コラム：『スター・ウォーズ』まとめ - 第18回

　今月は新たなビッグニュースはないが、ストーリーの噂と流出画像が続々。まず、「エピソード7」の悪役はインクイジターだという噂が浮上。そのコンセプトアートだという画像もアップされた。この単語は、英語で「尋問者」「宗教裁判官」という意味だが、これまでの「スター・ウォーズ」世界では、帝国軍秘密組織のダークフォースの達人たちの呼称。ちなみにこの秋全米放送開始の新アニメ「スター・ウォーズ　反乱者達」のメイン悪役の呼称もインクイジター。彼はシスではなく、ダース・ベイダーに命じられ、ジェダイを皆殺しにしようとする。このストーリーが「エピソード7」に関係してくるのかも、気になるところ。

　噂では、この名のキャラが「エピソード7」に登場、しかも半分サイボーグで、TwitterでJ・J・エイブラムスが書いたキャンペーン感謝コメントを持っている機械製の腕は、このキャラの腕だというのだが、さて？

　とりいそぎ、今月のストーリーの噂をまとめると、デイジー・リドリーとジョン・ボヤーガ演じるキャラが砂漠で見つけたライトセーバーの持ち主を探す中で、ハン・ソロとチューバッカに遭遇。ライトセーバーがルークのものであることを知り、ルークを探す旅に出ることになる。しかし、ミレニアム・ファルコンはオスカー・アイザック演じるキャラが持っており、ルークも何者かに幽閉されていた（ルーク役のマーク・ハミルが髭をのばしているのはそのため）。一方、インクイジターたちがジェダイの残党を抹殺しようとしていて、その経緯は回想シーンで描かれる。しかし、真偽のほどはまったく不明。今後もいろんな噂が出回りそうだ。