「伊藤万理華さんが物語のベクトルを定める」女優は泣かない La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
伊藤万理華さんが物語のベクトルを定める
半端に売れかけた途端に不倫問題で転落した若手女優と、売れない若手映画監督がお手軽なドキュメンタリー作品を撮ろうとするお話です。
伊藤万理華さんがショボい映画監督役と聞くと大好きな『サマーフィルムにのって』を連想してしまいます。物語は全然違うのですが彼女が登場するとやはりお話に勢いが出て、物語のベクトルが明確になります。小さなお話だけれど、気持ちよかったな。
「いや、ドキュメンタリーにも演出はありますから」は、何だか口癖になってしまいそうです。どんな時に使えばよいのかは分かりませんが。 (2024/1/7 鑑賞)
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