ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男

配信開始日:

ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男

解説

1963年にアメリカで行われた人種差別撤廃デモ「ワシントン大行進」の主導者のひとりである活動家バイヤード・ラスティンを描いた社会派ヒューマンドラマ。

1963年8月28日、リンカーン大統領による「奴隷解放宣言」から100年を経ても根強く続く人種差別の撤廃を求め、20万人以上が参加したワシントン大行進。「私には夢がある」の歴史的演説を残したキング牧師や、アダム・クレイトン・パウエル・Jr.、エラ・ベイカーらとともに自由への行進を先導しながらも、長らくスポットの当たることがなかったラスティンを主人公に、公民権の歴史の流れを変えるべく尽力し、人種差別や同性愛への偏見に真っ向から立ち向かう姿を描き出す。

「ビール・ストリートの恋人たち」のコールマン・ドミンゴがラスティンを演じ、第96回アカデミー賞の主演男優賞にノミネート。「アムステルダム」のクリス・ロック、「グレムリン」のグリン・ターマン、「メイズ・ランナー」のアムル・アミーンが共演。「マ・レイニーのブラックボトム」のジョージ・C・ウルフ監督がメガホンをとった。Netflixで2023年11月17日から配信。

2023年製作/108分/アメリカ
原題または英題:Rustin
配信:Netflix
配信開始日:2023年11月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) コールマン・ドミンゴ
最優秀主題歌賞
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Netflix映画「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」独占配信中

映画レビュー

3.5特徴的な歯並びを表現したVFXの妙。

2024年2月29日
PCから投稿

伝記もの、歴史的偉業ものとしては正直物足りない部分はあるのだが、音楽で軽快にすすめていくテンポ感が心地よく、また、コールマン・ドミンゴ演じるラスティンの、なんだか情けないような愛嬌があるようなニターッとした笑顔を見ていると、つい応援したい気持ちになる。いや、ラスティンは悲しそうにしていても、ニターッと笑顔が貼り付いたように見えて、しかもその笑顔を特徴づけている(そしてラスティンの過去と直結する)歯のない部分は特殊効果で再現したのだという。VFX技術がキャラクター描写に直結している点で、CG技術の非常に上手い使い方ではないだろうか。

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村山章

3.5今年のオスカーレースを牽引するキーパーソンがあちこちに

2024年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

1963年8月28日、多くの黒人を含む約25万人の人々が、雇用と自由を求めて首都に集結した"ワシントン大行進"を組織したのが本作の主人公、バイヤード・ラスティンだ。マーティン・ルーサー・キング牧師が『私には夢がある』と演説したことでも知られる歴史的な事実の映画化だが、ラスティンのことは意外に知られていない。少なくとも筆者はそうだった。

実はラスティンはキング牧師に非武装を説いた人物だったが、社会主義者で同性愛者でもあったことから、白人社会だけでなく同胞たちからも差別された。これは、歴史の表側には出てこない活動家の苦闘を掘り起こした作品。記録を読むと、ラスティンはカリフォルニアに旅行した際、強制収容所に収監されていた12万人以上の日系アメリカ人の財産保護にも尽力している。種類に関わらず、アメリカ社会の理不尽に敢然と立ち向かった人なのだ。

そんなラスティンをコールマン・ドミンゴが実に軽やかにしなやかに演じて、残酷にも思える活動家の人生へと我々を誘う。しかし観終わると、ドミンゴが劇中で終始踊っていたかのような印象が残るのは、フィーチャーされるジャジーなサウンドが効果的だからだろうか。

オスカーレースを念頭に観たのだが、偶然か否か、ドミンゴと同じ主演男優賞候補の1人、ジェフリー・ラッシュが政治家のアダム・クレイトン・パウエル・ジュニアを、出番は少ないが『The Holdovers』で助演女優賞が本命視されるダヴァイン・ジョイ・ランドルフがある役で登場する。これは、ハリウッドの新しいトレンドを意味するのかもしれない。

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清藤秀人

3.5Behind MLK's Curtain

2024年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

An interesting tidbit in history: one of MLK's main advisors was a gay guy. This became an easy target for the civil rights movements detractors. It's good drama, but beyond that, the film excels with the acting and its own stylish direction. George Wolfe's chops shine much brighter than before. Chris Rock adopts a serious role which doesn't work but its nice to have him on board either way.

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Dan Knighton

4.0足を引っ張る奴が必ずいる

2024年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024年4月4日
映画 #ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男 (2023年)鑑賞

カリスマ的なゲイの公民権活動家である #バイヤード・ラスティン が誹謗中傷を乗り越え20万人以上のワシントン大行進を成功
#マーティン・ルーサー・キング は私には夢があるの演説を行った

ゴミ拾いにはウルウル

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とし

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