「愛の弾圧」シチリア・サマー もちころさんの映画レビュー(感想・評価)
愛の弾圧
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予告も観ず、実話がもとになっていることも知らずに鑑賞。
この時代の価値観、偏見、抑圧にのまれた社会でただ愛し合った若い少年ふたりが悲しくも美しく、しばらくは引きずった。
ニーノとジャッレ、それぞれ違いすぎる環境で育ったふたりが「一緒にいたい」それだけでは叶わない現実に何を思ったのか考えるだけで胸が痛い。彼らにとっては確かに恋で、愛で、友情で、名前がつけられなくても、認められなくても一緒にいたかったんだよな… あの終わり方で短い恋が永遠になったと捉えて、もう一度観直したい。
自分的ベストムービーに入る作品になりました。毎年、夏になるたびに思い出したい。
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