「核戦争の戸口で立ち尽くす・・・そのプレッシャーと恐怖を感じる映画です。」13デイズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
核戦争の戸口で立ち尽くす・・・そのプレッシャーと恐怖を感じる映画です。
所謂「キューバ危機」を、大統領補佐官・オドネルの視点で描いたポリティカルドラマ。
私は、歴史を知る「ドキュメンタリー」として鑑賞しましたが、映画としてもしっかりと撮られていて楽しめる、一見の価値がある秀作だと思います。
当時のホワイトハウスの危機感の描写が秀逸です。「核戦争」の戸口に立ち尽くすケネディ。そのケネディに圧力をかける軍部。
でも、ソ連側も同じような状態であることも示唆されています。ラスト近く、オドネルが口笛を吹くシーンでのソ連側の女性の描写が、とても印象に残ります。
ただ、結果は知っていますし、ドキュメンタリー色も強い映画でしたので、極めて高い評価は少し難しい・・・そんな映画でした。
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