「トロン:アレス」“ライトサイクル”が現実世界を縦横無尽に駆け抜ける本編映像披露
2025年10月10日 08:00

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画「トロン」シリーズの最新作「トロン:アレス」が、本日10月10日に日米同時公開。このほど、本シリーズの代名詞ともいえるマシン“ライトサイクル”でチェイスを繰り広げる本編クリップ(https://www.youtube.com/watch?v=uIAmgEoOPPY)が披露された。
デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描いた映画「トロン」。最新作「トロン:アレス」では、これまで“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた同シリーズで初めて「デジタル世界から現実世界へ」と“超高度AIプログラム”が襲来する様が描かれる。その主人公は、AIプログラムの実体化によって誕生した、AI兵士アレス(ジャレッド・レト)。“彼”は圧倒的な力と優れた知能を備えた究極の兵士だが、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間。やがて “永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、デジタル世界が現実世界を侵食していく。
映像は、映画「トロン」で初登場し、シリーズを象徴するバイク“ライトサイクル”が、現実世界を駆け抜ける大迫力のチェイスシーンをとらえたもの。現実世界でAIプログラムを29分以上実体化させることが出来る“永続コード”を発見したイヴ(グレタ・リー)。彼女は、そのコードを奪おうと追ってきたAI兵士アテナの“ライトサイクル”を奪取。それに乗って、街の中を高速で駆け抜けていくシーンとなっている。しかし、もう1人のAI兵士アレスは、そのライトサイクルに乗っているのがイヴだと認識。ネオンの光による軌跡を使って、行く手を阻もうとする。

同シーンの撮影は、6週間もの期間、夜間のバンクーバーの高層道路を閉鎖し行われた。ヨアヒム・ローニング監督のこだわりが詰まった圧巻の描写であると同時に、現実世界をライトサイクルが駆け抜けるという「トロン」シリーズファンにはたまらないチェイスシーンとなっている。
撮影監督のジェフ・クローネンウェスは、このシーンについて「IMAXで観客を圧倒するシーンは、最初のライトサイクル追跡シーンだと思う。アレスとアテナがディリンジャー社から脱出し、街中でイヴを見つけ出し、追跡が始まる。追跡シーンは数多く見てきたが、ライトサイクルが光線を流したり光の壁を作り出すような追跡は見たことがない。非常に壮観だ」と表現。イヴ役のグレタ・リーも「撮影監督のジェフ・クローネンウェスは素晴らしい仕事をした。その映像美は、本当に胸が高鳴るほどよ」と語っている。

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