「話の土台が粗雑」隣人X 疑惑の彼女 ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
話の土台が粗雑
人間そっくりに擬態し社会に溶け込んでいる異星人Xを、週刊誌記者が見つけ出そうとする話。人間とどうしたら区別できるか、全く何の手掛かりもないまま話が進んでしまう粗雑さにはあきれた。そもそも週刊誌は、X候補者をどうやって選別したのか? ラストに識別方法が明かされるが、そんなもん、先行していたアメリカでとっくに分かっていたはずじゃないの?
様々な差別問題、マスコミの横暴、二組の男女の恋の行方など、丁寧に描いており、キャストも好演しているが、とっちらかった印象はぬぐえず。
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トミーさんのコメント
2023年12月4日
共感&コメントありがとうございます。
粗雑に共感、終盤を活かす為には丁寧な序盤、中盤が必要でしょう。親しくなっていく所とか、いっつも駆け出してる編集部とか、なんでいきなりお父さんの顔が? とか。