イコライザー THE FINALのレビュー・感想・評価
全77件中、21~40件目を表示
脚本がいい
オープニングからいいね。おじいさんと孫が車に乗って進むんだけど、その表情で、どうも異変が起きてるって分かるという。それで、どういう状況なのか分からないんだよね。少ない台詞で必要最低限の情報だけ出して、謎を残したまま進んじゃうのもいい。「俺が誰だか知ってるのか」「知ってる」とかカッコいい。
そして主人公は優しさのあまり撃たれてしまいました。浪花節だね。目覚めて「ここはどこだ?」「いるべき場所だ」もカッコいい。さらに進んで「良い人間だけがそう答える」は泣きそうになったね。主人公は、そう言って欲しかったんだよ。
「あの帽子うれたんだ」もいいね。女の人のお父さんか恋人がかぶってたものなのかな。
それで、ほんとにいるべき場所だなって主人公は思い始めるんだけど、マフィアが街にちょっかい出してるんだよね。それと冒頭のシーンもつながってて。そこにCIA絡めてきて。少しずつ色んな話を進めてくのがうまいね。
マフィア滅茶苦茶するよね。舞台が日本だったらあり得ない。でもシチリアン・マフィアならこれぐらいやるんだろうかと思わせるのもいい。CIA捜査官が巻き込まれる爆破シーンはビックリした。
でもマフィアヤリ過ぎなんだよ。さすがにこれじゃ、人心が離れちゃうし、そりゃ一致団結されて反抗されちゃうね。
主人公も突然、反撃モードに変わって、そこから容赦ないね。もうちょっと「控えめにこうどうしなきゃ」って辛抱しそうなもんだけど、抑えない。じゃっかんイッちゃてるのかな。
主人公の反撃シーンでは神様でてくるというか祀りのシーンがかぶさるね。イコライザー一作目はクロエたんの「鯨はもう釣れた?」で度肝を抜かれたけど、なんか、そういう感じ出してくるね。
そしてめでたしめでたしで終わり。でもさ、こんなおっかない主人公を、街の人は受け容れるのかな。わけわかんないじゃん。恐いよ。
物足りなさを感じた
・前2作と比べるとイコライザーらしさが足りなかった
・マッコールさんの映ってる時間が短く、マフィアの印象ばかりが残った
・ダコタファニングの役割が中途半端だった
・テロ事件は話が飛躍しているので要らなかった
・憲兵隊が仕打ちを受け過ぎている
・マッコールさんが買った服を着ていない
・本当に安住の地として選んだのか謎
マッコールさんが来たよ!
マッコールさんは何処にいても周りの人とハッピーな日々を送ろうとしますが、
泣き寝入りするしかない理不尽な場面に出くわす町の知り合いのところに居合わせます。
普通ならば、ある程度折り合いをつけて悔しい思いをしながらも、やり過ごす事が多い社会生活なのですが、彼はそんな知り合いの足を突っ込んだらめんどくさくなるような案件にも真正面から介入して力になってくれます。
今回も知り合いの案件を解決中に、そして、その最中に縁のあった町の案件にも自分の能力でできる方法で解決をしていきます。場所は何処でも変わりません。
彼はいつも自分のできる事を社会のために力として使っていきます。当然マッコールさんは伝説の人ですが、我々も自分のできる事をできる範囲で社会のために使っていければ社会は良くなるのでは?と思わせてくれるほど当たり前の事として、巨悪を片付けていきます。
今回は、深刻な性格で色々な悩みを抱えながらのマッコールさんを、陽気で信仰心の強いイタリアンがハッピーで癒してくれる感じなので、幸せな気分になれます。
そして今回は別の映画ですが、懐かしいコンビも映画ファンには嬉しい共演がありましたね。日本に来てくれたらどんな話になるのかなあ、なんて想像をしたりもしながら続編を期待しましょう!
相手に対して素早く攻め仕掛けるのが爽快で良い!
イコライザ-見たわ。
デンゼルの活躍、久し振りに観ました。
ジョンヴィックの方と違って、素早く攻めて
全員を仕留めちゃう早業がスゲ-・・・快感かも!!
予想外にアクションは良かったです。
これラストなんかいな? 続編期待です。
いいっ!
おじいちゃん(デンゼルワシントン)があのサラっとガツガツ敵を倒していくのがええなぁ。
でも自分はイコライザー1,2の方が好きやなぁ。前作までは若い女性や青年を助けたり身の回りの人を守るために戦っていて、それがイコライザー!って感じでカッコええなぁって思ってた。今作もそーゆう感じかなぁって思ってたけど、今回は小さい町全体を守る感じでスケールがデカくてちょっとイコライザー感が欠けてた気がして少し期待外れなと思ってしまった。
イコライザー2に引き続きIMAX GTレーザーで見れたのは迫力満点で良かった!
次はデンゼルワシントンの息子が主演の”ザ・クリエイター”見に行きますか、、、
マッコールさんの”仕事”のように
ホントに無駄なシーンがなく、90分はあっという間だった。
シリーズ最後に相応しい作品。
シチリアの美しい風景、微笑ましい日常生活パートと、恐ろしすぎる戦闘シーンとの緩急が凄まじい。
もはやアクション映画ではなくホラー映画!!
わかりやすくて爽快です
この映画は過去に2作あるのですね。知りませんでした。今週は他の映画も含めて評価を斜めに見て、悩んだ末のこの映画のチョイスです。自分的には久々に爽快な映画でした。
複雑な設定、敵等々は自分には不要です。悪い奴らがいてそれを倒す。主人公は圧倒的に強いので、負ける要素などみじんもない。なので敵もバタバタと倒れていく。勧善懲悪のシンプルさも非常に良かったです。
あれだけ強い主人公が、冒頭なぜに「少年」に撃たれたのか疑問でしたが、そうしないと、田舎町に長逗留する理由がなくなるからですね。話のストーリー上必要なのだと知って納得しました。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
ハリウッド版必殺シリーズみたい✨
今回はイタリアの小さな町が舞台でそこに暮らしている人達の暖かさに心揺さぶられて安住の地にしたいと思い始めた矢先に再びならず者達が現れるってストーリー。
ストーリー自体は物凄くシンプルなんだけど、
カタギがヤクザからみかじめ払うみたいのは日本でも
未だにあるし、どこでも同じだなと。
ならず者達から弱き住人達を守ろうとしメタメタに
やっつけてしまうのは爽快感があり勧善懲悪の
時代劇を見ているようだ。
またデンゼル・ワシントンが引退したプロの殺し屋って
設定がハリウッド版必殺シリーズみたいに思える。
アメリカの藤枝梅安がイタリアに現れたような感じだ。
イタリアの町も素敵で海外旅行に行くならこういう所に
行きたいなって思う。あの急な階段は登るのが大変そう。
老人になってから住むのはキツいだろう。
アクションのキツさはジョン・ウィックと違ってド派手で無駄なアクションが無くスピーディーに敵を片付けて行くから見ている側も安心して見ていられる。殺される側が可哀想にすら見てしまう。
特殊な訓練を受けた人を敵に回すのはよろしく無い。
ナイフの使い方や紐での締め方とか実際でもこんな感じ
なんだろうなってリアリティーがある。
今回、ファイナルなのは残念だ。
次回作、日本を舞台にしたら面白そうだ。
凄腕すぎても言葉ないね。でも、流れる血はいちばん多いかもー
70になろうかと言うのに何このキレキレのアクション作品は。
エコライザーはかつて見たような気になっていて、サクッと工作して爆発する家から無表情で去るシーンが印象にあった。でも、それは違う映画だったようだ。
今回の作品をみて、あれ?テイストが思ってたの違うなあ。と感じたよ。
そこで。過去作を見直してみた。
1作目から引退した工作員の周りの市井の人達に降りかかる理不尽な不幸に対処するのは変わらない。
決めゼリフは「改心するチャンスをやる」、ルーティンは愛用の時計で殺戮の時間を測ること。最後にマッコールにボコボコにされたラスボスに「お前は何者だ」と言わせること。こういうところが面白いんだよね。
今回は初めから飛ばしてます。
友人の年金を取り返すために行き着いたシチリア島で、例によって暴れ回るんだけど、あそこまで簡単に○されちゃうと、こいつらにも家族いるだろうになと要らぬ感情が湧いてきたよ。
そこで、持ち前の優しさがアダになって、なんと子供に撃たれる。
その怪我が元で療養していた港町が気に入り、滞在することになった。
そこにマフィアの陰謀が・・・
まあ、解決したよ。壊滅させたさ。お前は何者だと言わせたよ(笑)
でもね、肌の常在菌と同じで、マフィアがいなくなったら、次のマフィアが押し寄せてくるさね。
その辺が前作(元同僚が敵)、前々作(ロシアン・マフィアが敵)と違うところ。
それと、マッコールを撃った子へのケアはなかったな。らしくない。
ところで、どうやら今回で長く続いたイコライザーシリーズも終わり(The finalって書いてあるからね)とおもったら、原題は「equalizer 3」やないかい。続くやん。勝手に終わらしたらアカンのちゃうの?
仕事人は暗闇でこそ
ジョン・ウィック共々、シリーズの区切りとなるであろう本作、
すごくシンプルな出来映えでしたね。
往年の高倉健主演の任侠モノを彷彿とさせる、主人公の周辺の
善良な人々が悪役に虐げられて主人公の怒りを買って・・・
といったわかりやすいストーリーで、初見の人でも大丈夫な
仕様です(まあ主人公の仕事ぶりがエグいですけど)
デンゼル・ワシントン版必殺仕事人と言われることも多い今シリーズ
そういう意味では、冒頭以外の「仕事」が暗闇で行われるのが
個人的には良かったです。
(敵の正体や、夜間での戦闘ではなかった前作はその点
物足りなさが残りました)
舞台がイタリアというのもありますが、キリスト教をモチーフとしたと
思われる描写がちらほらあったように感じました。
悪役がパスタを食べるシーンはまさしく「最後の晩餐」になりましたし
ラスボスの最期を見届けたマッコールがリンゴをかじるシーンは
禁断の実を口にしたアダムなのかな、なんて思ったりしました。
(キリスト教の知識があまり無いので、的外れな感想でしたら
ごめんなさい)
ジョン・ウィックのような明確なラストではありませんでしたが
こちらも、幕引きにはいい頃合いだと感じました。
皆が向き合う 己の死に
こないだ鑑賞してきました🎬
お客さんの入りは3割くらいでした😅
冒頭からマッコールは、仕事しまくってますね。
しかし流石に子供を殺したくないマッコール、見逃したら思わぬ反撃を‥。
自殺しようとするも弾切れで、何とか車を運転するも力尽き、近くの町の国家憲兵のジオに拾われます。
医師のエンツォに治療され、目を覚ますマッコール。
この時のエンツォからの「君は良い人間か?悪い人間か?」の問いに、「わからない」と答えます。
やがて杖をつきながら、歩けるまで回復したマッコール。
しかし小さな町にも、マフィアの影が見え隠れして‥。
店の主人のアンジェロはボコられるし、店は放火されるわ。
放火犯の目星をつけたジオも、家に侵入されてボコされるわ。
マフィアはやりたい放題で、「無視するには興味深すぎる」マッコールはとうとう首を突っ込みます❗
予告であったように、正中神経を押さえてマフィアのチンピラを撃退❗
その後反撃をしようとしていたチンピラ達を始末。
弟を殺されブチ切れたマフィアのボスに、町の広場で「殺せ」というも、みんなが録画し始めたので相手も手を出せず。
結局待ちきれなくなったのか、マッコールはボス達も襲撃して軽く始末しました。
ダコタ・ファニング演じるCIAのコリンズは、頭が切れて優秀な感じは良かったですが、なんかこう、もう一捻り欲しかったですね。
最後のオチも良かったですが、ダコタ ファニングならもうちょい複雑なキャラクターでも演じることができたのではないかと。
それだと尺が足らなくなるかな😅
あとジオは酷い目にあいすぎですよね😥
マッコールの仕事を観れなくなるのは寂しいですが、安住の地を見つけたなら仕方ないですね‥。
格闘シーンは少なめ
めちゃ強い男なのに、いきなりの冒頭で、子供に背後からやられるかいな。
という感想からスタート。
もっともっとジョン・ウィックのように格闘シーンのオンパレードかと思ったがそうでもなかったのね。
殺された弟の復讐の為、殺した奴を探しだすストーリーは、よくある展開っちゃ展開。
まあ、そんなこんなで、可もなく不可もなくか。
正義なら何してもいいというわけではないんですよ!マッコールさん!
マッコールさんは標的を始末するときに居合わせた標的の連れとかも結構気軽に殺すけどそいつらそんなに悪いことしたの?ちゃんと調べた?マッコールさん
3のマッコールさんは悪人を殺す前にちょっと説教とかするし、マッコールさん段々私刑が楽しくなってきてるのでは?ホビー化してない?
2からは火種になりそうなところにおせっかいで自ら首を突っ込んでいくスタイルなので、いくら善行でもちょっと暴力説教ジジイ感がにじみ出てきているのが気になりました🤔
いらないお節介のせいで元同僚の娘もあとちょっとであの世いきだったんだよ!マッコールさん!
話は何だかご都合主義が凄く、何でもうまいこと進むので「あ、これ瀕死のマッコールさんが最後に見た夢やな...😏」と思ったのですが全然そんなことなかったです。
舞台になるイタリアの小さい町は絵本の様に可愛い建物が並んでいて、マッコールさんがウロウロしていてもどこか現実感が希薄でそんなロケーションも夢感を強くしていたと思います。
4をつくるならもう少しマッコールさんには巻き込まれ系の絡み方をしてもらってやれやれ...という感じで悪を始末してもらいたいですね😀
最早ホラーにも近い
人々に受けた恩に感謝して、恩返しするマッコールさん。
字面だけなら心温まるが、やっている事はスラッシャーホラーなんです。
終盤の演出はホラー映画の殺人鬼である。
でも、最後はホッコリとする。
何だこれ。
メッチャ強いオジサマ!!
このシリーズは知らなかったのですが、デンゼル・ワシントンが予告編でとんでもなく強いっぽいな。。!と思い、軽くこれまでの流れや主人公のキャラ設定などをまとめた動画で少し予習し、
「とにかく主人公は几帳面でカフェでは紅茶を飲む時にナプキンを広げて決まったルーティンで飲む人」
「足長おじさん的な、さらっと困ってる人を助けるタイプの人」
ということだけ押さえて見に行きました。
*****
うんうん、カフェでナプキン広げてる〜おぉこれか〜と思い、最後にはなるほど足長おじさんだーと思いながら概ね満足してたんですが、
R15だから覚悟してましたがやっぱり登場人物たちが何人も痛そうだし、えぇ?マフィアの兄貴、警察署長さんにもそんなことするんかい~“手が痛そう”にも程があるやろ〜やめてくれ〜ぅおぉぉ~〜とか思いつつ。。(そういうタイプの映画だからしょうがないんですけどね)
*****
あと「今俺が押さえているのは◯◯神経だ」
と言ってチンピラ若造を手のひら1つでねじ伏せるのはカッコいい場面でもあり、やっぱ
「経絡秘孔を突いた。お前はもう。。」
的な言葉と似たセリフって良いな~~と、北斗の拳を思い出しました!
もう何でしょうね、「絶対このチンピラ若造達ってレストランで恥かかされたからすぐ復讐に来ちゃうじゃんどうするの〜??」と思ってたら速攻完膚なきまでに。。だし、
「うわ〜若造達ってそうだ弟分だからガチの兄貴がやっぱ復讐しに来たし街の優しい警察官パパがまたまたピンチだしヤバーーい!!」と思ってたら
兄貴一派の「絶対明日アイツを。。!」っていう作戦を、え?天井裏に忍び込んで聞いてた?っていうくらい手際良く、襲ってこないのが確定している「今夜」仕留めるとは。。!!
そうそう、アジトはね、見張り達には銃を使うと銃声で侵入がバレるからちゃんとナイフ等を使うという。。しかも1人につきだいたい3〜5秒くらいしか使ってないし。いつの間にこの屋敷の見取り図や警備体制を調査したんだ?いや彼は凄すぎて下調べはほぼ不要なくらい、めちゃめちゃ強いからOKなのか。。!!と感心し。
敵の兄貴の就寝中の部屋のガラス天井を破壊して、パジャマで裸足のところに床をガラス破片だらけにして機動力を奪うっていうのは、、、これどっかで。。どっかで見たぞダイ・ハードだーーー!マクレーン刑事マジで足の裏のガラス破片が痛々しくてうわー大変だーって思いながらダイ・ハード見てたのを思い出しました。
*****
しっかしデンゼル・ワシントンさん体力めっちゃあるな~この前背中に受けた銃弾の傷が治ったばかりのオジサマには見えない。凄い。いやいやヒーローはこうでなくちゃ。そして敵陣でほぼダラダラしゃべったりしないのが良い。一番最後の兄貴は致死量の薬を飲ませてるからワザとしゃべったり解放して
「悪役にセルフ市中引き回し」
をやらせてるけど、
敵前の余分なおしゃべりのせいで形勢逆転したりすることもあるから、きっちり無駄に時間使わずに相手にしてるとこが良かったです!!
*****
1つだけ疑問なのは、このシリーズを初めて見たから知らないだけかな~とも思いますが、主人公はこの街で何を生業に生活費を得ているんだろうか?というところ。救出してくれた医師の所に永遠に居候は出来ないだろうし食費とかかかるし。
まぁきっとこれまでのエージェント?の仕事で蓄えた貯金があるのだろう!!と勝手に思うことにしました(笑)
最後の老夫婦が引っ越ししなくて大丈夫になり、穏やかな余生を過ごせそうで良かったから本来なら評価4.5なんですが、やっぱり痛そうな映像がちょっと怖かったので0.5だけマイナスにしました(汗)
でもデンゼル・ワシントン強くて優しかったのは、見て良かったです!!
紅茶♪
デンゼル・ワシントン大好き。
知的で紳士で人として成熟した方という印象。貫禄がある。
正にロバート・マッコールと重なる。
本作は邦題のみに「THE FINAL」と付いているが、果たして「最後の仕事」となったのか。。
「伝説の9秒を刮目」してきました。
ちゃんと「紅茶」を買って着席♪
シチリアでの「仕事」で負傷し、肉体的にも精神的にも限界を迎えたマッコール。
警官の青年に助けられ、たどり着いたアマルフィで、身も心も癒されていく。
人々の温かさ、優しさに触れ、この地を安住の地とすべく、イコライザーのスイッチとなる腕時計をそっと外す。。
しかし、この地にも悪の手が迫っており、街の人々が暴力に巻き込まれる。
自分を助けてくれた人々が苦しんでいる姿を見過ごせない。
マッコールは「仕事」を再開。
そしてその事がイタリア全土を巻き込む事件へと拡大していく。。
と、いうストーリー。
舞台となったイタリア・アマルフィの海岸沿いの田舎街が美しい。
入り組んだ迷路の様な建物にも歴史を感じる。
前作とは趣きの違うそんな舞台がぴったりだった。
そこに暮らす善良な人々。
初めに助けてくれた青年警官。
荷物の中身を見る事もせず、信用してくれて嬉しかった。
この人が狙われるのが本当に辛かった。子供も奥さんも怖かっただろうな。
あいつら、まぢ、許すまじ!!
何も聞かず、看病をし、友人の様に接してくれる先生。
2人の夕食風景は素敵でした。
自分もマフィアにお金を払えなくて暴力を受けているのに「先生の知り合いからはお金は貰えない。次は貰うから」と魚をくれる主人。
カフェの女性店員。何気ない会話がどれほどマッコールを癒してくれたか。。
しかしマフィアはそんな人々の幸せを容赦なく壊しに来る。
普段は几帳面でもの腰柔らかなマッコール。
しかしそのエレガントな紳士が「悪」と対峙した時、彼の中の「正義」が発動し、その戦闘力を見せる時!
そのギャップが堪らない!!
「悪」には同情すべき所が何もないので、マッコールがやり過ぎな位に制裁を下しても、むしろ爽快な気分になる。
彼だって積極的に「仕事」をしたいわけではない。
耐えて耐えている。
そして悪に対しても最後通告をしているのだ。
なめている奴らが悪いのだ!
CIAの新人捜査官エマ(ダコタ・ファニング)を「選んで」ヒントを出し続ける。
イタリアで起きたテロやそれに関わっているらしいマフィアを追い詰めて行く。
エマとの関係がしびれる。
エマとのやり取りに感極まっていた所で、あのシーン!!
ビックーーーー!!W(`0`)W
あっちぃーーー!!(´ཀ`)
ちょうど飲んでいた紅茶で火傷し、私も死にそうになった。
はぁ〜びっくりした('◉⌓◉’)
マフィアにこれ以上好き勝手にはさせないと、街の人々が立ち上がり、マッコールと戦う意志をみせたシーン。
どうか市民に犠牲者が出ません様に!祈った!緊張感が凄かった。
年金を奪われた老人に全額返す事が出来たし、マッコールも安住の地を見つけたのか。。
ラストの笑顔。
みんなに混ざってくねくね踊る姿を見ていたら、この中にずっと居させてあげたくなった。
マッコールの平穏な日々が続く事を願わずにはいられなかった。
だから、もう、ファイナルで、、
いいです泣
それにしても、
ダコタ・ファニングちゃん!!
水泳少女だったあの可愛らしい少女がすっかり大人の女性に!!
人ん家の子はしばらく会わないと、いつの間にか、すごく大っきくなっている感じ。。違うかw
是非、前作を見ておく事をお勧めします。
イタリアの石畳の街で悪の組織の車列が吸い込まれるように流れる映像が印象的。
イタリアの小さな街の善良な人々の姿を映す映像も素晴らしい。
年金を全額奪われ家まで手放さなければならなくなった弱き老夫婦の金を回収するためロバート・マッコール(RM)が乗り込んだ悪の巣窟で、まさかの子供に後ろから銃撃され瀕死の重症を負い、ある田舎街に辿り着くところから物語は本題に入って行く。
その街で周りの人々に心身共に支えられ傷が癒えるにつれ、逆に悪の組織による街の人々への暴虐ぶりがエスカレートしていく。
彼は敢然と立ち上がり悪の組織を壊滅させていく。
前作・前々作を凌ぎ、まさに圧巻であると思う。
街は浄化され平穏が戻ってくる。そして最後はロバート・マッコール(RM)も田舎町の祭りの輪に溶け込んでいく。
影の協力者ロバート・マッコール(RM)のお陰で事件解決の最大の功労者となったCIAエージェントであるエマ・コリンズにCIA長官が会いたいとの連絡が入る、と同時に一通の封書が届く…
この作品には大事な伏線が一つある。
前作を見ておくか内容を思い出しておく事がとても大切だと思う。
エマ・コリンズの元へ届いた封書の中身は…
①「RM」と差出人のイニシャルが書かれた付箋紙
②前作を見たことがある視聴者が、あれ?と思うどこかで見た事がある黒い手帳(とその中身の文字列)
③エマ・コリンズも驚愕落涙したであろう(RMが誰なのか?)謎解きの写真
流石、ロバート・マッコール(RM)だと劇場で泣いてしまった。
この作品の本題もさることながら、私はこの伏線に本当に感動している。
半年後?メディアが発売されれば、また必ず見る事になると確信している。
更に更に、次回作があるのであれば、待ち続けたい。
本当にFinal?
これまでは、元CIAの凄腕が現役を引退して、少し几帳面だが温厚なオジサンとして暮らし、その周囲の人達を悲しませる「悪」を勧善懲悪するストーリーだったが、シリーズの中でも少し特殊な設定で、少しミステリーの要素が加わった感じ。
プロモーションシーンにもある9秒で片付けるシーンが冒頭にあるが、なぜ、そうなったのか?は最後まで分からない。
途中から結構重要な人物として登場するCIAの女性捜査官は実は…。
などなど、見終わって全てがスッキリする。
アクションシーンはど派手なモノは無いが、確実に仕留めて行くのは圧巻であり、その描写はお見事。まぁ相手が弱すぎるのはご愛敬でしょう。
初めて訪れるカフェでいつものように几帳面に紙ナプキンを広げ、自前のティースプーンを置いて紅茶を頼むのだが、ウェイトレスが持ってきたのは「紅茶は年寄りが飲むものだ!」と言いながらカプチーノを置かれ、苦笑いしながら飲むシーンは中々でした。
最近立て続けにハリウッドアクションを観ているが、ワイスピやMIPもイタリア(アマルフィ)が舞台になっていて、ハリウッド的に流行なのかもしれないけどマッチしていると思う。
一応、Finalと言う事にはなっているけど、続編はありそう。
イタリア移住の必殺仕事人、デンゼル・ワシントン
アントワン・フークア監督とデンゼル・ワシントン主演のコンビが放つ、大人気作(たぶん)完結編!
【ストーリー】
非道を許せぬロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が、悪党が隠れ蓑にしていたシチリア島のワイン農家を全滅させた。
だが見逃してやった少年に撃たれ、瀕死の重傷を負わされてしまう。
失血性ショックで気を失って単独事故を起こしたマッコールを、通りすがった国家憲兵ジオが見つけ、医者として信奉あついエンゾの元へと連れてゆき、命を救う。
彼らはマッコールの素性をなにも聞かずに受け入れ、マッコールもこのアルトモンテという美しい町を、自分の居場所として望むようになる。
だが「町の寄生虫」カモッラたちが、ミカジメ料を厳しく取り立て、住人たちはその暴力下で辛い思いをくり返し味あわされていたのだ。
時を同じくして、CIAに勤めていたエマ・コリンズ(ダコタ・ファニング)の直通番号に、あるワイン農家の住所と、その犯罪活動が詳細に通報されてくる。
密告者はもちろんマッコール。
シチリア島とアマルフィ海岸の小さな港町アルトモンテ。
離れた二つの点を繋ぐと、大きな国際犯罪が浮かびあがってきた。
エマは情報を確認するため、そして通話の主と会うために一路イタリアに飛ぶ。
町の遊撃手がいすゞジェミニなら、オラが町の暗殺者はマッコールだべ!
というわけで元DIAの超凄腕現場工作員マッコールシリーズ完結編です。たぶん。
今回、相棒としてCIA所属の特別捜査官エマ・コリンズを演じるのは『マイ・ボディーガード』以来の共演となるダコタ・ファニング。
あのちっこい水泳少女がこんなに大きく美しくなって……デンゼルや僕らがおじいちゃんになるわけですなフォフォフォ。
解説しておきたいのは作中の犯罪組織「カモッラ」。
よくイタリアンマフィアの一勢力と言われますが、本来「マフィア」は暴力組織の総称ではなく、カモッラにイタリアを追い落とされた組織の名前だったんです。
日本で言うところの「山P組」とか「工◯會」とか、そういう区分けです。
ナポリを拠点とするこのカモッラ、そらもうあのゴッドファーザーたちを追い落とす勢いですから、南米マフィアとタメ張るぐらい残酷なやり口で鳴らしたガチの暴力組織。
そんな彼らがガンクビそろえて悪事の前にパスタ食うシーン、ああいうのがあると萌えますな。
今からギャン泣きするほど激しくマッコールにイコライジングされるっていうのに、呑気な奴らだぜフフフ。的な。
官憲でもない一般人が非道をさばくこの手の作品を、ビジランテ映画というそうです。
ビジランテは自警団、ゴジラとは戦いません。
必殺シリーズ他、時代劇に多いジャンルですね。
アメリカなら西部劇かな。
主人公がおとずれた町で善良な人々と交流して好感度を高め、悪党が彼らに非道をなしてストレスゲージを貯め、そして必殺のお仕事タイムで全てのフラストレーションを洗いながす。
鉄板のストーリー展開です。
自分の好きなジャック・リーチャーのシリーズも、作者リー・チャイルドが「ジャック・リーチャーは日本のサムライ、このシリーズはさすらうローニンの物語なのだ」と語っていましたが、やる事はビジランテ。
この映画のBGM面でも、暴力場面でこっちの脳髄をギリギリ軋ませる不協和音がギュオーンと響き、それをマッコールがゴリゴリとイコライズしてゆくプロセスは大変な気持ちよさ。
ロードローラーが通った後のアスファルト舗装された道のようなエゲツない均一ぶり、ふうぅたまらんわい。
いやー今回もマッコール仕事、堪能しました。
ファイナルと冠されたロバート・マッコール3作目。
まあデンゼルももうお年だし、3作で終わるなら上手い引き際づくりかなとは思います。
でも個人的には……もう3本ぐらいは見たいかな。
このコンビでテレビドラマにしてほしいです。
だってまだまだつづき、見たいんだもん。
イタリアの風景が映える
イタリアの有名な観光地もいいとは思いますが
こういう田舎の港町もおしゃれで美しいですね。
人情があって古き良き下町感があって素敵なところ。
そんな街のとてもいい人たちを苦しめる悪い奴らを‥
マッコールさん、いい人です。
人をたくさん殺してしまいますが
ちゃんと生きのびるチャンスも与えているし。
時計が現代風でした。
あと、街の善良な人々が団結するシーンで
スマホはこういう使い方もあんだよって教わりました。
ここも現代風でした。
熱くていいシーンでした。
また最後がとても良かったです。
R15の配慮もあり
とても良い作品でした。
全77件中、21~40件目を表示