松雪泰子、シソンヌじろうのYouTubeで役作り 人気キャラ“川嶋佳子”を演じる

2019年4月21日 16:30


役作りを語った松雪泰子
役作りを語った松雪泰子

[映画.com ニュース]「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」が行われている那覇市・桜坂劇場で4月21日、主催の吉本興業と放送局がタッグを組んで製作する「TVディレクターズムービー」部門作品「甘いお酒でうがい」(テレビ朝日製作)が上映された。

お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが長年コントで演じる女性キャラクター、川嶋佳子が日記を書いていたら……という発想から生まれた同名小説を映画化。じろうが原作・脚本を担当し、40代独身女性の日常にちりばめられた悲喜こもごもが描かれる。上映前の舞台挨拶には、主人公の佳子を演じる松雪泰子清水尋也大九明子監督が出席した。

主演の松雪は、“川嶋佳子”を演じる上で「じろうさんのYouTubeをいっぱい見て、でも、まだ足りないと思って、じろうさんにご相談した」と告白。じろうからは「今回はそういうこと(再現)ではないので、あまり見ないでください」とメッセージが届いたといい、「あぁ、そっかって(笑)。もちろん、じろうさんの小説も拝読し、とても豊かな表現が広がっていて、心が動かされた」と話していた。

清水は主人公が思いを寄せる青年・岡本くんを演じており、「もう、ありがとうございますって感じで。緊張もしましたが、幸せでした」と松雪との共演を回想。年の差がある設定は「あまり意識せず、気負うこともなかった」といい、「すてきな恋愛ができましたし、演じるのが純粋に楽しかった」と振り返った。

公開中の「美人が婚活してみたら」に続き、じろうとの再タッグ、そして2年連続となる沖縄国際映画祭でのプレミア上映に、大九監督は「すごく光栄だし、沖縄の太陽と同じくらい『わーい』という気持ちになる」と大喜び。「前回は全然、脚本を書いてくれなくて、最後は土下座までしやがって(笑)。でも、今回はきっちり書いてくださった」とじろうに感謝を示していた。

「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」は21日まで開催される。

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