「SFでした…別の意味で」隣人X 疑惑の彼女 ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
SFでした…別の意味で
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宇宙からの難民が地球人に擬態して日常的に生活している世界、って設定でまあSF(サイエンスフィクション)と思いますよ普通ね。いや、騙されましたよ。
冒頭、主人公の記者の前に出現する真っ黒クロスケ、後半で正体が明かされますが時系列的にはここでの登場はおかしくないか? また雑誌社がXの可能性がある人物を調査会社に調べさせてリストを作ってるけど、記者が24時間張り付いてもわからないのにどうやって調べたんだ?
他にも、Xは電波塔の近くに住む、とか、DNAで識別できるとかヘンテコな設定を後出ししてきて、しかもそれがストーリーに生きてない。挙句に思わせぶりな手首の3っつホクロは何ですか、ありゃ。他にもステロタイプなマスコミの描き方とか、ツッコミだしたらキリがない。
原作は未読なので原作由来の雑さなのか何とも言えませんが、脚本家はSFをナメてるでしょう。ああ、SFはSFでもsudoku fukakai とかsugoku fudekiだったんだ…
主演の上野樹里さんは素晴らしかったので星4つ、脚本は星なしで平均点星2つです。
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