劇場公開日 2022年12月2日 PROMOTION

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ブラックアダム : 特集

2022年11月14日更新

「バットマン」「スーパーマン」「ジョーカー」の
DC映画が変わる! マジ強すぎ! 常識ガン無視!
世界は――救わない!!! “最恐”アンチヒーローを
映画館で体感すべき【3つの理由】

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「バットマン」シリーズをはじめ、「スーパーマン」「ジョーカー」と多種多様な作品を生み出し続けるDC映画。その歴史に新たに名を刻むのが、5000年の眠りから覚めたDC“最恐”アンチヒーローの「ブラックアダム」(12月2日公開)だ。

映画館でぜひ体感したい作品だが、魅力のひとつは主人公だ。バットマンやスーパーマンと違って、ブラックアダムは世界を救おうという気持ちが1ミリもないアンチヒーロー! 超絶パワーで大暴れする姿に、ストレスが吹っ飛ぶこと間違いなしの爽快エンタテインメント超大作なのだ!

また今作は、さまざまな既成概念をぶっ壊し、DC映画の歴史をまるごと変えてしまう瞬間に立ち会える“歴史的一作”でもある。それって、どういうこと? 映画.com編集部が「ブラックアダム」を実際に鑑賞してきたので、今作を“体感すべき” 3つの理由を掘り下げる!


【体感すべき理由①:重要な一作】「バットマン」
「スーパーマン」「ジョーカー」のDC映画の歴史が
劇的チェンジ! 記録的ヒットの超大作が、
日本上陸で大暴れ確定

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まず最初の“体感すべき理由”は、今作がDC映画の歴史を変えるほどの重要な作品であり、世界中で特大ヒットを記録している点だ。順を追って説明していこう。


<大記録樹立>全米で、世界各地で“ケタ違い”の大旋風!
世界74カ国で初登場No.1&ドウェイン・ジョンソン史上最高のオープニング記録
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これまで数多くのヒット作を生み出してきたDC映画だが、「ブラックアダム」の旋風は文字通り“ケタ違い”だ。

10月21日(現地)から全米をはじめ全世界77カ国で封切られ、初日の3日間だけで全世界で約1億4000万ドル(約210億円/1ドル=150円換算)、全米で約6700万ドル(約100億円/1ドル=150円換算)を超える数字をたたき出した。

全米はもちろん世界74ヵ国で初登場No.1の大ヒットスタートを切っている。公開週のみならず、週末の興行収入は全米3週連続No.1を記録し、世界興行収入は3億1900万ドルを突破! まさに世界中が“ブラックアダム旋風”に包まれている!

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さらに、2020年の「世界で最も稼いだ俳優」にランクインしたドウェイン・ジョンソンにとっても、主演作として過去No.1のオープニング記録を樹立。まさにDC映画、そしてスーパーヒーロー映画の歴史を更新(破壊!?)し、新たな1ページが刻まれた瞬間だ。

そんな一大旋風を巻き起こす超話題作が、もうすぐ日本に上陸。“最恐”破壊神の大暴れを見逃すな!


<構想10年>我らがドウェイン・ジョンソン、子どもの頃の夢を実現。全米批評家も大興奮だ
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DCユニバースの絶対的アンチヒーロー、ブラックアダムがスクリーンに登場するのは今回が初めて。実は演じるジョンソンにとって「子どもの頃からずっと僕の魂に刻まれている」という思い入れが強すぎるキャラクターなのだ。

旧知のプロデューサーと手を組み、構想を含めると映画化までに費やした時間は、実に10年間! 監督に「ジャングル・クルーズ」でもタッグを組んだジャウム・コレット=セラを迎え、最強の布陣で「ブラックアダム」は爆誕した。

そんな“渾身作”に対する評判は極めて高く、全米の映画批評サイトRotten Tomatoesでも90%の評価を獲得し、熱狂的な人気を誇るクリストファー・ノーラン監督の「バットマン」3部作「ダークナイト トリロジー」以来のDC作品最高数値を記録! 「2022年最高のスーパーヒーロー映画」(NUKE THE FRIDGE)、「圧倒的なゲームチェンジャーだ」(SCREENRANT)、「とにかくすばらしい」(FOX-TV)と批評家たちが次々と絶賛の声をあげている。こりゃ、ヤバない?


<新DC始動>DCユニバースがここから拡大! 結末に仕掛けられたサプライズは見逃し厳禁
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ドウェイン・ジョンソンは今年7月にサンディエゴで開催されたコミコンで、「DCユニバースは大きく変わる」と高らかに宣言した。

これはどういう意味だろうか? 実のところ、今作「ブラックアダム」を皮切りに、DC映画のマルチバース(=多元宇宙)化が本格的に幕を開けるというのだ。

この胸アツなプロジェクトは裏を返すと、DC映画未体験者にとって、「ブラックアダム」が最高の入門編になるということでもある(これ重要!)。

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2023年には「シャザム! 神々の怒り」「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」が公開されるだけに、今こそが、無限に広がる可能性を見逃さないための絶好チャンス!

また、先月ニューヨークで開催されたプレミアイベントに出席したジョンソンは「(今作には)サプライズもある」と明言したばかり。サプライズってなに!? もう、“乗っかって”確かめるしかない!


【予告編】この“超重要作”を見逃してはならない――

【体感すべき理由②:キャラ】常識は通用しない…
破壊神ブラックアダム降臨! 世界を救う気ゼロの
アンチヒーローが、ぶっ飛びの面白さ!

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次なる体感すべき理由は、キャラクターの尋常じゃない魅力だ。今作を鑑賞して強く感銘を受けたのは、主人公のブラックアダムはもちろん、相対するJSAも最高にキマっていたこと。彼らを観るだけでも、鑑賞料金のお釣りがくるほどだ。


●見たことないぞ、こんなキャラ! 常識破りでDC史上“最恐”! 殺っちゃう系のアンチヒーローが降臨!
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ブラックアダムはただのヒーローではない。“破壊神”であり、いわばアンチヒーローなのだ。目の前に立ちはだかる邪魔者はすべてワンパンで破壊し、「ヒーローは人を殺さないと思ったか? 俺は殺(や)る」と宣言する姿は圧巻の一言。そんなもんで、平和になんて興味なし。世界を救う気は1ミリも持ち合わせていない。

また、部屋の入り方がクセしかない。ドアを開けたり閉めたりせず、ただぶっ壊す(!)のだ。毎回ぶっ壊して入室するので「おまえの生きてた5000年前はドア存在しなかったんか?」とツッコまれたり、今作は不意に観客を笑わせようとしてくる。

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そして、一見すると超自己チューでやりたい放題に見えるブラックアダムだが、そのエネルギーの原動力はズバリ“怒り”。実は5000年前、最愛の息子を殺されてしまうという悲劇に見舞われていたのだ。ブラックアダムの規格外のパワーはその息子が犠牲になって、得たものだった――。

そんな彼が現代に復活し、出会ったのがDCヒーロー大好き少年のアモン。まるで疑似父子のような2人のやり取りは、感動的なシークエンスをいくつも形作る――次第にブラックアダムが大好きで仕方なくなってくるので、要注意!


●“最強の正統派ヒーロー軍団”もイイ! “暴君ヒーロー”との予測不能・超絶バトルを食らえ!
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暴君ブラックアダムの登場を、世界の危機・人類の脅威と捉える者もいる。立ちはだかるのが、スーパーヒーローが集結したチーム、その名もJSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)だ。このチームがむちゃくちゃ魅力的だった。


【特別映像】“キャラ立ちまくり”のJSA!

メンバーはいかなる悪も許さない空飛ぶリーダーのホークマン、JSA創設メンバーで未来が見える魔術師のドクター・フェイト、自分の分子構造を変化させ巨大化するルーキーのアトム・スマッシャー、そして邪悪な科学者の実験によって嵐を操る能力を手にした19歳の新人ヒーロー・サイクロンの4人。皆それぞれに“キャラ立ちまくり”の個性派揃いだ。

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というわけで、今作の大きな見せ場となるのが最恐アンチヒーロー・ブラックアダム VS 最強ヒーロー軍団・JSA。

そもそも思想・理想なんてお構いなしで大暴れするブラックアダムは、いわゆるヴィラン(悪役)ではない。なので、最初は正義を振りかざすJSAのメンバーも、戦いを重ねるうちに「あれ? なんか思ってたような悪いやつじゃなくね?」と困惑しきりだ。さらにブラックアダムを英雄視する一般市民からは「JSA、余計なことすんな!」とバッシングを浴びる羽目に……。

そうして、ブラックアダムとJSAの“普通じゃない対立”が、“予測不能の展開”を私たちに魅せてくれる。彼らがわちゃわちゃしている間に、満を持して“真の敵”が登場してさらに大変なことになるのだが……。


【体感すべき理由③:爽快感と感動と】死ぬほど痛快!
バキバキに派手&笑える&泣ける体験したら、
脳が焼き切れちゃった件

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最後の理由は、実際に観て感じた“爽快感”だ。迫力に満ちた映像体験は、絶対に映画館で体感してほしい……その体験談を以下に記し、特集を締めくくろう。


●オープニングからフルスロットル! 怒涛の“バトルシーン”がすさまじい密度で最高だった!
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爽快にして痛快! 「ブラックアダム」は、そんな言葉がふさわしいアクション超大作に仕上がっている。“破壊神”爆誕に隠された伝説をひも解く壮大かつ幻想的なオープニングから、一気に作品の世界観に飲み込まれる……吸引力がすごすぎた。

で、冒頭から勢いはフルスロットル。「ザ・ローリング・ストーンズ」の名曲“Paint It Black”に乗せて、ブラックアダムは5000年の眠りから目覚めるなり、秒で大暴れ。大勢の武装した男たちを瞬殺していくのだが、それがもう、普通のヒーロー映画ならクライマックスに持ってきてもおかしくない密度と物量だった。まだ、映画始まったばかりだよ?

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そんなテンションが全編続く。物語が中盤戦に突入してもなお、ブラックアダムが強烈なパンチを見舞い、雷で敵を破滅させ続ける。そこへJSAが乱入してきて、空と陸で「うおおドクター・フェイトの幻術かっけえええ、サイクロンの七色の竜巻すげえええ」などと雄叫びを上げたくなるバトルを繰り広げる。これは3秒ごとに拳を突き上げざるを得ない。

という感じで、ド派手なバトルが本編尺124分の90%ほどを占めているのだ。あまりに爽快で痛快すぎる映像に、脳のどこかが「パーン」と弾ける音が聞こえ、胸の奥からワクワクがこんこんと湧き出てきて、あっという間にエンドクレジット。この映画、完全勝利です!


●むちゃくちゃ笑えるシーン、泣ける名場面も大量! DC映画の新たな魅力満載の渾身作だった!
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主人公ブラックアダムとJSAの面々による、コミカルな場面も極めて印象的だった。ブラックアダムは「邪魔するやつは全員ぶっこ○す」みたいなノリで敵も(味方も)破壊しまくるし、そんな彼にJSAの面々が戦ったり、止めたり、対話したり、なだめたり、結局また戦ったり……そんなドタバタな姿がとにかく笑えるのだ。皮肉の効いた会話劇もあり、いろんな手法で観る者の心をくすぐるから楽しみが尽きなかった。

そして、上述の“真の敵”の存在が気になる読者は少なくないだろう。実はJSAとの絡みだけじゃないから、「ブラックアダム」はすごいのだ。ネタバレを避けるため詳述できないが、真の敵の出現を境に、「世界に必要なのは善か、悪か?」などの本質的なテーマを深掘りしていくので油断ならない。

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バトルとコメディとヒューマンドラマの波状攻撃。当然、興奮と笑いと感動が三位一体で押し寄せてきて、筆者の脳は楽しすぎて焼き切れていたと思う。

クライマックスには涙を流してしまい(ガチです)、「まさか泣くとは」と信じられない思いながら目元を拭い、画面を食い入るように見つめていた。ブラックアダムも最高なんだけど、ホークマン(オルディス・ホッジ)とドクター・フェイト(ピアース・ブロスナン)も究極に良くってさ……。

「DC映画を変える」にふさわしい、新鮮な魅力にあふれる記念碑的作品「ブラックアダム」。全世界で大ヒットを記録しているのも納得だ。この記事を読むあなたにも、今すぐに体感してもらいたい一作である。

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