映画 マイホームヒーローのレビュー・感想・評価
全97件中、21~40件目を表示
半グレなんて怖くない
2024年映画館鑑賞20作品目
3月20日(水)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
原作漫画未読
テレビアニメ未鑑賞
映画と同時制作の連続テレビドラマも未鑑賞
青山貴洋監督作品初鑑賞
船橋勧脚本作品初鑑賞
2人とも映画の仕事は初めてのようだ
青山氏は2シーズン目の『ドラゴン桜』の演出家数名の1人として名を連ねている
船橋氏のことはよく知らない
TBSならびにMBS系連続テレビ深夜ドラマの続編だが観ていなくても冒頭でそれまでの流れを紹介してくれるので助かる
だが事前に観ておいた方が尚のこと良いはずだ
連ドラの粗筋
7年前娘の零花の彼氏を殺してしまった鳥栖哲雄
殺された麻取延人は半グレ集団「間野会」のメンバーで零花にも暴力を振るっていたことが原因だった
妻と協力し死体を処理したが哲雄は間野会に追われる身に
最後は延人の父の義辰が哲雄の前で自殺した
哲雄が自分を殺したと装うために
哲雄は義辰の死体を山中に埋めた
映画の粗筋
土砂崩れで義辰の死体が見つかった
再び間野会に狙われる鳥栖家
警視庁組織犯罪対策本部警部補の安元の説得で逮捕される形だが刑務所で保護されることを決意した哲雄だったがその安元は取り調べ中に部下の裏切りで殺されてしまう
協力者大沢隼人と共に間野会と戦う哲雄
一般人と半グレ集団との戦い
鳥栖哲雄は推理小説好きで知識豊富
教養の高さでピンチを切り抜け暴力団をやりこめる痛快さ
零花のアクションシーンは実戦ではあまり生かされないのが残念
強いのは分かったが現場では拳銃
猟師も素手で熊と戦うことはまずないからね
元ジャニーズ多め
だいぶ前からジャニタレと詰る者がネット民の中では目立つが自分は彼らに全く共感しない
大沢隼人は原作にはないオリジナルキャラらしい
あの帽子は本人のアイディアだろうか
悪くはない
配役
おもちゃメーカー「HOLIDAY HOBBY」の営業課長で推理小説執筆が趣味の鳥栖哲雄に佐々木蔵之介
鳥栖哲雄の娘で警視庁捜査一課の鳥栖零花に齋藤飛鳥
哲雄の頼りになる妻の鳥栖歌仙に木村多江
鳥栖夫妻の息子で零花とはかなり歳の離れた幼い弟の鳥栖明に前田蓮斗
哲雄にはめられ延夫殺しの犯人に仕立て上げられ逃亡した元間野会の間島恭一に高橋恭平
窪に殺されたフリーライターの父の仇を討つため間野会について調べ上げ組織壊滅を目指し哲雄に協力する大沢隼人に宮世琉弥
零花の先輩刑事の戸島に板倉俊之
安元直属の部下の薬師寺太一に大東駿介
間野会の中堅メンバーの竹田に淵上泰史
麗花の同期で組織犯罪対策本部配属の刑事の榎木に西垣匠
哲雄の部下の南田に金子隼也
警視庁組織犯罪対策部警部補の安元浩司に立川談春
以前は自殺した夫と食堂を営んでいた恭一の母の間島恵子に神野三鈴
零花の彼氏で父親のコネで間野会に入った麻取延人に内藤秀一郎
間野会の稼ぎ頭で延人の父親の麻取義辰に吉田栄作
元傭兵で志野の片腕となって支える殺し屋の窪に音尾琢真
半グレ組織「間野会」のトップの志野寛治に津田健次郎
TVドラマを見ていた人向け
私はテレビドラマをめちゃくちゃ楽しんで映画を観にいきました。純粋にストーリーは面白かったです。ですけど2時間という時間の制約があったためか、テンポが良すぎて、『この状況どうやって乗り切るんだろう』とか、『この後どうなる』とかスリルを感じる『間』があまりなかったように感じたのと、キャラクターがどんな人なのか、描写が薄いな、とも思ってしまいました。
テレビドラマとあなどるなかれ
どんでん返しの連続。主人公の佐々木蔵之介の苦悩。と、なかなか面白い。蔵之介は今までの役者人生の中で一番のはまり役では?まぁ、それはさすがに言い過ぎかもしれないがなんとも言えない演技で魅了させられる。
木村多江もいい演技だったわ。
悪くはないけど原作の魅力を1%も表現出来ていないのが悲しい
ここまで87件のレビュアー様のうち原作読了の方8名。読了の方は私と同じ理由で低評価気味だと分析しました。
原作と映画は別物、、、だと、割り切っているつもりではありますが。
あーりーまーすーがー!
でもね。映画が原作の素晴らしさを100分の1すら表現出来ていない場合はちょっとどうなのでしょう。
この映画の出来が悪いわけではありません。
しかしながら、原作の「マイホームヒーロー」という作品の凄さ、素晴らしさはまったくこんなもんじゃないんです。原作の方が100倍以上面白い。ヤンマガ史上に残る名作だと思います。
(マガジンコミックスのweb配信システム「マガポケ」では100倍どころか1万倍面白い!と言っている読者多数)
ドラマやアニメは未視聴ですが、本作冒頭のダイジェストを観た限りではドラマの方はまだこの映画よりは原作に沿った構成にはなっているようですね。
でね。原作の第一部完結までお読みになってらっしゃらない79名の方々の評価は「さもありなん」と思わせられるものばかりで非常に悲しいのです。
この映画だけを観たらそういう感想になりますよねぇ。
そしてきっと「原作」もこの映画から受ける印象に似た作品だと思ってしまわれますよねぇ、、、(涙)
「鳥栖哲雄という人物の凄さと魅力」をこの映画はまるで表現出来ておりません。(佐々木さんの演技は素晴らしいんです。脚本・構成の問題ですね)
哲雄はダークヒーローなんかじゃないです。延人を殺さなかったら零花は99.9999%延人に殺されていました。
状況的に正当防衛なシチュエーションにはなりきっていませんが、警察に任せていたら確実に零花の命はなかった。
哲雄にはあの選択しか方法はなかったんです。
その後、半グレ組織から家族の命を守り続ける為にギリギリの選択をし続けるしかなかった哲雄。その凄まじい苦悩と、平凡な一介のサラリーマンに過ぎない彼が推理小説マニアの知識を駆使して難局を次々と乗り切っていく緊迫感。
そもそも延人が零花に近づいたのは「歌仙さんの実家資産目当ての計画的犯行」であり、清純で初心(ウブ)な18歳少女が騙されてしまうのは仕方ないのです。
それに「10億円」って一体なんなんですか!原作にそんな設定はありませんよ!10億円を持ち逃げするなんておかしな行動を哲雄に付与しちゃったら、鑑賞者は哲雄を精神的に擁護出来なくなるでしょうよ。
「家族を守る為なら何をしてもいいのか?(否、許されるはずがない)」って論調のレビュアー様、少なくありませんよ?
嗚呼!原作までがそんな作品だと思われてしまうのが悲しいー
哲雄ってそんな奴じゃないんです。
警察に通報したところで、事件が起こる前には警察は動かないですよ。だから小沢くん(本作では大沢)のお父さんは殺されたんだし。
哲雄は家族の命を守る為だけに、本当にギリギリのギリギリのところまで追い詰められて、それでも知識と知恵を駆使して苦しみ抜きながら家族の命を繋いでいくんです。
本当に「ヒーロー」なんですよ、お父さんは。
窪さんだって、この映画ではなんかただの強そうなキャラクターに過ぎないし、志野に至っちゃただの半端な悪い奴じゃないですか。
志野は整形後の顔だからなのか、やたらサイコパスっぽく描かれているし。
(原作愛読者は、つい窪には「窪さん」ってさん付けしちゃいます。窪さんこそダークヒーローですね。彼も原作では非常に魅力的な悪役です。志野は本来、物腰柔らかで万人から好かれる超絶巧みな話術の持ち主)
原作愛読者は第一部完結までにすっかり哲雄が大好きになっています。
普通の漫画や小説って必ずしも主人公を好きになるとは限らず、敵役や準主役の方が人気が出ることもあるじゃないですか。しかし、マイホームヒーローに限っては哲雄が嫌いな読者っていないだろうと思います。(哲雄がアホだと思う読者もいない事でしょう。)
だから「七年後」の第二部が始まった時にはみんな喜んだ。まだ暫くは哲雄の物語を追いかけていけるのだ、と。
この映画は第一部後半と第二部に登場するシーンを上手く繋ぎ合わせて構成されています。
だけど、まるで別物。まったくの別ストーリー。
ここまでまるっきり話を作り変えてしまうならば、もう「マイホームヒーローの映画」じゃなくていいじゃん?
原作への誤解を広げるだけ(哀しすぎる)
明の誕生だってね。「お父さん頑張ったのね」じゃないんですよ。ちゃんと理由がある。明が生まれなかったら哲雄は自ら命を絶っていてもおかしくなかったんです。
原作第二部は現在進行形で連載中。毎週が非常に楽しみです。
この映画のラストと同じにはなって欲しくない。哲雄と鳥栖ファミリーには本当に本当に幸せになって欲しいです。
(あ、ちなみに第二部で哲雄が物語終盤に窪と闘う事は原作では「あり得ない」です。まぁ闘ってはいるんだけどそれは回想シーンとしてなんで)
もしこの映画を観て原作に興味を抱いた方がおられたら、是非お読みになって頂きたいと思います。(今ならマガポケで無料でかなりの話数まで読めますよ)
※今、皆様のレビューを熟読してWikipediaでは3部扱いになっていると知りました。
私のレビューではwikiの第一部・第二部を合わせて第一部、wiki第三部(7年後)を第二部として書いています。
(Wikiの第一部・第二部は同じ時間軸なので初読の際に分ける必要性を感じませんでしたので)
期待以上に面白いが?…
ツッコミどころが多い!古い車乗ってるなと思ってみてたのに⁇
ガソリンの⛽️危険性は勉強した方が良い!間違ってる!
ライター点けた時点でタヒぬよ‼️真似する奴いないとは思うけれど!
立川 芝居が下手過ぎた😰
原作漫画は面白いのに…
漫画では村でのシーンなど面白かった。
パパとママが頑張っていたので星2つ。
如何せん娘役がみんつ◯党の
大津あや◯党首にしか見えず
気になっているうちに終わってしまった…
(刑事なのになぜベリーロングに?)
【教訓】
娘が変なのと付き合わないよう
しっかり育てましょう。
意外と本格サスペンス、だが・・・
TVドラマは1話で離脱した。設定があまりに滑稽に見えたので。
なので、映画化と言われても観賞の意欲は湧かなかった。一応映画公開に合わせてドラマダイジェスト版をTverで観て、・・・。 その後はそういう展開だったかと、確認。佐々木蔵之介は好きなので、まあ観てみようかと。
【物語】
娘に危害を加えようとした恋人を殺害し、彼が所属していた半グレ集団の追求から何とか生き延びたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。もう大丈夫だと思っていたが7年後、山中に埋めた麻取の遺骨が豪雨による土砂崩れで地表に押し出されてしまう。
警察は発見された死体の身元を7年前に行方不明になった麻取だと突き止め、殺人事件として捜査を開始する。刑事の安元(立川談春)は死体発見現場近くに現れた哲雄を怪しむ。 警察官となった哲雄の娘・零花(齋藤飛鳥)も捜査情報を耳にして恋人を殺したのが父・哲雄ではないかと疑念を抱く。
一方半グレ集団のボス志野(津田健次郎)もまた、哲雄が麻取を殺して所持金10億円を奪ったのだと疑い、哲雄の前に現れる。10億円を用意しなければ家族を殺すと脅された哲雄は家族を守るために必死に策を考える。
【感想】
サスペンス・ミステリー策として思ったより良く出来ていた。
やや無理のある哲雄の行動についても、その行動心理にギリギリ納得できる設定・展開も用意されていた。例えば、「家族だけ守る気なら、なぜ警察を頼らない?」ともたげた疑問も、「ああ、そういうことになったら仕方ないか」という流れが用意されていた。
が、残念なことにクライマックスでリアリティーがぶち壊れされた。父娘の対話なのだが、そのシーンに無理があり過ぎ。他の警察官はどこ行ったんだよー??
茶番になってしまった。
ほんの少しだけ工夫をすればリアリティーを保ったシーンに出来たのに・・・
惜し過ぎる!
重要なヒロインについてちょっとだけ。
齋藤飛鳥は、初めて観たわけではないが、顔の小ささが際立っていた。立川談春との対話シーンでは、笑えるほどの差。投影面積2/3、頭部体積なら1/3だろう。演技はそこそこだけど、可愛かったので合格(笑)
TVドラマのファンなら観ても良いかと。
TVドラマ見てからどうぞ
原作はほぼ未読(最初の1,2話のみ読んだ程度)ですが、TVドラマ版はちゃんと見てました。
ということもあって、割と楽しめたし、うかつ?にもちょっとウルッと来たりして。
ただ、全然思い入れのない状態で観たら、いろいろ不満が残りそうな映画だと思います。特に警察がポンコツすぎますね。
映画版も原作マンガ通りなのかな?。ちょっと読みたくなりました。
お客さん鼻すすってた!!
津田さん目当てに映画館にいきました!
原作も読んだことがなく、ドラマの総集編だけをみて挑みました。映画の最初に簡単な回想があるので、初めての方でもむちゃくちゃ楽しめると思います!
私は食い意地がとんでもなくて、映画を観る時は必ずポップコーンを食べるのですが、この映画はポップコーンが無くても楽しめました!!!!!!!!!
最初から最後までおもしろかったのですが、特に最後らへんはとても感動して涙が溢れました。私だけでは無く、他のお客さん達の鼻をすする音が結構してたのでとても感動する映画だと思います。最初らへんは鼻をすする音が聞こえなかったので、花粉ではないと思います!!安心してください!!!!!!!!
娘さんの顔がちっちゃすぎる
友達おすすめで
ドラマサマリーで事前に予習をして望んだ
娘さんの顔がちっちゃすぎる
定食屋で並んで食べてる時の顔の違いに唖然とした
弟の男の子より顔ちっちゃい
ストーリーはきちんと完結しました
前半は面白かった
だんだん飽きてくる展開かな
えっ!とツッこめるところが多かったですね。
父親として、家族のために・・・
いや~、面白かった。
原作もアニメもドラマも見てませんでしたが、映画館の予告編で興味をもってどうしようかなって悩んでました。
毎週見ている「王様のブランチ」で、映画からでも楽しめると聞いて、鑑賞を決めたところ、深夜にスペシャルを放送してくれたんです。まぁ、10回分を2時間にまとめたから、かなりはしょってるんだけど、ドラマ版の流れは大体、理解できたかな。
さて、劇場版。七年の時が流れて、娘が刑事になっちゃった。弟まで出来ててビックリ。
まさに幸せ絶好調って感じだけど、再び半グレの魔の手が迫る。
相変わらずの傷だらけお父さん、佐々木さんが魅せてくれます。ただ者でない、悪意を秘めたマイホームパパに惹かれました。
木村さんの献身的な妻、そして母、まさに家族の要ですかね。
子供もスッゴク可愛かったけど、あんなこと経験したらトラウマになりそう。
斎藤さんも刑事としてはどうなんだろう?かなり強い設定みたいだけど、あの華奢な身体じゃ無理がありそう。まぁ、可愛いから良いけど。
半グレボスの津田さんも魅せてくれるよね。何しろ、声が良い。それでいてあの狂気。ゾクゾクしちゃいました。
原作とは違う展開を見せた劇場版。これで完結みたいですが、良い終わりでしたね。
目頭熱くなりました。ちょっとうまく行きすぎって気がしないでもないですが・・・
まぁ、ドラマだから。
SPドラマレベルと分かっていても(^◇^;)
週末レイトショー『マイホームヒーロー』
深夜枠にしては、豪華なメンバーで30分と観やすいドラマの続きは劇場版
SPドラマ的なテレビサイズとわかっていても気になる続きはポイント鑑賞
グレイギフトでは、医者同士の蔵之介さんと津田さんの危機迫る顔芸バトルを楽しむ作品ですね。
息子が生まれてたり、あの娘がどう転んだら刑事になるのか?ですが、多江さんの笑顔に誤魔化された感じw
ドラマ観てて気になる方は是非!
余りにドンデン返しの描き方が強引なところも多々ありますが、娘が父と和解するシーンはなかなか感動的でした。
映画『マイホームヒーロー』作品レビュー
講談社「週刊ヤングマガジン」連載の人気コミックを原作とする、2023年放送のテレビドラマ「マイホームヒーロー」の完結編となる劇場版。
ドラマでは、どこにでもいる普通の父親が娘の彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、彼氏が所属する半グレ犯罪組織との【命がけの騙し合い】が繰り広げられました。
●ストーリー
愛娘・零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとした彼氏である麻取延人(内藤秀一郎)を殺害し、彼が所属していた半グレ犯罪組織・間野会と命がけのだまし合いを繰り広げたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。彼は延人を殺しただけでなく、息子の行方を間野会を使って執拗に追い回していた延人の父親の義辰を自殺に追い込み、遺体を山中に埋めたのです。
7年後、哲雄が山中に埋めた義辰の遺体が土砂崩れによって発見され、警察官となった零花は哲雄に疑いの目を向け始めます。一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う間野会のボス・志野寛治(津田健次郎)は、再び哲雄に狙いを定めます。さらに、かつて哲雄の罠にはまって延人殺しや組織の金の持ち逃げの罪を着せられた間島恭一(高橋恭平・なにわ男子)も姿を現します。
再び標的&容疑者になった父。そして、父の罪を知らずに刑事になった娘は、事件の真相に迫っていくのでした…。
●解説
おそらく数分おきにやってくる主人公哲雄におこる絶体絶命のピンチ!しかも哲雄はスーパーマンでも格闘家でもなく、一介のサラリーマンなのです。そんな彼の武器は、普段趣味で書いているミステリー小説の知識。それを駆使して、自分に降りかかる火の粉を、アッと言うドンデン返しで、切りぬけていく展開が痛快でした。ドンデン返しのクライムサスペンスがお好きな方には、まさにうってつけの作品です。
但し、余りにドンデン返しの描き方が強引なところも多々あります。例えば、さっきまで敵対していた人物が、ドンデン返し後のネタバレシーンでは、実は内々に哲雄の協力者に変わっていたなんてことが朝飯前のように描かれるのです。そんなところを深く考えずに、何度も哲雄が追い込まれて、アタフタする状況とあっと驚く切りぬけ方を楽しむのが本作の正しい見方となるでしょう。
それにしても劇場版では娘が父親を容疑者として追い込むことが喧伝されています。しかし実際は、そんなシーンは少なめでした。そもそも事件の発端は娘・零花が捲いた種であることは本人もよく自覚しています。
なので哲雄を犯罪者に追い込んでしまったことを零花が心から詫びて、和解するシーンは、なかなか感動的でした。
ところで原作と違って、ドラマ・劇場版ではなぜ間野会が零花と鳥栖家に目をつけたのかが伏せられたままなのです。
原作によれば、鳥栖家には秘密があり、妻の歌仙(木村多江)は、群馬県のとある山の中に存在し、予言や託宣などを行うことができる巫女「オガミメ」を信仰している神道系カルト教団の跡継ぎだったのです。そして教団の莫大な遺産が相続されるという情報をキャッチした間野会が零花に接近したことが本当の事件のきっかけだったのです。
間野会のNo.2で殺し屋の窪(音尾琢真)は、原作では零花を追い回したあげく、教団に匿われた彼女を巡って、教団本部のある山中で教団員と激しい戦闘状態となります。
傭兵経験を活かした窪は驚異的な身体能力と教団関係者から奪った銃や斧を使い、たった一人で村の教団関係者ら180名以上を殺傷したのですが、それは原作でのお話し。こんな大迫力シーンは、ぜひ劇場版でぜひ触れて欲しかったです。
ところで本作を鑑賞する前に、ドラマ版の予習をお勧めします。全10話を95分にまとめたスペシャルドラマは、17日までTverで見ることができます。圧縮されている分、展開のスピード感が強調されて面白かったです。
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TSUTAYADISCAS(宅配レンタル)
マイホームヒーローDVD
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公開日 :2024年3月8日
上映時間:117分
韓流っぽい劇画的な作品
中身はかなり劇画的だがまあ昭和感!
ここでのポイントは斎藤飛鳥が刑事と言う点
確か格闘シーンでは頑張ってたが若い刑事は何歳位なのかな?人気メンバーの売り出し作品
白石麻衣のサスペンスドラマの様に俳優やシリアスな役柄には不向きでは?
いかにもTBSらしい刑事ドラマ
原作未読でテレビドラマも見ていなかったので、物語の途中から映画が始まった印象でした。
いかにもテレビの刑事ドラマという感じで、家族を守るということを伝えたいのだなと思いました。
佐々木蔵之介さんや齋藤飛鳥さんらが好演しており、見応えはあったけど感動まではいきませんでした。「怪物の木こり」のようなドキドキ感が欲しかったです。
最後の方は、見ていて理想的な温かい家族だなと少しほっこりしました。
原作無視
ドラマは原作に近く吉田栄作の怪演で楽しく見れましたが。。
やっぱりカルト宗教編が無いまま終わらせるのはつながりが悪すぎて脚本が難しかったんでしょうね。大量殺人犯の久保が日本に戻って来るとこが無いままじゃあね。
強引にストーリーを書くとああなるんやろけど、普通に考えて暴力のプロな久保があんな簡単に殺られるわけないし。
原作のハラハラドキドキなどんでん返しが見たかったのに残念でした。
これ納得できる人いるのかしら?
普通のサスペンス映画としても駄作です残念。
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