コラム:韓国の人がぶっちゃける、made in KOREA - 第1回
2011年1月26日更新
韓国女性が指南 ひと味違った「成均館スキャンダル」の楽しみ方
はじめまして。がっちゃんです。記念すべき第1回は自己紹介をするのが筋なのでしょうが、私の人生、全て語ってもせいぜい2行という切ないことになると思うので、哀れな私のために適当に空気を読んでやってください。
知らない間柄ともなると、天気やら気温の話題がいちばんですよね。いやぁ、こちらは寒いのなんの。私は一応、韓国在住の韓国人なワケですが、韓国は今、猛烈な寒さです。皆さまがお住まいの日本も、さぞかし寒いことでしょう。そして、きっとこの寒い時期には「イイ男紹介してあげるわよ」的な話が、女性の間で行き交うことでしょうね。独り身の私にも、同じように話を持ちかけてくれる親切なお友だちがいます。そして当然、私は二つ返事で答えるワケです。「イイ男にはもっとイイ男を紹介してあげろ」とね。
この時点で、私の文章を初めてご覧になる方は「きょとん」とされたでしょうし、私のブログを読んでいただいている方々は「また例の悪趣味が始まったか」と思われたことでしょう。いや、甘い(まぁ悪趣味は認めますが)。私は非常に現実的な、いまどきのトレンドを説いているだけなのです。
もちろん、私のような者はイイ男だなんて欲をはらずに、暴力を振るわない、そこそこ優しくて、せいぜい浮気も出来ないくらいのレベルの男と出会うのがいちばん幸せではあるのです。でも今はそんなことが語りたいのではありません。「イイ男は、イイ男とめぐりあうべき」。これが言いたいだけなのです。
2010年の年末に開かれた「KBS演技大賞」。韓国では昔から続いてきた、権威ある公共放送の授賞式ですが、この放送で話題になった例の受賞こそが、いまどきのトレンドを的確に表していると言っていいでしょう。さて皆さん、2010年のKBS授賞式でいちばん話題になった賞は、一体何だったでしょうか。大賞に輝いた、チャン・ヒョク? 新人賞をとった、パク・ユチョン? それは当然、「ベストカップル賞」をとった、ソン・ジュンギ(♂)とユ・アイン(♂)でしょう!
>>次のページでは、ベストカップル賞について紹介します。