「やむを得ずだが」トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代 MSUMOさんの映画レビュー(感想・評価)
やむを得ずだが
初日に鑑賞
内容に文句のつけようも、またできるはずがないのだが、やはり加藤和彦の全貌を記すとすれば、なぜ安井かずみさんが亡くなられてそれ以降がなかったのか…中丸三千繪と再々婚以降、そして別れてからのエピソード、例えばスーパー歌舞伎の音楽監督などがまったくなかったことにされているのが残念である。一切の言及も許さないという中丸サイドのことと聞いているのでやむを得ずか。亡くなってまで汚点となる人物だったということだろう。彼の名誉のためせめてそこは匂わせてほしかったが無いものねだりか。またスーパー歌舞伎は猿之助の例のことで言及すらできない事態というのも無念だ。
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