国内映画ランキング : 2002年10月26日~2002年10月27日

映画ランキング : 2002年10月29日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年10月26日~2002年10月27日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

トリプルX

配給:東宝東和

日劇3ほか東宝系 1
2 2

ロード・トゥ・パーディション

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 4
3 3

Dolls(ドールズ)

配給:松竹/オフィス北野

丸の内ピカデリー2ほか松竹系 3
4 1

9デイズ

配給:ブエナビスタ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
5 4

サイン

配給:ブエナビスタ

日比谷スカラ座1ほか東宝系 6
6 5

OUT

配給:フォックス

丸の内プラゼールほか松竹系 2
7 6

凶気の桜

配給:東映

丸の内シャンゼリゼほか東映系 2
8 7

阿弥陀堂だより

配給:東宝/アスミック

みゆき座ほか東宝系 4
9 8

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

配給:ワーナー

渋谷東急ほか松竹・東急系 3
10 9

明日があるさTHE MOVIE

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「トリプルX」首位デビューも、話題はトム&スピルバーグ?

土曜日に開幕した日本シリーズは、あっけないほど簡単に巨人が連勝したわけだが、国内ランキングの方はというと、先週の首位「9デイズ」が一気に転落し、初登場の「トリプルX」が首位をもぎ取った。とは言え、この週末はやはり東京国際映画祭に現れたトム・クルーズ&スピルバーグの話題が一番大きかったのは間違いない。ところで、ランキング情報の提供元である興行通信社の通達により、今回からランキングの集計対象が、東京都内5地区から全国9都市(東京・横浜・川崎・大阪・京都・神戸・名古屋・福岡・札幌)に変更になった。「東京中心部における稼働率の高さ」という相対的な評価から、「全国9都市の上映劇場における総動員数」という、これまでよりは多少絶対的な評価に変わることになる。ちなみに上の表は新しい9都市集計での順位だが、今回併せて編集部に届いた、先週までと同じ東京5地区の順位を紹介すると、1位「トリプルX」、2位「ロード・トゥ・パーディション」、3位「Dolls」、4位「凶気の桜」、5位「9デイズ」、6位「サイン」、7位「OUT」、8位「スズメバチ」、9位「阿弥陀堂だより」、10位「明日があるさ」。微妙な違いがお判りいただけるだろうか? 基本的には、公開館数の多い映画が有利になる。もちろん、それで当たり前なのだが。

2002年10月29日更新 駒井尚文

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