「広域2次避難の重要性」コンクリート・ユートピア odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
広域2次避難の重要性
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極限状態に置かれれば生き残るために人は何でもするだろうという摂理を描くために途方もない地殻変動を設定、普通、この手の災害は局地的なのに韓国どころか世界的災害と言い、援助、救済に駆けつける組織も国も一切無い。
2時間越えの長尺を人間の悲しい業を描くだけだから気が滅入るだけ、ちょっとは現実的な希望のかけらくらいは織り込んで欲しかったが、とことん破壊しつくすのもオム・テファ監督の世界観、自然災害ばかりかいつ火が付くか分からない北朝鮮との緊迫状態を抱える国のパニック映画、妙に真に迫って映りました。
東南海や首都直下がいつ起きてもおかしくない、富士山の噴火もしかりと騒がれる日本だからこそ、被害地に留まって耐えるのではなく、迅速な全国規模の広域二次避難計画を練っておいて欲しいと切望します。
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