「「過大評価」w」極限境界線 救出までの18日間 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
「過大評価」w
2007年に発生したタリバンによる韓国人拉致事件を元にしたフィクション。
本作は実話を元にしましたが、人物や出来事は架空のものです。的な字幕で始まったけど…。
実際の事件についてはあ〜あったな〜ぐらいの記憶はあったけど、鑑賞後ちょっと調べたら、日付とかもいじっているんですね。これはフィクションです!を強調する意味合いかな?
宣教目的でアフガンを訪れた23人の韓国人がタリバンに拉致されて、韓国軍の撤退と収監されたタリバンメンバーの釈放を要求されて始まって行くけれど、次官や交渉人がアフガンに到着し、早速の高慢ちきっぷりの連続に、フィクションとはいえ流石K国さんという感じ。
まあ宣教は事実で色々問題になってますし、信仰に興味無い自分からしたら、ヤハウェもキリストもアッラーも同一の神様だし、そもそもおとぎばな…ですけどね。
どこまで事実か知らないけれど、言論の自由を訴えたいのか、TV局批判なのか、報道規制も出来ない政府批判なのかという展開も流石です。
個人的にはこういう情勢で宣教の為にアフガンに行った人達に同情するところは無いタイプなので、その辺のお涙頂戴が少なかったのは好感触。
まさかの連合軍という名の下、米国がこの国にそんな配慮、というか、そんなお願い聞いてくれるかよ!的なツッコミどころ満載なエンタメもあったけれど、そこそこスリングだし、2転3転の高衝撃もありなかなか面白かった。
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Bacchusさんのコメント
2023年11月1日
美紅さん
韓国人が拉致されたり、開放に向けて政府が動く話しは実話ですが、内容はかなりフィクションですよ。
でも、エンタメとして、なかなか面白かったです。