全米映画ランキング : 2013年10月18日~2013年10月20日

全米映画ランキング:2013年10月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2013年10月18日~2013年10月20日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ゼロ・グラビティ

Gravity
「ゼロ・グラビティ」

Waner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 31,030,000 170,566,000
2 2 キャプテン・フィリップス

Captain Phillips
「キャプテン・フィリップス」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 17,300,000 53,300,000
3 キャリー

Carrie
「キャリー」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 17,000,000 17,000,000
4 3 くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密 4 10,100,000 93,137,000
5 大脱出

Escape Plan
「大脱出」

Summit Entertainment
(ギャガ)

1 9,800,000 9,800,000
6 6 プリズナーズ

Prisoners
「プリズナーズ」

Warner Bros.
(ポニーキャニオン、松竹)

5 2,065,000 57,259,000
7 11 おとなの恋には嘘がある

Enough Said
「おとなの恋には嘘がある」

Fox Searchlight
(20世紀フォックス映画)

5 1,800,000 10,787,400
8 フィフス・エステート 世界から狙われた男 1 1,714,000 1,714,000
9 5 ランナーランナー

Runner Runner
「ランナーランナー」

20th Century Fox
(プレシディオ)

3 1,625,000 17,536,300
10 7 インシディアス 第2章

Insidious: Chapter 2
「インシディアス 第2章」

FilmDistrict
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

6 1,533,000 80,923,241

「ゼロ・グラビティ」V3。リメイク版「キャリー」は3位、「大脱出」は5位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、3本の新作がランクインしたが、サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー主演のSFスリラー「ゼロ・グラビティ」が3週目も好調を維持し、興収約3100万ドルでV3を果たした。

同作の17日間の累計興収は約1億7000万ドル。10月中には2億ドルを超える見込みで、アカデミー賞の結果如何にかかわらず、3億ドルに達する可能性も出てきた。

2位も前週と変わらず、トム・ハンクス主演の実録スリラー「キャプテン・フィリップス」。10日間の累計興収は約5300万ドル。グロス(最終興収)は1億ドルあたりか。

初登場で3位にランクインしたのは、スティーブン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督の同名クラシックホラーをクロエ・モレッツ、ジュリアン・ムーア主演でリメイクした「キャリー」。今年のハロウィーン合わせのホラーは同作だけだったが、オープニング興収約1700万ドルと業界の期待を下回るスタートとなってしまった。監督は「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース。

そして、5位に初登場となったのは、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー競演の脱獄アクション「大脱出」。往年の2大アクションスターの競演作だったが、オープニング興収約980万ドルと寂しいスタート。やはり共演する時期を見誤ってしまった感が否めない。共演にジム・カビーゼル、サム・ニール、ビンセント・ドノフリオ、ビニー・ジョーンズ、カーティス・“50セント”・ジャクソン。監督は「シャンハイ」「すべてはその朝始まった」のミカエル・ハフストローム。ちなみにスタローンは、このクリスマスにロバート・デ・ニーロと競演(ともに老ボクサー役)するコメディ「Grudge Match」も控えている。

タイムリーな題材ながら、オープニング興収約170万ドルで8位デビューとなってしまったのは、ベネディクト・カンバーバッチがウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジに扮した実録サスペンス「The Fifth Estate」。脚本をめぐって、アサンジ側と製作側が揉めて、ウィキリークスが脚本を流出するなど話題にはなったが、ふたを開けてみればレビューも興行もパッとしないスタートとなってしまった。監督は「ドリームガールズ」のビル・コンドン。共演にダニエル・ブリュール、デビッド・シューリス。

その他圏外に、今年のトロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞したスティーブ・マックイーン監督の歴史ドラマ「12 Years A Slave」(キュエテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ブラッド・ピット出演)と、ロバート・レッドフォード主演の海洋遭難ドラマ「All is Lost」が登場。前者はオスカー作品賞の本命のひとつ、後者はレッドフォードの主演男優賞ノミネートが確実といわれている批評家大絶賛の作品で、来年3月のアカデミー賞授賞式まで息の長い興行になりそうだ。

今週末は、「ノーカントリー」「ザ・ロード」の原作者コーマック・マッカーシーが書き下ろしたオリジナル脚本を、巨匠リドリー・スコットが映画化したサスペンス「悪の法則」(マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム出演)に、ジョニー・ノックスビルが86歳の老人に扮し、孫とアメリカを横断するコメディ「Bad Grandpa」が公開となる。

2013年10月22日更新 藤井竜太朗

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