コラム:LiLiCoのHappy eiga ダイニング - 第14回
2011年8月18日更新
第14回:芦田愛菜を爆笑させた、松山ケンイチ&LiLiCoの秘密とは
対談ゲスト:「うさぎドロップ」松山ケンイチ&芦田愛菜
TBS「王様のブランチ」の映画コメンテーターとして人気のLiLiCoが、旬の俳優・女優から映画に対する思い、プライベートな素顔に至るまでを多角的に展開する対談連載「LiLiCoのhappy eiga ダイニング」。第14回のゲストは、「うさぎドロップ」に主演の松山ケンイチと芦田愛菜。宇仁田ゆみの人気漫画をSABU監督が映画化した同作で、育児に奔走する役どころに臨んだ松山と、等身大の保育園児を自然体に演じきった芦田に、LiLiCoが迫った。
恋人のいない青年ダイキチが、亡き祖父の隠し子である6歳の少女・りんを引き取り、働きがいのあった会社の部署の異動を願い出るなど、不器用ながらも必死に“イクメン”として子育てと向き合い、奮闘する姿を描く。同名タイトルの原作漫画は、累計発行部数160万部を突破。ふたりのほか、香里奈、佐藤瑠生亮、桐谷美玲、綾野剛、木村了、池脇千鶴、風吹ジュン、中村梅雀らが出演している。
芦田愛菜(以下、芦田):(松山をまじまじと見つめながら)なんかヒゲが短くなった気がします。つながっていたもん。
松山ケンイチ(以下、松山):そうだね。そっちゃったからね。髪も伸びたけど、リリコさんの長さまではいかないですよ。時代劇(NHK大河ドラマ「平清盛」)をやるんですよ。
LiLiCo(以下、リリコ):自分の毛でやるんですね。格好いいよね。
芦田:肩くらいまであるの?
松山:どうだろう。愛菜ちゃんも伸びたねえ。
リリコ:身長も髪の毛も伸びたよね。
松山:今は109センチ?
芦田:この前はかったら、110センチになったの。
松山:早いねえ。この前、会ったばかりなのにね。1カ月で1センチ伸びちゃった。このまま1年伸び続けたら365センチ! いや、12センチか(笑)。
リリコ:怖いよ(笑)。
芦田:きゃはははは。
リリコ:それにしても、今回も本当に天才でしたね。
松山:いやいや、天才は愛菜ちゃんですよ。
芦田:あはははは。
リリコ:ふたりとも天才よねえ? 今回、愛菜ちゃんを抱きながら走ったり、結構ハードな育児だったと思うんですが、どうでした?
松山:いやあ、でも愛菜ちゃんがいい子だったので楽しかったですよ。他の子だったら憎たらしくてダメだったかもしれませんね(笑)。
芦田:(香里奈の息子役だった)瑠生亮くんは?
松山:瑠生亮も良かったよ。いい子だった。でもずっと「引っ張って、引っ張って」と言って、ずっと僕の腕にぶら下がっていたんですよ。一緒に走っているのに手を持って「空中を走らせてくれ」って(笑)。そんな風にいつも皆で楽しんだ現場でしたね。
芦田:あとは、足を持ってもらって、逆さまにしてブラブラブラ~って。(思い出して)ふふふふふ。
リリコ:楽しかった?
芦田:はい! ぼよーんってなっちゃいました。
松山:何回もやったもんね。
リリコ:愛菜ちゃんは、松山さんに抱っこしてもらったのを覚えている?
芦田:身長が高いので、景色が良かったです。あと、足が速くてビックリしちゃいました。
松山:ジェットコースターみたいだったでしょう? 坂道だったし。
芦田:きゃー、みたいな感じでした。
リリコ:怖くなかったんだ。
芦田:うーん、どうだろう。
リリコ&松山:(爆笑)。言いにくいけど、ちょっと怖かった??
芦田:怖いというか、楽しかったです。ハラハラドキドキ感が楽しかったです。
リリコ:一番楽しかったのはどのシーン?
芦田:お遊戯会のシーンです。皆でかわいいお衣装を着たり、かわいいダンスを踊ったり、みんなで練習したのが楽しかったです。
リリコ:いいわねえ~~。松山くんも香里奈さんとの踊り、格好いい!
松山:あれはね、今回大変でしたよ。
芦田:上手でした!
松山:踊りなんて、やったことないんだよ。しかもすごくかっちりした踊りじゃん。すごく訓練したんです。
芦田:どのくらいですか?
松山:1カ月くらいやっていたんじゃないですかね。
リリコ:でも、すごく素敵だったわよ?
松山:いや、それはね、監督にいいところを編集してもらったんですよ。ただ、吹き替えなしでしたからね。もみあげを伸ばして、アントニオ・バンデラスだと思って踊っていましたよ。
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