日台合作ホラー「ザ・カース」、台湾の恐怖の象徴“赤い服の女”を捉えた衝撃のティザービジュアル3種&特報公開
2025年10月10日 10:00

「悪魔がはらわたでいけにえで私」「ザ・ゲスイドウズ」の宇賀那健一監督が台湾ホラー「呪詛」のチームとタッグを組んだ、日台合作ホラー「ザ・カース」の3種のティザービジュアルと特報映像、場面写真が披露された。
本作は、SNSを介して日本と台湾の間で古色蒼然とした“紙人形の呪い”が拡散するという、デジタルとアナログの垣根を飛び越える斬新かつクラシカルなトラウマ系ホラー。世界中からキラキラした日常のひとコマが投稿されるInstagramに映り込んでいた、不気味な“赤い服の女”と誰かを呪うメッセージ。“それ”に気づいてしまったが最後、眼の前に「赤い服の女」が現れ、狂気の淵に追い詰められて怪死を遂げていく。大切な友人たちを喪った璃子は、自らも呪いを受けながらも、この“呪い”の発生地と思われる台湾に飛び込み、紙人形で人を呪う何者かに近づいていく。しかしその先には想像を絶する“闇”が待ち受けていた……。

今年9月にアメリカ、テキサス州オースティンで開催された映画祭「ファンタスティック・フェスト」でワールドプレミア上映され、ホラー部門スペシャルメンション(特別表彰)「Best Kill」を受賞。カナダのモントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭、スペインのサン・セバスチャンホラー&ファンタジー映画祭への正式出品も決定し、ファンタスティック系の映画祭への出品が続いている。

ティザービジュアルは、台湾の恐怖の象徴となっている“赤い服の女”が、寝ながら携帯を見ている女性の背後から覗き込んでいる姿や、真夜中に誰もいない商店街に立ち尽くす姿、そして長い舌を出し、こちらを睨みつける顔を大写しで捉えた3種。
特報は、“何者か”に追われ、悲鳴を上げながら夜道を必死に走って逃げる女性の姿から始まる。続いて、部屋の中で何か嫌な気配を感じた主人公の璃子と、意味深な表情で血の付いたカーテンを開ける璃子の元カレ、家豪(チャーホウ)の姿が。さらに寂れた海岸を歩く少年と変わり果てた女性の変死体、スマホの画面に映る呪いの紙人形、台湾の寺院での謎の儀式などの場面が続き、最後は自ら何度も頭を壁に撃ち続ける男の姿を映し出した衝撃の映像となっている。

「ザ・カース」は、2026年1月全国ロードショー。
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