「容疑者Xの天真」隣人X 疑惑の彼女 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
容疑者Xの天真
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とにかく序盤から、不自然さと描写不足が多過ぎる。
Xに危険性がない根拠があるなら政府が発表するハズだし、そもそもどうやって判明した?
擬態だけならいいが、コピーとなると相手はどうなるのか。
二人になるにしても成り代わられるにしても、(特に後者は)問題アリアリ。
ランダムに取った「首都圏」の調査対象二人が同じコンビニでバイトしてたとかご都合すぎる。
メイン二人の接近も、逆ならまだしも助けた側が誘うとサクラを疑うし、ついてかないでしょ。
あんな強引で違和感だらけの相手の車に乗り、家にまで入れる良子は警戒心皆無。
笹の中で公と私のバランスが入れ替わる様子も、その葛藤もまったく描かれない。
スクープ狙いのはずなのに前提となるXの知識すら皆無だし。(だからダメ記者なのかもだけど)
蓮ちゃんかわいいけど、あの日本語レベルでホール採用されないよ。
拓真は展開に合わせてのキャラぶれが激しいし、蓮を揺さぶるためだけの存在で終わる。
二人が曲を聴かせ合うシーン、2秒で即切りしてて笑った。
終盤は悪くなかったけど、あの展開なら誰がXかはハッキリさせなくてよかったと思う。
笹は結局Xじゃないし、あの3つの黒子みたいなのが特徴なのもいきなり示されても…
良子さん確かにお金使わなそうな生活してたけど、いきなり開業できるほど貯金あったのね。
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ファランドルさんのコメント
2023年12月7日
確かに不自然さと描写不足は目を覆うばかりでしたが、ちょっといい部分もあったかな。見た直後は、なんだこれは、と怒り心頭でしたが、上野樹里ファンなので、しばらくしたらどうでもよくなってしまう、このダメな自分です。