのやめたかった(TT)
冴えない役でもカッコいい!
絶体絶命の時に安全地帯に居る人達の感情や行動!凄く面白かったです。イ・ビョンホンさんはこう言う冴えない役でもカッコいい!パクソジュンさんとパクボヨンさん2人ともイイ役者さんだなー
内容的にも微妙でした
災害の発生に至る経緯や原因はそっちのけで倒壊を免れたアパートを巡る人々の悲哀を描いた物語。かなり迷ってから観てしまいましたが特に残るものはありませんでした。そこまでやる?という感じ。
04
一刻も早い復興を祈ります
予告からはただの韓国製ディザスターパニックものだろうとさほど期待せず鑑賞。正直、この2024年の年明けに本邦での公開はタイミング悪すぎとしか言いようがないのだが、作品自体は予想していなかった味わい深さがあってかなりおもしろかった。
冒頭からどんな大災害かを映像でしか見せず一切言葉で説明しない潔さ。展開は序盤はコメディ風味を効かせつつ、ヘイトや移民排除、全体主義へとつながる群集心理の恐ろしさを軸に、次第にディストピア感を増していく。集団を仕切るマッチョな軍人とヘタレだけど心優しい文化系、アパートと家族のためというお題目など、福田村事件ともろにダブる。碁石にトランシーバーにゴキブリと小ネタ仕込みもうまく、今や遠藤憲一似のおっさんと化したイ・ビョンホンの狂気っぷりに、ラストも妻の「普通の人たちでした」の一言がめっちゃ重く、観ごたえがあった。
国土を他国に蹂躙され続けた歴史のせいか、新感染といい白頭山大噴火といい韓国には母国をめちゃくちゃにしたい願望があるのだろうか。 あと、はちどりの女子中学生パク・フジがこんなに成長していたとは。人ん家の子はすぐに大きくなるよなあ…。
どんなに 汚れても イ ビョンホン様!
やはり 邦画より 楽しめました。
なんと言っても イ ビョンホン のオーラが 凄い。
最初の 薄汚れた洋服を着ていた人間から 段々と リーダー格になって オーラを身にまとう様になってからが 目が離せませんでした。
韓国映画は 後味が いつも悪いのですが 今回は イケメンのリーダーを 見たせいか
十分に楽しめました。
私の勝手な 意見ですが 邦画には無い 人間の 汚い部分を描くのが 韓国映画は
ホントに上手い気がします。
普通の人がロールを持ったら
原始国家の成り立ちをシミュレートしながらも、細かなルールをつくることで生まれてくる対立と矛盾により話が進んでいく。
韓国ドラマは時々、文化の違いからか理解できない冗談とか比喩がでてくるが今作は一般論だけでだいたい理解できたと思う。
主人公の青年は助けを求めてきた親子を見殺すこともできたのにドアを開けてしまう。そこまでのセリフなどのキャラづけから違和感があったものの実は人助けするほう、奥さんとも似たような思想でありながら立場の違いによりすれ違いそうになるなど、いかにも普通の人らしい迷い葛藤がある。
普通の人代表の主人公以外の普通の人たちも役割を与えられたり与えられなかったりするだけで行動原理が変わっていき、システムにおける役割から人格が形成されていくという成り立ちで、大統領になった途端に大統領の顔になるとか、寧ろ思想より役割のほうが重要という、どちらかといえば息苦しい社会の特徴が表れているのかと思う。
ある程度知識と目先の目標のあるなかでの国家形成でどうしても排他的な純血主義みたいになっていってしまうのがなかなか説得力がある。
しかしながら堅苦し過ぎるルールをつくると当然ながら自分の首を絞める結果に・・・
ヒロインの「普通です」が、まさにその通りなのだが・・・
狂気のユートピア
初っ端からの崩壊にシートから浮いたままの状態になりました
時折入るシュールな笑いに止まらない緊張感
そして涙…
誰も幸せになれず正直者が救われず
人間不信に陥りそうな後味悪き暗く重い内容ではありましたがしっかりエンタメとして成り立つ脚本の上手さは秀悦でした
冴えない男が権力に酔いしれ狂気人へと変わって行く過程を奇々怪界で寒々しく鬼気迫る
今まで見た事の無いイ・ビョンホンの演技に👏
劇場が古いからか全体的に画像が暗く登場人物の表情が分かりにくい事が時々あったのが残念でしたが更にその暗さが不気味さと不安を煽る演出にも思えました
この時期での鑑賞は胸が痛みましたが…
予告時から展開と結末が気になっておりました災害と真摯に向き合う想いを持っての鑑賞になりました
自宅が全壊してしまった知人もいました…
被害にあわれた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます
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